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#2 常滑焼 体験してみたってよ

2022年4月15日(金)
常滑焼体験に行ってきました。
愛知県常滑市にある「TOKONAME STORE」にて
申し込み、陶芸体験を実施。

倉庫の中に体験スペースと販売スペースがある
素敵な雰囲気のお店だった。
常滑焼は、急須が有名であり、販売スペースには、
とても綺麗な可愛い急須をはじめ、陶器が多く並んでいた。

販売用は手作りで大量生産するようだが、
お皿などはきちんと重なり合うように、
1つのお皿を1人の職人さんが担当するようだ。
最近、モノや食べ物を見て、
”かわいい”
という感覚を覚えた私は、
見るだけで、楽しかった。

そして、いざ陶芸体験。


参加者は私一人!TOKONAME STOREさんは一人でも体験可能なのである。

講師を務めていただいたのは、
オズワルドの伊藤さんに少し雰囲気が
似ているお兄さんだった。
もともと、デザインを学び、PC上で設計をしていたりしたようだが、実際に手で作るほうが好きだと
思い、このお仕事をされているとのこと。

ろくろの上に作りたいお皿やカップの形を置き、
その上に粘土を被せ、
成形していく方法で進めていく流れだった。

私は、底が深めの大きめのお皿を
作りたかったので、その形を選び、
ろくろの上に置き、粘土を被せ、成形していった。

成形する中での力加減などによって、
焼き上がり後の形や
色味などに変化が出るようだ。

「お兄さん、手が大きいからすぐ成形できるよ!」と言われたが、
すぐに成形できた。(笑)

成形後は、粘土が固まるまで、
スタンプや型を使い、お皿の模様や飾り付けを
好みで付けることができる。

正直、模様とか飾り付けとか興味ないなぁ
と思ったが、やってみると、楽しかった。
「どんな焼き上がりになるのだろう」や
いつかそのお皿を見たときに
なにを思うだろうと思いながら、
日付と名前を入れ、
あとは思いのままに線を入れたりした。

あっという間の陶芸体験だった。
焼き上がりは、5月末だ。
ワクワクが止まらない。 

陶芸体験を終えた私は、常滑市の焼物散歩道を
散策した。
昔使われていた登り窯や
陶器を販売されているお店や
カフェなどが連なる散歩道だ。

休日だと家族連れやカップルで賑わうようだ。

坂が多いが、静かで、
この町は本当に陶器の街なのだなと
感じることができる素敵な道のりだった。
1.5kmほどの道のりだったが、楽しかった。

土管坂
登り窯の煙突


登り窯
煙突

日本には日本人ですら知らない街やモノが
多くある。
講師をしてくれたお兄さんは次のようにも
教えてくれた。
「私は15年位、やってますが、上には上がいます。まだまだ下の方なんですよ」と。

そんな長い歴史と様々な時代を生きてこられた年代の職人さんの想いとを感じることができるものが
この世にはまだまだある。

そのようなモノに数多く触れ、実際に体験し、  自分の生活に取り入れたい。
それが私のやりたいことの一つである。
やりたいことができた。

おわり





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