追い詰められ工期の中でやりきる方法【174】
はい、施工管理見習いのしゅんです。
この記事では追い詰められたこうていやつい自分で工程をつめてしまう、現場の職人がまとめきれていないような運営をしてしまったり、段取りが悪いかったりするところを工程表と業者への連絡・共有と計画にて現場をスムーズに進める方法について書いてまいります。
解決したい悩み
・工期が不安でつい工期をつめてしまう
・工期が短いからと工程を押し詰めてまとまれていない
・現場の段取りが悪いといわれる
・現場の職人の収拾ができていない
この記事で解決できること
・工程の調整ができる
・段取りがしっかりできる
・まとまる現場になる
・自分に自信と悩みが減る
目次
1,建物の内容にあった工程をつくる
2,業者の協力なくして達成なし
3,計画・納まり密度を上げる【監督の行動量】
1,建物の内容にあった工程をつくる ポイント4
▢①マスター工程作成、、、、全体の工程感を把握 ・引き渡しより逆算
▶躯体工事期間+内装工事【2ヶ月半行政検査】、、絶対値きまっている
▢②実施工程表の作成、、、、躯体上棟+内装 2ヶ月半行政検査 ※下層階内装施工追い
▢③内装開始・工程サイクル決める
▢④実施内装工程表つめる、業者フロア別施工を工程表反映する※業者導線・作業範囲整理
・ポイントは引き渡しがきまっている、その中で工程のスピードも絶対値はきまっているのでどこまで努力で合うのかをざっくりつかむ、そして、工程の絶対値のスピードをあげるのであれば、工程密度が上がる、業者の協力が必須になるため、業者の導線・内装の工程をシビアに管理できる工程表を作成すること。
2,業者の協力なくして工事完了達成なし ポイント5
▢①業者に工程表を送る、、、工程表を確認・感覚値で考えてもらう
▢②素直に業者に相談【工程が過密な程に】、、検討・協力相談
※工程表送ったからとかとかの言い方はなし、たまにいる監督
▢③施工図等をてらして職種別工期工程相談、、、搬入日、人数、期間
▢④あやしいところは徹底検討、、、業者の質疑は最大ポイント※彼らは100戦練磨
▢⑤必須現調現場確認、、、最終の内容確認と詰め
監督管理であり建物を実施つくるのは職人であるため、全員の協力が必須
3,計画・納まり密度を上げる【監督の行動量】 【躯体工事最終工程時】
▢①平面詳細図にて事前に納まり検討【設備・電気・製作図・取り付け器具】
▶施工図は電気・設備・内装業者共有
▢②全業者手配済み確認ん、、、職人手配の確認・見積もり最終確認
▢③仕様、納まりきめごと再確認【設計・施主】、、、特に製作もの注意
▢④製作・納期の確認 】、、、給湯器・パーチ・増圧ポンプ
▢⑤工程と業者予定すり合わせ+95%段取り、計画完了
▶施工開始と検討事項が並行しないよう事前完了して内装工事にのぞむこと
建設工事では職人の行動をスムーズに困らないように最大の段取り・計画が必須
思い出
自分はただただ工期が守れるか不安で必要以上に業者を入れてしまい、作業スペースが確保できずたくさん職人さんに迷惑をかけたこともありました。新人時代は工期のない現場に当たるときほど自分の実力不足だと思い工期守るためためという名目で雑で凶悪な現場管理を行っておりました、いまでは工事にはある程度の工期絶対値がきまっていることも理解して是前に社内に相談して、工期をマストで攻めるのか、工期を伸ばすことが可能なのかを相談できるようになりました。
工期を短い期間マストで攻めるということは職人さんへの負担もありますが、予算的にも増になることも理解し相談するようになりました。
しっかり計画的に段取りよく、頑張らないといけないときはみんなのベクトルを揃える行動をすること。