ただの薬剤師がボディビルチャンピオンになるまで 7 〜意識の変化編〜
こんにちは、ボディビルディングをしている筋肉薬剤師の北川です。今回は大会に向けての意識の変化があった話です。
「ボディビルコンテストに出る」という目標から、「勝ちたい」という強い願望に変わった瞬間。
今振り返ってみると、私の気持ちが大きく変わったのは、コンテストの2ヶ月ほど前だったように思います。それまでは、コンテストに出られればそれで満足、といった漠然とした目標しか持っていませんでした。しかし、トレーニングを継続し、カロリーコントロールによる減量を進め、さらにタンニングも始めることで、体が目に見えて変わってきたのです。その時に初めて、ただ出場するだけではなく、「勝ちたい」という強い気持ちが芽生えました。
これまでの私は、「コンテストに出られたらそれでいい」という考えで進めていました。おそらく、最初から「絶対に優勝したい」という高い目標を掲げていたら、途中で挫折していたかもしれません。実際に感じたのは、達成できそうでできないという絶妙な目標設定の重要性です。
小さな目標の積み重ねが大きな成果を生む
私は、ボディビルに限らずどんな分野でも、最初から高すぎる目標を持たない方が良いと実感しています。大事なのは、小さな目標を毎日少しずつクリアしていくこと。そうして一歩一歩進んでいくことで、結果として大きな成果に繋がるんです。
ボディビルに取り組む中で感じたのは、登山に似た感覚です。最初から山の頂上を目指すのではなく、まずは中間地点を目標に頑張る。そして、そのポイントに到達したら、次のステージへ進む。その繰り返しを続けているうちに、気がつけばかなりの高みまでたどり着いている。そうしたステップバイステップのアプローチが、最終的には私をボディビルの世界での成功へと導いてくれたのだと思います。
意識の変化で得た大きなモチベーション
1回目のコンテストの準備を進めていた時、日々のトレーニングや減量の過程で、自分の中で何かが変わっていくのを感じました。最初は「参加することに意義がある」と思っていた挑戦が、体が変わるにつれて「勝ちたい」という強い意志に変わり、その気持ちが自分のモチベーションをどんどん押し上げていきました。
この意識の変化こそが、ボディビルコンテストにおける私の大きなターニングポイントでした。自分自身を追い込んで、目標に向かって突き進む。そのプロセスで、肉体だけでなく精神的にも大きく成長できたと感じています。
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