コンサルタントに求められる英語力
今回は各コンサルティングファームにて求められる英語力について紹介していきたいと思います!戦略系コンサルティングファームでは仕事や業務で求められる英語力と面接で求められる英語力のそれぞれを紹介してまいりますので是非参考にしてみてください!
戦略系コンサルティングファーム
【仕事・業務において】
外資系戦略コンサルティングファームは、ローカライズの度合いにより英語の必要性が二極化しています。ローカライズをしたファームは国内の案件が多く、英語の必要性が低い点が特徴です。 ローカライズ後、グローバルレベルで案件やナレッジの共有が盛んに行われているファームでは高いレベルの英語力が求められる様になっています。(ローカライズ段階にあるファームも同様のことが言えます。) 何れにしてもマネージャーや、プリンシパルレベルでは英語は必須なので、基礎力は必須でしょう。
他方、日系のファームでは、グローバル案件は比較的少なく、英語の必要性は低いのが現状です。
【面接において】
面接の時点で英語必須のファームは、例えばマッキンゼーにおいては筆記、ケース共に英語でのインタビューになり、ベインアンドカンパニーでも英語で面接する場合もあるそうです。
ボストンコンサルティンググループやドリームインキュベータでは英語は採用要件にはしていませんが、英語が出来ないと活躍の幅が狭まってしまいますので、出来たほうが良い、というのがファームのスタンスです。
総合系コンサルティングファーム
総合系ファームの最近の特徴としては、資本関係を理由として、英語力が求められるファームとそうでないファームとに二極化してきております。
大手会計事務所に紐付くファームは、会計事務所がグローバルネットワークを有しておりますので、案件や人材のグローバル化も進み、英語力が求められることが多いです。
一方、日系SIerなど日系企業の傘下に入っているファームにおいては、そこまでグローバル案件も多くなく、英語力があまり重視されない傾向にあるようです。
シンクタンク系コンサルティングファーム
日系企業に紐付くシンクタンクについては、社内環境として英語でのコミュニケーションが必要とされることはまずありません。
ただし、クライアント企業やプロジェクトのテーマによっては、英語が必要となる場面も稀にあるようです。また、若手のコンサルタントによるリサーチ作業においては、英語で書かれた文献なども情報収集の対象となってくるケースもあるようですが、基本的には大卒レベルの読み書きに不自由がない程度の英語力を有していれば問題ないと言えるのではないでしょうか。
業務IT系コンサルティングファーム
顧客基盤にもよりいますが、ITベンダーにおいては国内系に比べ、外資系のほうが何かと英語利用の頻度が高いです。 国内で事例の少ない先端的なソリューションおよび製品のロールアウトを伴う部門やプロジェクトにアサインされた場合、本国のナレッジを引用する機会が多くなります。 昨今ではクラウド関連技術やスマートグリッドなどの国内展開に伴って、語学ニーズが高まっています。
FAS系コンサルティングファーム
FAS系ではポジションにもよりますが、高いレベルでの英語力が求められる場合が多くなっています。
特にM&Aがらみのポジションはグローバルに拠点のある監査法人系のファームはクロスボーダーの案件の比率が高く業務にて英語を使うケースが増えています。
まとめ
以上が今回紹介させていただいたコンサルティングファームに求められる英語力の目安になります!各コンサルティングファームによって求められる英語力は大きく変わってきているのでご注意ください!
今回も見てくださった方々ありがとうございます!次回の投稿も見て頂けると嬉しいです!!
各プロジェクト別英語力もまとめてありますので是非ご覧ください!!
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