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子供の貧困によって生じる大きな問題は教育格差
日本財団が言うには
困窮している世帯としてない世帯の教育格差は10歳頃から偏差値に表れる
それ以降も埋まることはないとされます
2017年データでは貧困状態にある子供は10歳頃から急激に学力が低下する
10歳(小4)から基礎を生かした応用問題が増えてきます。
基礎学力がついてないと応用の対応が出来ず、学力の差が顕著になります
それから親が忙しく、一人で宿題をすることで分からない箇所の質問が出来ず、正しい答えの導き方や解き方の理解が深められずテストで回答出来ず点数表が取れない。
↑これは、私がまとめた説明です。
10歳(小4)になると、子供の記憶力がだいぶしっかりしてきて、話も理解してくれようになるし子供の話を聞いててもずっと分かりやすくなって、大人も安心出来るようになる。
となるので、学習面でもより深い思考力が必要なカリキュラムになるんでしょうね。
そこで、必要になるのがこれまでに子供が培った非認知能力だと私は思います。
日本財団の分析でも、
「貧困家庭と、そうでない家庭を比較すると基礎的な非認知能力で小学校低学年から一定の差が生じている。しかし貧困状態にある子供であっても学力の高い子供は生活習慣や学習習慣が定着し思いを伝える力が高水準となっている。」と説明されてました。
非認知能力とは、
好奇心やがんばる力、コミュニケーション能力、誠実さ、自尊心等です。
これはIQと違いますよね。
では非認知能力の養い方と養う時期は
子供が普通に興味を持って遊ぶことを楽しくやらすこと。
時期はとにかく赤ちゃんの時からやりたいあそびを何でもさせて下さい。
それ全てこどもの勉強になってます。
ただ、今はスマホとかタブレットとかあるので、なんでもと言っても、それは違います。
自然遊び、積み木、ボール遊び、お絵かき、ごっこ遊び、絵本読み聞かせ、公園、おもちゃ、折り紙、等、皆がこどもの頃に遊んでた遊びです。
トランプやカルタとかもいいですね。
でも、その子供には難しいレベルの物は無理にその後レベルをさせてはけませんよ。
それはこどもの意志に反するので上辺の力は付きますが、本当の力は身につきません。
大人にしたらその物の遊び方では無いからその物の遊び方をさせて喜ばせようと思うと思いますが、そもそも子どもにそんな概念はないので、大人のエゴです。
したいようにさせてあげたら、子供は赤ちゃんの頃から、その大人を信頼します。
それが、子供の非認知能力を育てる心に繋がるのです。
そして教育格差が生じる10歳に
貧困状態にある子供でも、学力の高い子供、生活習慣や学習習慣が定着し思いを伝える力が高水準な子供に育ちます。