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Fの頂を通じて感じたフットサルの魅力 【FC NAKAI】 〜目指せ!Fの頂〜
こんにちは!菊池です。
今日は今まで競技フットサルを知らなかった自分がFの頂を通じて感じたフットサルの魅力を感じたのでお伝えしたいと思います。
1 プレー内に起こる3つの魅力の要素
フットサルを1年経験させていただき、最初のころには感じていなかったことで下が、やり続けていくにつれてフットサルそのもの自体が楽しく、好きになっていました。
サッカーとは全く別物だと感じましたし、サッカーにも生きる部分はたくさんあると感じた魅力についてお伝えしたいと思います。
1.1 展開の速さ
なんと言ってもサッカーとは明らかに違うのはコートの大きさも全く違いますので展開の速さは本当に魅力の一つですね。
2秒や3秒で点が入ることもありますし、ボールを奪ってからのカウンターでのスピード感や切り替え時に求められるスピードは本当に気の抜けない瞬間が続きます。
集中力が相当必要だと感じました。
私が初めてFリーグの試合を見たのが2019年2月あたりに行われたペスカドーラ町田 vs Fリーグ選抜の試合でした。(場所 駒沢体育館)
プロジェクトが始動したので、手っ取り早くFリーグの情報を得るには試合を見にいけば良いと思っていきました。
中井さんもその試合で出場していました。
GKはイゴール。
GK最優秀選手として選ばれている選手のプレーを一番最初に見られたことは本当に良かったと思っています。
GKからのスローやキックでシュートチャンスに結びつけることがこんなにも多いのかと。
GKとしてもこの展開の速さが魅力だと感じたことでした。
1.2 駆け引きの多さ
そして、多様な駆け引き。
個人同士の駆け引きももちろん、チームやグループでの駆け引きも多いのがフットサル。
GKとしては1対1での駆け引き(相手が交わしてくることを想定して)を止めるのも面白かったですし、3-1での数的不利の状況は駆け引きが発生するので相手選手が何を考えているのか。
洞察力をフルに使って予測し止めた時は楽しかったですね。
そしてそこからカウンターし点が入った時は快感でしたし、まさにピンチはチャンスという展開になることがわかりました。
フィールドプレイヤーで言えば、ワンツーなどは駆け引きのオンパレードですよね。
現在、中井さんやさとしさんが動画解説していますがワンツーでの駆け引きの多さはテクニックいるなと思いました。
--2人の関係での崩し--
— 中井健介/FC NAKAI解散/フットサルドラマ-目指せ!Fの頂- (@kensuke_nakai) January 27, 2020
ワンツー
パスの出し手は、フリーになる事が重要!
その1つの方法として方向転換を上手く使えると効果的です!
今回の動画の場合、相手にワンツーをする事を出来るだけ予測させない工夫として違う方に行くと見せかけてサポートにサポートにいきました!#中井プレー pic.twitter.com/CNz1UIq8ky
【パサーの状況判断〜ワンツー〜】
— 石関聖/目指せ!Fの頂 (@satoshi32futsal) January 26, 2020
ーポイントー
◎受け手の特徴を理解する
◎受け手へのプレス強度を見る(受け手とDFとの距離)
◎サポートに寄るタイミング
◎パスは浮き玉
以上のポイントを意識しながら動画を観ると1回目と2回目の違いやワンツーが上手くいく状況の作り方等が理解し易くなります。 pic.twitter.com/cnSKUro5xR
また、個人で言えばFC NAKAI大感謝祭でもクリニックで行ったさとしさんのプルプッシュなども個人での駆け引きですよね。その一瞬の駆け引きで点が決められるのは魅力のスポーツだなと感じます。
【プレス回避のプルプッシュ】
— 石関聖/目指せ!Fの頂 (@satoshi32futsal) January 22, 2020
ーポイントー
◎DFが食いつく様にDFの追い込みたい方にわざとボールを運ぶ
◎大きな動きをしてDFを食いつかせる
◎相手が被せて来ている方にボールを送り出す
この動画には他にもプレス回避を成功させる為のいろいろな駆け引きが詰まっています。
是非探してみて下さい pic.twitter.com/ZEQnUR0xlq
1.3 サッカーとは明らかに違うセットプレーの攻防
サッカーでもセットプレーは重要ですが、明らかにフットサルのがセットプレーにおいては重要性が高いです。
なせなら圧倒的にセットプレーの数が多い。
