外食が苦手な繊細さんに、「マクドナルドのモバイルオーダー」もとにかく推したい
一昨日、こんなエントリを書きました。
このエントリの結論をさらっと書くと、HSP特有の繊細さゆえに店員さんに気を遣わせるのがしんどいのなら、極力店員との接触を避けて食事するという方法があります。
で、これを読んでくれた友人知人から、スシローのほかにも「この店も繊細さんに向いてるかも?」といろいろ教えてもらいました。教えてもらった店の名前を見返しつつ僕もいろいろと考えていたのですが、そういえばひとつ、ある手段を使えば店員さんとの接触を必要最小限にとどめて食事ができる店を思い出したのです。
正直、その店と手段は毎日のように利用しているので、気がついたときには盲点もいいところのお店でした。
それがここです。
そうマクドナルド。ハンバーガーうまいですよね。
そもそもファストフード店なので、注文して、「店内でお召し上がりですか?」と聞かれて会計を済ませ、番号札15番のお客様~と呼び出されて商品を受け取り食事する、というこの流れだけでも、ファミレスや普通の飲食店と比べたら店員さんとの接触は十分少ないほうです。
しかし前述したように、もっと店員さんとの接触を減らしてマクドナルドで食事することができる手段があります。ヒントになるのは上の写真の左下に写っている「ならばず注文&お支払い」と書かれた立て看板。
マクドナルドで店員さんとの接触を最低限にまで減らして食事するために大きな鍵を握っているのが、この「モバイルオーダー」なのです。
注文して、「店内でお召し上がりですか?」と聞かれて会計を済ませ、番号札M90番のお客様~と呼び出されて商品を受け取り食事する
さっきマクドナルドで食事するにあたっての流れをこう説明しましたが、ここで結論を書けばモバイルオーダーを使うと「注文して、「店内でお召し上がりですか?」と聞かれて会計を済ませ、」の部分がすべてスマホ1台で完結できるんです。
それはつまり、漠然とマクドナルドに行き、「チーズバーガーもいいなあ、いややっぱフィレオフィッシュにしようかな・・・」とレジ前であれこれ逡巡し、いざ会計というときになって小銭を取り出すのに手間取って後ろの客を待たせる必要性が、きれいさっぱりなくなることを意味しています。
めちゃくちゃ画期的すぎません?とりあえずもう少し詳しく説明します。
まず大体のメニューをこのモバイルオーダーから注文できます。朝マックはもちろん、グラコロなどの期間限定モノもOK。セットのポテトをサラダへ変更することももちろんできます。ちなみにウェブサイトからモバイルオーダーをすると、ピクルス抜きとかもできます(アプリはなぜか未対応)。
食べたいものが決まったら受け取りたい店舗(これ間違えたらたいへんなことになります。事実僕は1度ミスって職場に遅刻しかけました)を選んで、利用方法を選びます。店内で食事する際、ここで注意するのは必ず「カウンター受け取り」を選ぶこと。先にテーブルについてテーブル番号を打ち込めば持ってきてくれるサービスもこれまた便利なのですが、「わざわざ持ってきてもらうのが申し訳ない」と思うのならこれは利用しないほうが吉です。
会計はPayPayやLINE Payが使えます。たまに処理に失敗しますがちゃんと後日返金してくれます。支払いが完了したら整理番号が表示されるので、あとは店頭で呼ばれるのを待つだけ。逆に言えば、モバイルオーダーを使うと店員さんとやり取りするのは基本この瞬間だけです。受け取ったらもう、あとは店内で黙々と食事して帰るだけ。客席にはいたくないな~と思ったらテイクアウトにしてさっさと店をあとにすると良いでしょう。
そもそもこのモバイルオーダーって、「注文の列に並ぶことなくオーダーできる」というのが一番の売りです。それがすなわち店員さんがレジ打ちする必要がなくなった、ということになり、結果的に店員さんに気を遣いすぎるHSPや繊細さんにとって追い風になったわけです。
ちなみに僕はだいたい朝時間ギリギリまで寝てしまうので、しょっちゅう通勤途上の駅でモバイルオーダーを通して朝マックのお世話になっています。アプリのクーポンを使えばMサイズを100円で売ってくれるので、朝食を取れた日でもコーヒーだけテイクアウトすることもよくあります。
あまりに日常に溶け込みすぎてモバイルオーダーを時短テクのようにしか思ってなかったのですが、冷静に考えたらぜんぜん店員とやり取りしてない、あ、これ、スシローと同じパターンで外食が苦手な繊細さんにオススメできる!!・・・というわけで、このエントリを書いた次第です。
断っておきますが別に僕はマクドナルドの回し者でもありません。でもこれ店員さんとの接触を減らす云々関係なくめちゃくちゃ便利なので、みんなも絶対使ったほうがいいです。とりあえずうちの職場には広めておきました。