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どうして中井健介(FC NAKAI)は大事な試合で点を決められるのか? 点を決める3つの手法 〜目指せ!Fの頂〜
こんにちは!菊池です。
今日は目指せ!Fの頂兼FC NAKAIの発起人中井健介選手について、1年強の間より近くでたくさんコミュニケーションをとってきた選手の目線でお伝えしようと思います。
中井さんと言えば、ボレーシュートが代名詞になるくらい異常なまでもの決定力を放ってきましたね。
どうして中井健介はあの「負けたら終わり」の全日本選手権というとてつもないプレッシャーがかかる試合で、幾度となくボレーシュートを決めることができていたのか。また、ボレーでなくとも、点をとることができたのか。
これもFC NAKAI発足当時の初期時代から一緒にやり、ほぼ毎日顔を合わせ、LINEなどでも数多くやりとりをしていた自分の視点からまとめてみましたのでぜひ!
目次
1 パフォーマンスを高める3つの方法
1.1 意識と無意識
1.2 素直にとりいれる
1.3 イメージトレーニング
2 まとめ
1 パフォーマンスを高める3つの方法
私が中井さんとより多く対話を繰り返してきた中で、印象に残っているパフォーマンスを高める3つの方法です。
これは、自分が考えられることは一通り実践してみた後で、中井さんにアドバイスをいただけた瞬間のことです。
なので、もちろんアドバイスを受けたタイミングも良かったということを前提に読んでいただければと思います。
1.1 意識と無意識
これを聞いた時は、Bの頂でビーチフラッグやビーチサッカーをやり終えた、バーベキューの時の話です。
要点をまとめると、
「意識下に置いておくプレーと無意識下に置いておくプレーのバランスを保つ」
ということでした。
試合前に、「これをやろう!」「ここだけは今日気をつけるぞ。」と意識して行うプレーがありますよね?
それが意識下に置いておくプレーです。
対照的に、日常的にできていることは意識しなくてもできるプレーがありますよね?「体が勝手に動く」や「体が覚えている」など表現することが多いそれです。
これは無意識でできるプレーですよね。
でも、ここが深かったのですが、無意識でできるプレーとはちょっと違くて、
無意識下に置いておくプレーの定義はこれだけやってきたのだから何も考えなくてもできているだろう!と意識的に無意識に落とし込むプレーということでした。
ちょっと混乱しますね。笑
無意識なのに意識的にという一見矛盾が生じるのですが、新しいプレーを取り込もうとする時、どうしても意識しなければならないので、今までやってきたプレーにおいては自分を信じてあえて何も考えないということでした。
あれもこれも意識して行うと結局その試合で何がしたかったのかよくわからなくなることが往々にあると思います。
ちょっと気になるんだけど、そのプレーは散々やってきたしその場の状況でできる!と自分を信じ考えない。
そのバランスを保つと良くなっていくよ。という話を聞いて、最初はよくわからなかった部分もあったのですが、
段々そういうことか!という気づきを得られて、プレーの向上に繋がったと思いっています。
意識しすぎるのも良くないし、無意識すぎるのも良くない。
その自分自身の絶妙なバランスを保つ。
自分にはなかった考え方だったので、新鮮でした。
1.2 素直にとりいれる
これは中井さんを見ていて感じたことですね。
中井さんはFリーグでも、このFC NAKAIでもスーパーなプレーをし続けて、チームを勝利に導いてきました。
その中井さんが東京のトレーニングセンターであるテコセンターでのトレーニングを見たときに、分かったような気がしました。
めちゃくちゃ愚直に取り組んでいるんですね。また、トレーナーさんとコミュニケーションたくさんとって、そのトレーニングを腹落ちするまで、納得するまでやり続ける。
質の高いトレーニングを垣間見ることができました。
またそこにはたくさんのアスリートもいて、信頼できる場所・信頼できるスタッフだから素直にとりいれることができているのもありますが、自分の体に対してめちゃくちゃストイックでした。
自分の考えは一旦置いておいて、まずやってみる、まず素直に100%実践するということが中井さんのパフォーマンスを高めているのだと思います。
これは自分にも当てはまり、自分は競技フットサルを全くやってこなかったので、競技でやってきた方のことはまずひたすら実践してみました。
確実に成長スピードは上がるし、自分よりも経験している方やできている方のことは聞きますよね。
以前書いたことから引っ張ってくると、信頼できる人がそばにいることは莫大なパワーを発揮すると思っていますので、素直さは大事だと感じました。
1.3 イメージトレーニング
これはもうスポーツ界では当たり前のようになっているかと思いますが、実際やれている人って意外と少ないのではないでしょうか?
現に自分も7月の関東一部チームとの3連戦あたりまであまり意識してできていなかったと思っています。
より伸び悩んだときに効果的だったのはイメージトレーニングでした。
番組上のこともありますが、恵まれていることに自分たちは毎回の試合を翌日・あるいは当日の夜には見ることができました。(本当にさとかず感謝【動画担当】)
この利点を生かさない手はないですよね。
中井さんもTwitterで言っていましたが、自分のプレーを最低3回は見て改善点を探しています。
中井さんで最低3回やってるならうちら(F選手でない組)は単純にもっとやらなければ到達しないですよね。
もちろんこの方法だけが全てではないですが、間違いなく自分のプレー映像を見ることができるということは気づきが多く、プレーの改善により良い影響を与えるものだと感じてます。
現に自分も自分の良くないプレーはなかなかみてこなかった。(むしろ自分のプレーを見ることを避けて生きてきた。何か気持ち悪く残念な気分になったりするから)
良いプレーは見れるんですけど、良くないプレーがあった時にいかに自分と向き合えるかが大事であるなと感じました。
そして、シーン別でのプレーの整理を動画によって明確につけることができ、この状況だったらこうだよね。というプレーを映像として焼き付けることができたのは大きかったです。
中井さんはこういう細かい改善を何回も自分で行なっているから大事な試合でも点が決められるんだなと思います。
まとめ
今回は中井さんの高いパフォーマンス発揮方法を自分が経験した観点から分析してみました!
なぜあれだけプレッシャーがかかった試合でハイパフォーマンスを発揮し、大事な試合でボレーシュートを決めたり、点を決めることができたのか。その答えの中心となる3つの方法だと思っています。
もちろんこれだけではないですし、普通に上手いからと言われればそれまでなんですが、自分が1年強の間ほぼ毎日コミュニケーションをとって、近くで中井さんを見て感じたことと自分が取り入れた3つの方法を紹介しました!
スーパープレイヤー中井さんの裏側を少し公開させていただきました!
ではまた!