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ただの薬剤師がボディビルチャンピオンになるまで 5〜コーチとの出会編〜

こんにちは、ボディビルディングをしている筋肉薬剤師の北川です。
今回の第5回は、私がコーチと出会ったことで、ボディビルにおける大きな転機を迎えた話です。

【専門家の意見を取り入れることの重要性】これを本当に理解したのが、コーチの高津先生との出会いでした。

高津先生との出会いのきっかけは、以前に登場した佐藤さんからの紹介でした。佐藤さんが紹介してくれた高津先生は、スポーツトレーナーとして非常に高名で、オンラインサロン「スポーツトレーナーの寺子屋」を運営されていました。私もすぐにそのサロンに入会し、高津先生の指導を受けることになったのです。

オンラインサロンでは、メンバーが定期的に高津先生と面談を行う機会があります。私が初めて相談させていただいたのは、ボディビルの階級についてでした。正直なところ、自分がどの階級に出場すべきか、減量の目標をどこに設定するか迷っていたんです。

初めての面談では、こんなやりとりがありました。

北川:「今、体重70kgなのですが、どの階級に出場するのが良いでしょうか?個人的には60kg以下級がいいと思っているんですが、10kgも落とせるか不安です。」

高津:「うーん、勝ちたいなら、もう少し減量して55kg以下級に挑戦するのがいいかもしれないね。せっかくやし、できるところまでやってみよう。」

北川:「え、15kgも減量できるんですかね!?(無理だと思うなぁ…)」

高津:「一度挑戦してみなよ。もし厳しければ60kg以下級もあるし、一度やってみよう。」

北川:「わかりました、それを目標に頑張ります!」

正直に言うと、最初は15kgもの減量なんて無理だと思っていました。しかし、トレーナーとして経験豊富な高津先生の目には、私にそれだけのポテンシャルがあると映っていたのでしょう。先生からのアドバイスを聞いて、「自分でもできるかもしれない」と新たな希望が見えてきました。

ここで私が学んだのは、「自分の限界を決めつけないこと。」信頼できる専門家のアドバイスを受け入れ、言い訳せずにやってみることが、成功への大きな一歩だということです。もしあの時、私が自分の考えだけに固執し、60kg以下級に出場していたら、ここまでの成果は残せなかったでしょう。

思い返すと、あの時の面談が私にとっての「ターニングポイント」の一つでした。高津先生の指導を受けたことで、私のボディビルへのアプローチが変わり、結果的に成長のスピードが加速したのだと思います。

ボディビルやフィットネスに限らず、「信頼できる専門家のアドバイスを受け入れること」が、どれだけ大きな力になるかを実感した瞬間でした。この経験があったからこそ、私は今の自分にたどり着けたのだと感じています。

今回の話は、ただ「15kg減量できた」という話ではありません。「自分の限界を決めず、信頼できる人の意見に従って挑戦することで、新しい可能性が開ける」ということを、少しでも多くの人に伝えたいと思います。もし、今何か壁にぶつかっている方がいれば、一歩踏み出してみてください。それが、次の大きな成長への鍵になるかもしれません。

このように、コーチとの出会いが私のボディビル人生にどれだけ大きな影響を与えたかを振り返ると、挑戦することの大切さを改めて感じます。皆さんもぜひ、信頼できる人とともに成長の道を歩んでみてください。

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北川俊一 | 筋肉薬剤師
最後まで読んでいただきありがとうございます。 自身で学んだことや感じたことを書いていきます。 時間があったらまた遊びに来てください。