そしてこのスペースが少ないコートでスペースを作り出すチームの連動性が必要。
ここにチームの戦術が出るし、練習の成果も出しやすい場所であると考えられます。
幾度となく決めてきた中井さんのボレーはコーナーキックのセットプレー。
わかっていても止められないのは、中井さんの精度ももちろんありますが、そこにブロックや別の選択肢として中井さんをケアしすぎたことによる空きスペース。
セットプレーの展開はフットサルならではの魅力ですね。
2 フットサルというチームスポーツの魅力
フットサルは高い能力の個よりもチームとして機能できるかが大きく勝敗を分けるものだと感じました。(もちろんチームとしての高い機能を果たすための高い能力の個は必要だということもありますが、一旦ここではチームスポーツの方に舵を取ります)
2.1 スタートメンバー以外の重要性
フットサルにおいて、スタートメンバーが大事というよりはベンチメンバーも含めた総合力が本当に大事であると言えます。
サッカーではスタートの11人が良ければどうにかなるじゃないですか。(少なくとも前半45分、後半15分くらいまで)
でもフットサルにおいてはそうもいかない。
いけたとしても確実にパフォーマンスは落ちてしまう。
うちでも1st セットとしてFでやっていた中井さん・さとしさん・ひろきが長時間出ていることによる疲労度は尋常じゃなかったはず。(それでもやってましたが・・)
総合力があれば交代をうまく使いながらチームとして常に高いパフォーマンスを維持できるのは交代が自由なフットサルのルールにおいてこれは魅力なポイントだなと感じます。
僅差の実力差であった場合、サッカーみたいに試合に出れないということはあまりない。
だからこそ育成年代などにはフットサルというスポーツは本当に魅力であるなと感じています。
・ボールへ関わる時間が長い(ボールフィーリングの向上)
・スプリントを数多く走る(俊敏性の強化)
・連携の重要性(グループや組織で攻守をやる意識の醸成)
・集中力の維持(集中力向上)
・全員で勝つ意識が高まる(チーム成熟しやすい、一人一人の役割がはっきりしやすい)など
上記の点からも小学生段階まではフットサルをやり続けたら、サッカーすごく上手くなるんじゃないかと勝手に思ってます。
そのままフットサルも選べるし、サッカーも選べる。
世界のトッププレイヤーでも数多くフットサル上がりの選手もいますよね。
全員の力がより必要になるスポーツだなーと感じました。
2.2 チームの成熟度がものをいう
ということは今まで話してきた通り、チームの成熟度がものを言うと思うんですよね。
これはどのスポーツでもちろんそれは言えるんですが、熱量や取り組む姿勢、戦術理解、セットプレーの理解など色んなことを総合すると、確実にチームの成熟度がものを言うスポーツであるなと。
それぞれの存在が必要であり、それぞれの強みを生かして勝ちにいくことができるこのフットサルという競技に魅力を感じました。
2.3 勝敗に大きく関わるゴレイロというポジション
最後に自分が経験してきたゴレイロというGKのポジションからのフットサルの魅力を伝えようと思います。
フットサルの試合はプレイング20分ハーフ(プレーが切れたら時計を止める)というルールで行われます。
実際の経過時間で計算すると、おおよそ35分〜40分ハーフくらいですね。
この間に気を抜く時間はほぼなく、常に集中状態を維持します。
一番の魅力は勝敗に大きく関わることであるということ。
被シュート数がサッカーより明らかに多かったり、攻撃にもより多く関わることができたりとプレーに関わる時間が長いということもありGKが良ければ本当に失点数を少なくできるし、チャンスを多く生み出すことができチームへの貢献率もより高い。
逆に責任感はとてつもなく伴いますが、それすらも楽しんでいたので自分の人間的成長に大きく繋がっているとも感じます。
主体性や率先力、責任感をめっちゃ向上できるとても良いポジションだと思ってますのでぜひこのポジションに多くの人が経験して欲しいなと思っています!
3 まとめ
私は サッカー上がりのプレイヤーから競技フットサルへ転向し、このFの頂が始まってからも慣れない部分がとても多かったです。
サッカーのGKの感覚でも最初は止められるじゃん!とか思っていたり、最初の頃はその今までの経験での貯金を使ってプレーしてましたけど、レベルが上がるにつれて、別物と考えた方が良いなと感じるようになりました。
もちろん生かせる部分はありましたが、大半はプレーの転向をする必要がありました。
ただ、上記上げてきたフットサルの魅力を感じとても楽しく成長できるスポーツであると感じています!
ではまた!