食卓で"マ◯毛"と呟いた向こう側
"あなた大丈夫ですか?"
こんなタイトルだと
ついにこいつおかしくなったな、
と読者の方に思われるだろう。
残念ながらそれは否定できません…
でも、
そう思うのはあなたが
タイトルの"◯"の中に"ン"を
入れたからだろう!笑
。。。
今回は性についてコミカルに
発信し続ける詢川華子さんの企画
「面白い性」に参加したいと思います!
。。。
たしか
小学校中、高学年の頃だったと記憶している。
キッチンに立つ母とそこに居合わせた姉。
おれは唐突にその言葉を呟いてみたんだ。
"マ◯毛"
ってね。
"はい???"
"ん?"
なんとも言えぬ間。
"あんた、何言ってんの?"
と言わんばかりの視線。
というか、
もはやそう言ってた気もする。
そんな空気間をよそ目に
"ギャハハッ"
と爆笑する自分がいた。
。。。
おれは知りたかったんだ。
証明したかったんだ。
おとこのあそこの毛が"チ◯毛"なら、
おんなのあそこの毛は"マ◯毛"だよな?
ただただそれだけのことを。
こう思うのはおかしいことだろうか?
いや、
そんなことないだろう。
我ながら、
健全な小学生男子の発想だと思う。
ただ、
ここでひとつ言えるのは証明の仕方を
完全に間違えているということだ。。。笑
それくらい、
リトルしゅんの好奇心は
抑えられないものになっていたんだ。
。。。
どうにかして知りたい!
だがしかし、
だれもそんな答えを
持ち合わせているとは
到底思えなかったのかもしれない。
今思えば
そんなこと誰かしら知ってたはずだが、
誰が知ってるかなんて知るよしもない。
どうしたらいいんだろう…
悩むおれ。
そうだ!
家で"マ◯毛"って言ってみよう!
…冒頭のシーンにいたる…
こうしておれは
母と姉のリアクションを通して
"マ◯毛"
という言葉の存在を
証明することができたのであった。
。。。
ほしいものを手に入れるためには
何かを犠牲にしなければならない
食卓で"マ◯毛"と呟いた向こう側では
雲の切れ間から見える青空を眺める
リトルしゅんがいた。
母ちゃん、姉ちゃん、
驚かしてすまん。
そして詢川さん、
この話を曝す機会を
ありがとうございます。
励みになります。