私のオトモ ”音声コンテンツたち”

音声コンテンツってちょうど良い

音声コンテンツが最近流行りだと思う。

私も多分に漏れず、聞き漁っている。「ながら」が癖になってしまった私にとって、両手と目を塞がない音声コンテンツは、私の生活、仕事のスタイルに見事に合致しているので、本当にちょうど良い。って、みんな言っていることですねw

私は、
通勤で歩いている時
食器を洗っている時
ランニングしている時
さらには、仕事をしている時(主にルーティンで頭を使わない作業時)など

ながら作業が良いのか、悪いのか人それぞれあると思うが、私は今のスタイルが気に入っている。

情報を入れるのは勉強ではなく、キーワード漁り

聞いている音声コンテンツは主に情報系が多い。

常に何かをインプットし続けるということによってインスピレーションが活性化し、自分の中で色々なアイデアが生まれることが多い。

勉強しているというよりも、さまざまな情報の上澄をすくい、検索ワードを作り続けている作業だと思っている。直接の知識や学力になっているとはあまり思わない。
現在こんなことが起きているのかぁとか、こんな視点があるのかぁとか、こんな面白いことがあるんだ!と感心ごとを増やしているような感じで聞いている。こうした感心ごとが点と点となってつながり、やがて良いアイディアとなって構築されていく。自分ごとになるまでには、ちょっと時間がかかっているのかもしれない。
でも、ちょうど良い!

私の気に入っている”音声コンテンツたち”

では、私が気に入っているコンテンツの魅力を紹介していきます!
YouTube はPremiamに入っているので(バックグラウンドで再生できる)、音だけでも十分魅力的なものは入れていますので悪しからず。また、Newspicksなども入れています。

文化系トークラジオ Life (TBS RADIO)

私にとって新しい知識の沼にハマった音声コンテンツ。社会学をメインとしたサブカル文化などにスポットを当てた番組になっている。以前のMCだった「チャーリー」こと鈴木謙介さんの時代はヘビーリスナーで、この番組をきっかけに「マイルドヤンキー」や「里山資本主義」など面白いワードに触れることができた。理系の私が、社会学と出会うきっかけにもなった大切な番組である。

なぜ、現代の社会はこうなっているのだろう?それは、経済活動だけでなく、人間そのもの営みの話で、私が日常的に感じている社会への不満や怒り、さらには感動や共感も、社会によって作られていることなのかもしれない。時代に流されず自分らしさを追求するには、社会の流行りやいつの間にか植え付けられる先入観を自分と切り離して考えられるようにすることが大切だと気付かされた。

一つの事柄について、パネラーの研究者がさまざまな角度から意見を言っているのを聞いていると、社会で起きる物事は決して一方から解釈するものではなく、それぞれの切片で切り取って見ることができるということを知ったのも、このラジオがきっかけだったと思う。

音楽や映画、小説、漫画など好きな人は是非一度拝聴されてはどうだろうか?
RadikoやPodcast、spotifyでも聴けると思います。

ヴォイニッチの科学書

原点となった音楽コンテンツ。仕事柄、科学の内容をいっぱい仕入れていたいと思っていたとき、ちょうど出会ったのがこのヴォイニッチの科学書だった。当時はiPhone4が売れている時で、初めてPodcastに出会った時だったと記憶している。どんなものかと聴いていたが、当時のコンテンツはまだまだ英語のものが多かった。そんな中このヴォイニッチの科学書に出会い、毎週欠かさず聴くようになったのを覚えている。当時はFebeというサイトで有料会員になれたので、音楽コンテンツとともに配信されるPDFファイルも印刷して、バインダーに記録していたなぁ。当時はまだiPadが出ていないか、初代くらいだったので、わざわざ紙に印刷していたのも良い記憶w

内容は、科学的に最新ニュースで、科学界の最先端の発見や、論文に触れながら、高校の物理、化学、生物がわかっていれば、内容はなんとなく理解することができるようになっているくらいの難易度。聞いていてワクワクするような話が多く、これから世界は、こんな技術が溢れるのかぁ、、、なんて想像するには良いコンテンツで、ちょっと理系じゃない人にとっては話を聞いているだけでは、想像つかない内容もあるかもしれないけど、科学入門としてはちょうど良いのかもしれない。

聞いた内容を、知り合いの理系大卒くらいの人に解説して貰えば、ちょうど良いかと思う。しっかり科学的に話してくれるパーソナリティーの中西さんと、ちょっと科学に疎いBJさんのコンビが非常によく、一般の人の疑問点をBJさんがうまく救ってくれているので、聞きやすいと思います!

