色覚異常者の自由を拡げる③
色覚異常者の職業選択における自由を拡げるための第3の策です。今日は
「講演活動などを通して正しい知識や認知を拡げる」です。
色覚異常について正しい知識や認知をもっている人はどのくらいいるでしょうか。色覚異常とはなんなのか。どういう見え方なのか。どのくらい種類があるのか。これらを間違いなく答えられる人はどのくらいいるのでしょうか。それらをよく知らずに、色覚”異常”、色”盲”、色”弱”といった言葉だけで色覚異常者のことを判断して、間違ったイメージを持ってほしくないと思っています。
正しい知識やイメージを一人ひとりが持っていることが大切です。色覚異常は意外と当たり前の存在である。生活をするのに困ることは無い。そういったことを1つひとつ知っていくことから始めることが、職業選択への規制緩和に繋がっていくのではないかと考えています。
もちろん直接的に色覚異常者が抱える課題への解決に関わってくることはないでしょう。しかし、間接的には繋がっていくでしょう。私は「正しい知識や認知を広めていくこと」が必ず課題解決へのエッセンスになると確信しています。