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色覚異常とは

私は、色覚異常(2型弱度色覚異常)であり、色彩検定UC級(ユニバーサルカラー級)を取得しています。今日からは、色弱+色彩検定保持者という観点から数回に分けて色覚異常について話していきたいと思います。


色覚異常は「色盲」「色弱」等、色々呼び方があります。色の区別が普通の人よりも少し苦手になってしまう遺伝性の病気です。現在では、みんなが見えている世界は人それぞれであるということから「色覚多様性」が共通の呼び方とされていますが、私の身の回りでは、「色覚多様性」はおろか「色覚異常」に関する知識、認知が不十分、もしくは間違っている、ということが多いです。

これを読んでくれている皆さんはどうでしょうか?色覚異常に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。

「みんなと見えている世界が全然違う?」
「白黒の世界?」
「生活に困りそう…」
「色覚”異常”、色”弱”、色”盲”だから、色が見えてない?」

これら全て間違いです。

見えている世界はほとんど普通の人と同じであることが多いです。もちろん色覚異常には全部で4種類(さらに分けると7種類)あるので、若干の違いはあります。生活には困らないことがほとんどです。困ったとしても、他者を頼れば解決出来る程度です。色はバッチリ見えています。色覚異常者なりにとても鮮やかな世界が見えているんですよー。

沢山書きたいし、色々な人に見ていただきたいので、長くは書きません。今日これを見てくれた人に知っておきたいことは次の3点です。

1.色覚異常者は色の区別が健常者よりもほんの少し苦手
2.呼び方には様々ある。(色弱、色覚異常、色覚多様性)
3.色覚異常者でも、その人なりの鮮やかな世界が見えている

もしよければ、皆さんの「色覚異常」に対するイメージをコメントしていただけると嬉しいです。

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