3GPP 5Gの車通信 Application layer support for V2X services その1 概要編
こんにちは、かねがえ(電話屋さん)です。電話のコンフォートゾーンからからはみ出るために、電話の周辺の3GPPに関する技術を勉強しています。
今回は3GPP Rel 16の「V2XAPP:Application layer support for V2X services」意訳すると車向けの通信(自動運転等)について調べてみました。
今回の記事は、下記のRel 16の色々な機能をまえて、各機能の詳細版です。全体像が知りたい方は下記を参照ください。
1. 概要
1.1. やりたいことと実現するシステム
LTE or 5Gの通信事業者網と無線を使って、①自動運転 ②隊列走行 ③生データ送信 ④遠隔操作などを実現する。
Vehicle to Everything (V2X) 、V2V、V2歩行者、V2アプリ等、車と何かが通信した情報を踏まえて、車を制御します。
1.2. 使っているプロトコル
関連する仕様書が多かったので、次回にまとめます。
1.3. 仕様書相関図
Stage 1の仕様書は、どちらも20ページぐらいでした。
Stage 2, 3の仕様書は数がたくさんあるので、骨が折れそうです。
3. その他
ITS情報通信システム推進会議という、自動車メーカー+省庁が連携している会議があるようで、そちらの報告書で詳しく書かれているようです。3GPP以外も全体像が知りたい方はお勧めです。
https://itsforum.gr.jp/Public/J7Database/p66/Cellular_system_202101.pdf
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