各種Podcastでも聴けると思うので、ぜひ。

COTEN RADIO コテンラジオ

最近のど真ん中!!どのPodcastでも上位に来るであろう、COTEN RADIOですね。現在のイチオシです!!

歴史をキュレーションするをもっとうに立ち上げられた株式会社COTENによる、現代社会の経済活動に、勝負を挑む画期的な取り組みの一環として、音声コンテンツによる、歴史情報番組です。

面白く歴史を語る、というよりは、歴史をさまざまな角度から調査し直し、できるだけ国や民族からのバイアスを減らして、正しく歴史認識するには?という角度で話をしているように感じる。それが醍醐味であり、心地よい。一つの事柄例えば「民主主義」というテーマなら当然古代ギリシアから話が始まります。いつもテーマに辿り着くまでの、前段階だけで2時間弱語っているような、濃密な音楽コンテンツ。しかし、どのテーマも聞いていると引き込まれる、歴史というピュアな面白さが詰まっている。脚色でなく、ただ当時起きていたこと、そしてその背景のみで語られる歴史、そしてホモサピエンスの特性。面白すぎます!!

どれも無料で聴けるのだが、この会社のパーパスに心惹かれたのでコテンクルー(有料会員)になりました!

お互いさまっす

ラジオもJUNKを聴いていた時代もあるし、中学生の時にはオールナイトニッポンもよく聴いていた。芸能人たちのTVとは違った姿が、声でわかるのはワクワクしたし、大人の世界を覗き込んできるような興奮もあった。ちょっと下ネタもありな世界ですしねw
最近は、この二人のゆるっとした空気感が好きで聴いてます。小さな頃から芸能人で、役者という世界で切磋琢磨していたであろう二人。幼馴染の普通の会話がホッとします。内容はあってないようなものですが、癒される良い時間です。女性の声を聴いているだけで、癒しにもなりますよね。さまざまなテンションでエピソードの最後に「お互い様っす」を投げかけるのが、二人のテンションが伝わってきて良い。最後のURLを一文字ずつ読み上げる、伊藤さんかわいいですw

山田玲司のヤングサンデー

アニメ、映画、漫画などサブカルコンテンツが好きな人に、おすすめです!漫画家の山田玲司が、絶望に効く薬制作のために行ったインタビューや社会への考察が冴える良い番組となっています。「プラザ合意」が合言葉の結構偏った内容にもなっているし、進撃の巨人でも、セーラームーンでもなんでも日本の社会的な歴史につなげてしまうのは、正しいか?というよりはお家芸としてみるのが楽しめるかのポイントかもしれません。
私は、メンバーシップに登録して後半戦も観戦してますが、無料の前半だけでも十分に楽しい内容になっていると思います!また、漫画家仲間が登場する回は非常に見応えがあって良いと思います。「はじめの一歩」の森川先生が登場する回はめちゃくちゃ面白いと思います。サブカルが好きな人はちょっと覗いてみてください。
YouTubeなので音声コンテンツとして聴くには、バックグラウンド再生ができるPremiamに加入するのもおすすめです。広告もありませんしね。

まだまだありますが、、、

このほかにも、超相対性理論やNewsPickの動画コンテンツ、Audibleなど、、、、とにかく色々と聴きあさっています!

どうでしょうか?興味を持った番組はあったでしょうか?
無料のものも多いので、是非一度拝聴していただけたら幸いです。

"お腹いっぱい"というデメリット

気になるコンテンツが増えていくとちょっとお腹いっぱい、情報過多になる。
日常の中でボーっとする時間が奪われた感じもあるし、何か聞いていないと物足りないと感じてしまうこともある。
良いか悪いかは、今はわからないが、確実に仕事の上では役に立っているし、自分の中で引き出しが増えていっていることも多いに感じている。

なので、ボーっとするという心の(意識の)隙間を作ることが最近重要だなと感じているので、デジタルデトックスタイムを設けるとともに、音声コンテンツを楽しむと同時に、良い距離感も探っていこうと思います。

皆さんも良い音声コンテンツLIFEをお過ごしください。

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