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なんで◯◯◯はこんなに教えることができるの? 〜目指せ!Fの頂〜
これは今日の朝の話です。
昨日たまたま(石関)さとしさんから今日の朝トレーニングやらない?と声をかけていただき、トレーニングした(体なまらせてはもったいないんで)わけなんですが、この人はやっぱりすごいんですね。
「何が?」というと、GK指導までできるという事実。
自分がスローのトレーニングをしていた時にアドバイスをしていただけるんですね。
今までもそうだったんですが、改めて考えるとすごくね?
っていう話です。
なので、今日はそこを掘り下げていきたいと思います!
1 膨大なデータの分析
さとしさんとよく一緒にいたからわかるんですけど、本当に頭良いんですよね。
何がというと、分析力が半端ないということです。
FC NAKAIの時もビデオミーティングをよくやっていただきましたが、切り取る場面・切り取った場面の言語化力・そしてどうやったらそれができるようになるのか?
徹底的に自分のチームも相手のチームも分析していました。
これは聞くところによると、F2でリーグ優勝を果たし、最優秀選手にも選ばれ、F1へ長野を押し上げた時にも行なっていたとのこと。
なので、フットサルの試合で勝つためにはどうすればいい?や、戦術の話や良いプレー、体の構造上こういう方が良くない?と分析することに慣れているのだなと。
なんでこれだけ説得力ある指導ができるのか納得しました。
長年やってきて良いプレー、良くないプレー(もっとよくできるプレー)の膨大なデータを分析し、経験という資産に自然と認識できるレベルまで持っていき、瞬時に判断できるのだなと感じました。
だからポジションなど関係せず、どうなったらより良いか?という結果から逆算して、だったらこうやる方が良いよね?
という風に言ってくれるんで、納得までが早い。
もちろん信頼のスピードがあるからというのもありますが、それを築いていくのはその人の持っている力です。
これは自分が何か指導していく際には転用できることだなと感じます。
ただそのためにその分野での圧倒的な量をやる必要があると思っているので、もっともっとやっていきます。
2 無駄をなくすこと
さとしさんを見てて思うのは本当に無駄がない。
プレーを構成する要素である体の動かし方においては本当にシンプルに考えています。
そして無意識に発生している無駄ポイントに気付く力に長けています。
今日はスローの練習をしていましたが、その時に投げるまでの動作で無駄なステップを踏んでることを見つけていただきました。
でも、ここでのポイントは自分にとってはそのステップって無駄じゃなかったんですよ。なぜならそのステップを踏むから投げやすくなっていたのであって。
だからこそ無意識にそのステップ踏んでるですよね。自分にとっては投げやすく心地よいステップだったわけです。
でも、対話していると確かに無駄だということがわかっていくですよ。
そのステップが入るから0.3秒くらい投げるまでにかかる。
その0.3秒で相手は投げる!と発覚する時間に余裕ができる。
そうなると、投げる!とわかっててディフェンスするのは楽ですよね。
でもそれを悟らせないようにそのステップを省く。
そこで初めて自分はそのステップが無駄だと発覚するわけです。
そしてそれを改善しようと意識をしていくわけですね。
やっぱりこの無駄に気付けるというのは今までの経験則というのは大きいでしょうし、そっちのが相手に投げるまでの動作悟られなくてよくない?
ってなったら「確かに!」と思うわけですよ。
そこからひたすら無駄を省く練習。
※補足談ですが、ステップ以外にも投げるモーションにも少し無駄がありました。 ※あともちろん細かいことはGKやったことがある人のが知ってるから教わって!というのは前提の話です。
ここでのポイントは無駄を省くことは意識しないとできないということ。
そしてそれは自分にとっては大体が心地よいものだったりするので、人にみてもらって気づく。
あるいは、映像をみて気づく。
どちらにせよ客観視ということが必要であり、到達すべきゴールを知るということが必要です。
確実にプレイヤーとしても指導するにしても大切なポイントだなぁと感じました。
まとめ
なぜ自分のやったことがないことでもさとしさんは教えることができるのか。今日はその謎に迫ることができました。
分析力と無駄をなくすこと
今まで見てきたこと、自分がやってくれて良かったプレー、自分だったらやって欲しいプレーなどそういうところを総合して、自らの経験則となっていて、膨大なそれらのデータを日々分析しているところ。
無駄をなくすことはシンプルを求めた先に無駄がないものとなることがわかり、それは説得力が圧倒的に増すことがわかりました。
これはどの分野でも転用できそうです。
自分も日々無駄をなくすことを意識し、それからスピードを増すために筋力増強なのかテクニックなのか思考なのかを考えて取り組めばもっと高みにいけるのではないかと思います。
今日は朝の出来事から日常への転用ができると思い、お伝えしました。
ではまた!