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メーカーが気付けばSDGsは劇的に変わるアイデア

アウトドアをする人ほど気候変動は重大な事件で、フィールドは目に見えて温暖化の影響を受けている。

なのでアウトドア業界のなかでもPOWやFridays for futureといった団体が色々なアクションを起こしている

Pow Japan

気候変動に関する法律に力を注ぐ501の非営利団体

Fridays for future


昔アウトドアメーカーにいたのでBringという企業のリサイクルボックスを店に置いていたりもした。

Bring
BRINGは服から服をつくるサーキュラー・エコノミー。

でも、

本当に環境にやさしい事

をメーカーは知っているけどそれをする事は出来ない。あたり前だけどみんなわかっている

それは「作らない事」

最近の服やギア、特にアウトドアウェアなんかは機能性がとても良くなっていて、一回買えば何年も使い続ける事が出来る。

でもお店のスタッフは毎年新作を薦めるし顧客は色違いや形のちょっとした違いで何着も似たようなウェアを購入している

今はリユース業界が凄く伸びてきていてセカンドストリートなんかに行くと新品同然のウェアが山ほど売っているんだけど、やっぱり専門店から買いたい人は沢山いるので説明してくれないリユースストアで買えない人も多いのだ。

そこで僕は解決方法を考えた。それは

「メーカーが自社のウェアの買取りリユースを販売をする」

という案だ。
これが出来ればSDGsの達成率も劇的に変わってくると思う。

当たり前だけどリユース市場は作ったメーカーにお金が入ってこないのでメーカーは新品を売るしか無くて新品を作っているというのがある。

でも、各メーカーが古物商の許可を取り中古の自社商品を買取り、修理、洗浄をしてリユース販売をすれば、何度客を回っても自社にお金が流れてくる。
メーカーは自社のアイテムを良く知っているからしっかりした修理も出来るし、中古品の使用のアドバイスも出来る。分解して再構築する事だって可能だと思う。

こうすれば、生産を減らす事は可能で、生産者は修理業にシフトすれば良い。

現段階だとアウトドアブランドの「パタゴニア」のように修理が基本的に無料なメーカーもある。でも買取りはしていない。

修理ももちろん嬉しいが、様々な理由でウェアを手放したい時は沢山ある。

例えばアウトドアのレベルが上がってもう1レベル上のウェアが欲しくなる事はよくある。そこでメーカーが買い取ってくれれば新しいウェアも買いやすいし、それが中古品でも理解のあるスタッフのアドバイスが有れば納得できるのだ。

リユース業界は時にアイテムが飽和状態なのでこういう事の出来るしっかりとしたメーカーのアイテムがなくても存続は全然可能だと思う。

作る僕らが作らない努力をして、使う人も大事に長く使う努力をしたら、この、「どこに行っても物で溢れてる現状」を変えられると思う。

僕もアウトドアブランドを運営しているので、今すでにある物を上手く使って魅力的な商品を生み出せるように日々考えている。



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