協力業者やりとり・自分実力不足【163】
はい、施工管理見習いのしゅんです。
協力業者様のなかにはたくさんの業者様がいます、それは人間性であり、やりかたであり
、考え方であったり、当たり前ですが。その中でわれわれは建設工事という図面という共通認識である建物を協力しあい建造していきます。
今回、自分があった協力業者(非常に安い業者)が衝撃であった、その中でどう最高のパートナーであり、協力業者としてやっていくか
目次
・協力業者とは (建設業界仕組み)
・協力業者の担当基準
・協力業者の悲しい実例
・協力業者と認識不一致共通化(ヒアリングシート)
・施工実施(見て感じるもの)
・自分の行動・思い出
・協力業者とは (建設業界仕組み)
建設工事では下請と元請け業者と契を結んで業種を行う業者(協力業者)といいます。
下請けと元請けの違いは下請けの発注者は元請けで、元請けの発注者は施主様・お客さまです。
※外注と下請けの違い(指示系統)
下請けは元請けの指示のもと進めていき、外注は請け負ったものに対して自社で行います。
▶下請けメリット
1,元請けとの信頼関係で一定量の仕事をとれる
2,仕事に専念できる
▶下請けデメリット
1,元請け業者の利益・売上が影響することもある
2,取引条件の変更ができない、難しい
3,仕事をきられることもある、、、元請けの選択業者に左右される
▶元請け目メリット
1,料金設定を自分で決めることができる
2,人の固定費を抑えられる
3,下請けと良い関係・協力することで利益だせる
▶元請けデメリット
1,すべての責任は元請けにある=現場の失敗・責任はすべて現場監督にある
・協力業者の担当基準 (新規業者・CM業者)
▢見積もり作成・数量が拾える
▢見積もり段階で図面を確認する
▢わからないこと・不明瞭なことに質疑・相談が事前にできる
▢自社の他社部署のせいにしないこと
▢素直に相談してほしい
▢施工図・製作図 (電気・設備・他)
・協力業者の悲しい事例・言葉
▶やってみるまで自分達でできるかわからない
=対策*弊社にて施工段階プラン作成、車両台数・必要人工提示段取り
▶見積もりは元請け数量のみに単価売っているので自分達で拾っていないからわからない
=対策*弊社にて他社見積もり依頼・自社拾い整合性確認
▶2次請の施工店としたことないから実力がわからないから元請けで作業方法指導して欲しい
=対策*施工確認の徹底・他社の専門指導員の手配
▶今日の明日になって見ないと段取りの手配はわからない(代表・職長)
=対策*下請け手配会社に確認・手配
▶自社の他部署の動きがわるくて、作図がいつはじまるかわからない
=対策*他部署の連絡先に連絡確認
▶わかっていないことにわかったと返事して間違える
=対策※本人顔見て、要ポイントにて指示内容施工確認
▶段取り相談、施工着手3日前まで図面を見ない (言い切り)
=対策※施工プラン作成
▶1次請けが2次請けのせいにする、あいつらいつも失敗するから
=対策*施工確認の徹底・他社の専門指導員の手配
▶施工3日前にやりきれるかわからないし、追加料金かかると連絡くる
=対策*業者変更
▶施工図上げてこない、弊社、作図施工図に文句つける
▶見積もり数量不足、数量増加指示しても、数量増加してこないで施工後追加請求
▶全フロア同時にできないと施工に来ない、追いかけ施工は不可
以上、もっといっぱいありますが、今回の物件にであった、協力業者の代表・営業・担当者、職長、職員の方とのやりとりの一例です。正直とてもびっくりしました。今回は新規・CM業者であり、通常の弊社業者ではなかったのですが、また、すべての新規・CM業者がそうではないのですが、会社からは業者入れ替えは基本自主辞退以外は、変更なしにて勉強しなさいとのことで向き合いました。
・協力業者と認識不一致共通化(ヒアリングシート)
いろいろ認識の違いや、把握の違いが発生するため、ヒアリングシートを交わして確認しておりました。
例
▢図面確認してますか
▢現場立地状況、施工について検討しましたか
▢見積もり数量は一切の増減なし、確認してますか。
▢仕事数量、内容について想定工程(~日)ですが、施工可能ですか。
その他もろもろ
を実施して確認して、サインをいただきましたが、実際の施工前(1ヶ月半前、1週間前)ヒアリングしても、確認していない、チェックはしろと書いてあったのでチェックしただけと逆に謎の威勢で言われる説
書面レベルでの確認はできているが、実際は行動していない事実にびっくりしました。そもそも、言葉・書面・声掛け自体しても彼らには意味がなく着手した結果でそこから段取り・認識になるのだと悟りました。
・施工実施(見て感じるもの)
工事着手までのくもり雲はとりあえず未完了のまま、施工が実施がきました。
※会社として実施できた、職人技量をみて危険な場合、弊社協力業者に入れ替え段取り済
元請けとして想定に想定をしてプランをたて、自分達含め、他社の専門業者にきてもらい指導・監修してもらいました。(追加経費かかっておりますが)けどもくる職人さんはさすが職人さんでした、仕事をしっかりやろうと努力してくれるし、頑張ってくれます(あたりまえですが)、ここで生じた大きなギャップは
▢担当者の仕事量の未把握等に段取り不足(材料・使用材・車両)
=対策*弊社としては材料量指示・施工資料作成
▶これが職人さんに共有されていない事実
ということはこの摩擦さえ解決すれば、確実に施工としては問題ないことをさとりました。
逆にいえばこのギャップさえうめれば施工については解決でき、また職人さんの真面目な姿勢をみると今後も一緒に仕事したいと思いました。
確かに番頭が言うように基本施工要領はわかっていませんが、しかし、誰しも最初はできません、、自分もそうです、、ただそれを元請けが6~100指導教育するかは別ですが。
・自分行動・思い出
とても衝撃でしたが、とても自分の成長につながりました。自分もとても未熟であり、実力が不足していることに。地区予選上位校が県の大会で圧倒的な実力差で負けたような敗北感。
世の中にはいろいろな業者様が存在すること。
1,言葉・書面・声掛け自体しても彼らには意味がないこと・行動変化レベルのアクション
上司はこの事態を想定していたそうです。あえて勉強で今回の物件を担当してくれたようでした(他の監督が断ったとのこと)・この類似物件に対応した監督がみな物件途中・完了後に退職する事実もありましたが。
上司がいいました、全てをフラットにみれば番頭・見積もり・段取り・職人が技量・段取り不足で聞く耳・見る目がなかったとしても、しゅんくんがすべてフォローじゃないくて相手を動かして・技術面での職人さんがまっすぐであれば、プロジェクト成功するんじゃない、、、、
確かに、フラットに見ればすべて自分の技量不足であることを悟りました。
そして、いつも弊社協力業者にとても甘えていたのだと。
よし、明日もがんばるぞー。