LINE公式アカウントのボットをCreateで作ってみました


この記事について

重要事実の公表

この記事は、アメリカ発のAI(LLM)活用型ウェブ開発ツールである「Create」に関する投稿です。
案件投稿ではなく自主的に執筆したものになりますが、皆さんのご参考までに次の事実を公表させていただきます。
 1. 私は、Createとの間において、アンバサダーとして認定されていることを始め、ある程度の関係を有しています。
 2. この記事には、アフィリエイト・リンクが含まれています。

情報保障の対応状況

この記事には、画像は含まれていません。

AIの利用状況

  • この記事で紹介するボットは、私が人力で作成したプロンプトに基づき、AIで生成しました。

  • この記事自体は、私が人力で執筆しました。

Createをこれからお使いになる方へ

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リンクは、注意事項と合わせて、この記事の末尾に記載いたしますので、ご覧ください。

はじめに

LINE公式アカウントとボット

LINEには、個人的なメッセージのやりとりなどに使える一般アカウントと、一定の活動を行うための公開アカウントとして取得する「LINE公式アカウント」が存在します。
お店や企業の宣伝や問合せ対応、オンラインサービスの提供、公共サービスの実施、インフルエンサーとして活動されている方のコンテンツ発信など、LINE公式アカウントは様々な用途で活用されています。
とはいえ、私の知る限り営利企業や公共機関である必要はなく、誰でもLINE公式アカウントを始めることができます。

LINE公式アカウントは、「LINE Messaging API」の機能を用いることによって、外部のツールとデータのやりとりを行うことができます。
 1. そのアカウントに送られてきたデータを外部のツールに自動送信する(Webhookの機能を利用する)。
 2. 外部から特定のURL(APIのエンドポイント)に所定のフォーマットで整形されたデータを送ることにより、そのアカウントで自動応答の機能を実現したり、そのアカウントに関するデータを取得したりする。

LINEの公式マニュアルでも「クイックスタート」の事例に挙げられているとおり、 LINE Messaging APIを用いると、ご自身のLINE公式アカウントで独自のボットを動かすことができます。
具体的には、そのアカウントから自動送信されるメッセージをウェブ上で受け入れ、LINEのAPIに所定のフォーマットでメッセージを送り返すと、ボットによる自動応答を実現することができます。

CreateとLINE公式アカウントの接続

上記の仕様からお察しいただけると思いますが、LINE公式アカウントのボットを動かすに当たっては、ボット制作を行うためのコーディングを行ったり、ボットを運用するためのホスティング環境を確保したりする必要があります。
LINE Messaging APIとのやりとりにおいて認証用に秘密のキーを利用する場面があるため、それを第三者に閲覧されないような仕組みを確保できる方法で制作・運用を行うことも重要です。

こうしたコーディングや環境確保は、初心者にとっては厳しいハードルに感じられるでしょう。
私自身、完全な素人というわけではないものの、ボットの制作・運用を行った経験はなく、初心者であることに疑いはありません。

ですが、安心してください!
Createには、初心者でも簡単にボットを制作し、運用することができる機能が備わっています!

まず、ボットのコーディングに関しては、Functionを作成してChat Assistantにコード生成の指示を送ることにより、ノーコード/ローコードでボットの基本機能を作ることができます。
ただ、この記事では議論を省略いたしますが、Functionの仕様との関係で生成されたコードをそのまま動かすことはできない可能性が高く、その場合は一定の変更を行うことになります。。

そして、CreateにはFunctionをAPIとして外部公開する機能もあるため、これを用いてボットをホスティングすることもできます。
また、Secretの機能を用いることにより、秘密のキーを流出させない形で保管することもできます。

それでは、今回私が制作し、運用を始めたボットを紹介します!

LINE公式アカウント「Shunの生成AI実験室」のボット

この節は、私がこの記事に先立って(2024年12月13日)日本のCreateアンバサダーの皆さんに向けて投稿したお知らせに、部分的な変更を加えたものになります。
その投稿先は非公開であるため、URLを書くことはできませんので、ご了承ください。

リンク

現時点での主な機能

  • ユーザーから送られてきた各テキストメッセージに対し、テキストメッセージを返す

    • 所定のコマンドを含むメッセージに対しては、そのコマンドに対応するメッセージを返す

    • コマンドを含まないメッセージに対しては、デフォルトのメッセージを返す

  • LLM機能のコマンドを含むメッセージが送られた時は、それをLLMに送り、(原則として)そのアウトプットを返信としてユーザーに送る

  • 100%保証できるものではないが、日本語のメッセージに対しては日本語で、日本語以外のメッセージに対しては英語で、メッセージを返す

注意点

現時点での実装は、Functionの技術的な限界により、実はセキュリティ上のイシューを抱えています。
この点、セキュリティ・リスクを最小限にする方策をco-founderのおひとりであるDhruvさんにアドバイスしていただきました。
また、その技術的な限界の改善についても、Createチームの皆さんにfeature requestとしてフィードバックさせていただきました。

謝辞

今回のボット制作に当たっては、上記のやりとりを含めて、Createチームの方々に様々なディスカッションに応じていただきました。
感謝申し上げます。

まだCreateをお使いになっていない方へ

お願い

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予めご了承の上でサインアップしていただきますよう、よろしくお願いいたします。

注意点

Createで入力し、アップロードし、あるいは生成されたデータは、原則として全て公開される可能性があるものとお考えください。
入力、アップロード、生成の方法やアカウントのプランによっては部分的に非公開にしたり発見されにくい形にしたりすることは可能ですが、全てのデータについて完全にアクセスを遮断する手段の有無について確実な情報をお伝えすることはできません。
そのため、第三者に見られてはならないデータの入力、アップロード、生成を行わないようにしましょう。

例外として、非公開情報を格納するための機能「Secret」に入力したデータについては、第三者に見られる心配はありません。
ただし、制作の過程でSecretに格納されているデータを表示するページやアプリを生成してしまう可能性は皆無とはいえず、その場合は当該データは公開されることになります。
ですので、ご自身が権限を有する場合以外は、機密情報であってもSecretに入力しないようにしましょう。

Createへのアフィリエイト・リンク

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