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こうして自分は「HSP」を知った

よくHSPのことを話すと、「Shunさんはどこで自分がHSPだと知ったのですか?」と聞かれるので、あらためてそのへんをまとめておきます。

結論から書くと、とあるFacebookの投稿です

それはまだHSPの「エ」の字も大して知られていない、7年前の秋のこと。

教育系NPOの仕事でお世話になっている方がある日HSPのチェックリストをFacebookでシェアされていました。普段こういうチェックリストや心理テストはそんなに気にも留めないような人間なのですが、なんとなく目にしてびっくりしました。

なんせ20数個あるチェックリストのうち、当てはまらなかったのがたったの3つしかなかったのです。

繰り返しますが自分はこういうチェックリストや心理テストの類をそんなに気に留めることはありません。しかもネットにあるような心理テストはだいたい甘めに作り込まれていることも知っています。でも、20個以上あって当てはまらなかったものが3つしかなかった。なんじゃこれは?

・・・これが、「私とHSPの出会い」です。

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ちなみに一昨年くらい前にあらためてHSPのチェックリストを試してみたときの結果がこれ。「一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ」など、この数年で当てはまらなくなったものもありますが、いまだに自分はこのチェックリストの大方に当てはまります。

で、7年前の秋に話を戻すと、このチェックリストの結果を目の当たりにして、すぐにこの本を買いました。

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いまでこそHSPの本ってほんとにたくさん出るようになったけどあの当時はこの1冊くらいしかありませんでした。ちなみに2020年に改訳されたものが出ているようです。

そもそも件のチェックリストはこの本が出典元になっています。それ故に最初に出てくるチェックリストが間違いないことを確認して読み進めていったわけですが、やっぱり「なんだこれ?」と思うほど、この本には自分のことばかり書いてあったのです。

たとえば、「お金をそんなにもらっちゃいけないという罪悪感を抱きやすい」。子どものころ、お年玉のポチ袋から諭吉さんが出てきたときに勝った気持ちは「うれしい!」よりも「どうしよう」でした。

さらに「大学に入学したことによる環境変化についていけなくなり、1学期終了後や入学後初めて実家に戻った後に大学に復帰できないケースが多い」という一節。これも「復帰できない」以外はまさしく自分そのもので、大学1年の夏休みに実家に帰省してから、急に気持ちがしんどくなって秋学期の開始に間に合うように下宿先へ戻ることができなかったのです。このときは結局1ヶ月遅れで復学して、1年の秋学期は必修科目しか取ることができませんでした。

もちろん、HSPチェックリストに当てはまる項目も「えっ、これ自分のことじゃないか」と思うことばかり。最後のほうのスピリチュアルな項はあまりピンと来ませんでしたが、それでも「自分がHSPなのはまちがいない」と確信するには十分な一冊でした。

それから7年、まさかこんなにも「HSP」が脚光を浴びるときが来るとは、完全に想定外でした。数多の有名人が「自分もHSP」と公言するようになったいまの世界がちょっと信じられない自分がそこにいます。

『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』をきっかけに、HSPに関する本を見つけたらなるだけ買うようにした結果、気がつけばHSPに関する本だけで本棚ひとつが埋まってしまうほどになりました。これからもきっとHSPに関する本は増えに増え続けることでしょう。えーと、どこに収納すればいいのだろう。。。

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