なぜ「コーチング」が好きなのか、わかった
「どうやったらもっとうまくなるんですかね?」「あんまりうまくいきませんでした、、」「あそこでああすればよかったーー」
コーチングの練習をすると、たくさん反省がでます。
「100%、完璧に上手くいきました、いえーい!!」なんて感想は、コーチングを始めてから口にしたことがないです。
でもぼくはこうやってコーチングの記事を書いてるし、毎日コーチングのことを考えてるし、うまくいかなくても、何度も何度も練習しています。
なぜ自分はこんなにコーチングの虜になっているのか?最近ハッと思いついたことがあるので、書いてみようと思います。
※ここで書くコーチングについての解釈は、ぼくの個人的解釈であることをご理解ください。
「できない」「わからない」ことがこんなにも楽しい
初めてコーチングを学んだ人がみんな感じるのは「よくわかんないんだけど…ナニコレ….??」だと思います。ぼくも感じましたし、というか今もたまに思います。
そう思うのも無理ないと思います。日常のコミュニケーションと少し(だいぶ?)違うので。
(ここでそれを説明すると1万字くらい書けちゃうので説明は省きますが、そのあたり気になる人は体験でコーチングを受けてみるのをお勧めします!どうやって受けたらいいのかわからんって人はぼくにご連絡を👐)
それに加えてややこしいのが、「正解がない」こと。ある程度大事にした方がいいよ。ってベースの姿勢はありますが、基本、何でもありです。
クライアント(コーチングを受ける人)は、自分の中に何かもやもやすることがあったり、解決したい課題をもって、コーチングを受けに来ます。
基本的にコーチングは、クライアントが抱える悩みを解消するためのコミュニケーション手法として存在する(と思う)ので、そのお悩みを解消するのです。
誤解を恐れずに言えば、クライアントが満足すればなんでもあり。っていうことになります。
でも難しいのが、「ただ話を聴いてるだけ」「普段の雑談みたいに会話をするだけ」では、クライアントの根本の悩みは解消しないことが多いです。
「なんかすっきりしました」って感想もらって終わるだけ。その感想だと、コーチングの効果が100%出ているか?だとNOだと思います。(もちろん、話してすっきりする、っていう結果が必要なフェーズもあります)
コーチングは、「人生を変えるほどのインパクト」を感じられる可能性があるものです。
この「話してすっきりしました」という感想から「人生を変えるほどのインパクトを感じてもらう」までになるのが難しいのです、、
そんな、コーチとしての関わり方がとっても難しいコーチング。どこかに正解が転がってて、真似すればいいわけでもない。自分のコーチングが良かったのか、悪かったのかすら判断が難しい。
そんな曖昧な状態で、コーチングを深めていく必要があります。それは長く続けるのは、一人だと大変です。だから、一緒に学ぶ仲間がいます。
いま、一緒にコーチングを深めているコーチ仲間は、ほとんどが年上の方です。人生経験も、キャリアもぼくより遥かに積まれていて、いつどんな時にお話ししてもリスペクトの念しか湧きません。
そんな世代もキャリアも全然違う人たちと、定期的に集まってコーチングの練習をしています。大勢で集まることもあったり、個人的に連絡を取って1on1の形で相互に練習をするときもあります。
でもいつも出る感想は、「どうやったらもっとうまくなるんですかね?」「あんまりうまくいきませんでした、、」「あそこでああすればよかったですーー」なんて感想ばっかりです笑
でも、上手くいかないながら、何回も練習してみんなでコーチングを深めていく。みんな、ゼロからのスタート。上手くできない自分と向き合いながら、もかぎながら、練習する。
「コーチング」っていう共通言語で集まって、あれこれ言いながら正解のないものに試行錯誤しながら挑んでいく。そんな過程が、時間が、本当に楽しいのです。
ああ、だからコーチングが好きなんだな。楽しいなって思うんだな。って最近思いました。
もちろん、一緒に学んでても「プロコーチになる」っていう選択を取らない人だって多いし、その人のタイミングで学びを辞めることもあるかもしれません。
でも、一度出会ったご縁を大切にして、これからも繋がり続けていきたいなって思いました。
そしてぼく自身は、「わけわかんなくて難しいものにみんなで立ち向かっていく」そんな場所や時間が好きなんだな、と改めて思いました。
さて、やりたいこともたくさんあるし、今日も色んなこと頑張っていきたいです、やるぞー!
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