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ソロテント泊でゆく、初夏の尾瀬②

尾瀬でソロテント泊2日目🏕
今日は燧ヶ岳に登って、尾瀬ヶ原を歩いて帰る予定。
初登頂の燧ヶ岳、どんな山なのか楽しみだ⛰


見晴キャンプ場から燧ヶ岳

早朝4時、ヘッドライトをつけてテントを出発する。
明るくなるにつれて、鳥たちの声も大きくなってきた。
コルリ、キビタキ、オオルリ、コマドリ…
囀りのシャワーを浴びながら一人、森の中をゆく。

見晴新道から燧ヶ岳へ

登山道には一合目から順番に看板がかけられていてありがたかった。
八合目の手前、そろそろ樹林帯が終わる頃になっていきなり雪が出てきた。
そこは、狭いルンゼ(岩溝)を直登するようなところ。
結構な斜度だったのでチェーンスパイクを着けてクリア。
腐った雪だったので、何度も踏み抜いて体力を無駄に消耗してしまった。
そこを抜けると、いきなり展望がひらける。
青空にはぷかぷかと雲が浮かび、眼下には尾瀬ヶ原が広がる。
そして、尾瀬ヶ原を挟んで正面に立つ至仏山。
今日が月曜日だと思えないくらい、清々しく美しい景色だった。

森林限界を越えると絶景が待っていた。

そして、6時30分に燧ヶ岳登頂!
予想どおり、誰もいない。
多分だけど、今日の山頂一番乗りだと思う。やったね!
あまりに景色が良かったので、山頂に20分くらい滞在した。
北の方に目をやると、尾瀬沼が大きく見えていた。
目線の先には、日光白根や男体山が見える。

東北最高峰に初登頂!
眼下の尾瀬沼と奥には日光白根山

存分に絶景を楽しんでから下山開始。
途中では3パーティほどとすれ違った。
やはり、月曜日とあって登山者は少ないみたい。
8時半ごろには見晴キャンプ場に戻って来た。
テントを撤収した後、長い尾瀬ヶ原を歩き出す。

見晴キャンプ場から鳩待峠

尾瀬ヶ原を歩き出してすぐ、振り返ると
数時間前に登頂した燧ヶ岳が大きく見えた。
昨日見た時よりも、心なしか綺麗に見えた。

燧ヶ岳にお別れ
また来るね!

あとはひたすら木道歩き。
月曜とはいえ、さすがは尾瀬。
それなりに人の数は多く、追い抜きのタイミングが難しかった。

至仏山を見ながら尾瀬ヶ原をひたすら歩く

途中で何度も燧ヶ岳を振り返って見てしまう。
池塘と木道と燧ヶ岳。実に良い響きだ!

尾瀬ヶ原と燧ヶ岳、素晴らしいコラボレーション

見晴キャンプ場から2時間歩き通しで、
大賑わいの山の鼻ヒュッテに到着。
ここで初めての休憩タイム。
途中のベンチでも休憩しようと思えばできたけど、
そうすると追い越した人に追いつかれたりとか、
色々面倒に思ってしまい。ほぼノンストップでここまで来た。
いやぁ、、、さすがに、バテた…
そこからは再び樹林帯に入る。
ジワジワと登りながら鳩待峠を目指す。

鳩待峠までの樹林帯
木道がすごく綺麗で驚いた

そして、11時過ぎに鳩待峠に到着。
燧ヶ岳登頂からの尾瀬ヶ原縦断はなかなか
疲れたけど、無事に帰ってこられて良かった。
帰りも満員のバスに揺られて戸倉へと戻った。

まとめ

土日の予定が台風で潰れて、急遽計画した今回の尾瀬。
久しぶりのソロテント泊を満喫できた。
特に良かった点はこんな感じ⏬
・横田代とアヤメ平、穴場スポットでオススメ
・見晴キャンプ場は静かで良かった。
・東北最高峰の燧ヶ岳への初登頂。
・水芭蕉と尾瀬ヶ原は間違いない映え景色。
・大迫力の三条ノ滝、大変だけど行く価値あり。
急拵えで立てた計画だったけど、
撮れ高充分で我ながら素晴らしかった。
季節を変えてまた尾瀬に行こう🥾

今回もお読みいただき、ありがとうございました🙌

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