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自分が輝ける場所で輝く

こんにちは。今井俊之介です。

前回はnote開設の経緯やプロフィール、今想っていることを書きましたが、
今回は、大学時代について振り返ろうと思います。

自分のことを知ってもらうために、

大学サッカー部時代の
・苦悩
・違和感
・ターニングポイント
・覚悟

について赤裸々に書いたので、長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただければ幸いです。

苦悩

自分は無名高校のサッカー部から、
毎年何人もプロを輩出している強豪の中央大学サッカー部に入りました。
正確に言うと入れちゃったが正しい気もしてます。

正直、まじできつかったです。
入部当初から劣等感の嵐でした。
練習では毎日自分の下手さを実感して、練習に行くのが嫌な時も結構ありました。

1年の時は、平日は片道1時間以上かけて実家から大学に通い、午前は授業を受けて、午後は練習。
練習でけちょんけちょんにされて1時間以上かけて実家に帰る。
これの繰り返し。

土日は朝練だったので、
山手線の始発4:31の電車に乗って、そこから京王線に乗り換え、各停に乗って、2時間近くかけてグラウンドに行っていました。
これもまたきつかったです。
朝帰りの楽しそうな人たちを横目に、寝過ごさないことだけに集中して電車に乗っていました。
何でこんなきつい思いをしてサッカーしてんだろって時々思ってました。
(2年時から一人暮らしをさせてもらったので、ガラッと生活が変わったんですが... )

中大サッカー部に入ったって言えば、みんなから「すげー」とか「サッカーうまいんだな」とか言われてたけど、情けなくてしょうがなかったです。

ここで辞めたら負けだという意地と熱くて優しい同期のおかげで、サッカー部にいました。
ただ"いた"って感じです。笑

あとは、とにかく自分のことを肯定し続けてくれて、朝練の時なんかは自分より早く起きて朝ごはんを作り、真っ暗の中、駅まで車で送ってくれていた母親にもかなり救われてました。本当に感謝してもしきれないです。


違和感

どうにか自分の存在価値を示そうと、もがいていましたが、自分の努力不足で、なかなかプレーではチームに貢献できずにいました。そんな中で、上手くなってプレーでチームに貢献したいと思う一方、逆のことを思ったりもしてました。

サッカーが上手いだけが全てか?

当時のサッカー部には、サッカーが上手い人たちが偉そうに振る舞い、サッカーの下手な人たちが物を言いづらい雰囲気がありました。もちろん全員がそういうわけではなかったですが、チーム全体の雰囲気として、そんな感じがしていて、ぼくは少なからず違和感を覚えていました。
チームとして健全じゃない気もするけど、サッカーがうまい人たちの努力量は半端なかったので、自分も文句を言う前に、サッカーがうまくなるしかないのかと思う自分と、とは言えなんか違うよなと思う自分の両方がいて、結構もやもやしていました。

正直8割くらいは努力を怠りサッカーが下手だった言い訳ですが...(笑)

一定期間、もやもやが続いていく中で、なんとなく自分の中で答えが見つかっていきました。

プレー以外でチームに貢献できる場所を作っておこう

これが当時の自分なりの答えでした。
なんでそう思ったかと言うと、プレーでしかチームに貢献できない人は、サッカーができなくなった時に存在価値を示すのが難しいのではないかと思ったからです。例えば、怪我をしてプレーできなくなった時にかなりきついんだろうなと思いました。であれば、やはりプレー以外の部分でもチームに貢献する場所を持っておかないといけないなと。
サッカーに全力で取り組むのは当たり前で、もっと努力しないといけないけれど、プラスして、人としてもっと成長して、プレー以外の面でもチームに貢献してやろうと心に決めました。

幸いにも同じようなことを考えていた同期が多く、こいつらとならこのチーム変えられる気がするなって思ってました。大学の同期のおかげで、自分の人生はかなり豊かになったと心から思ってます。
特にキャプテンの岳にはかなり影響を受けてました。
なかなか彼の魅力をぼくの言葉で伝えるのは難しいので、ぜひ彼の記事を読んでみてください。とにかく愛に溢れてます。


ターニングポイント

1.2年とあまりプレーでは貢献できていませんでしたが、チームのために自分ができることを探して行動していた結果、3年になった時に、同期のやつと2人でチームの応援団長をすることになりました。

自分はサッカーも下手で、みんなを引っ張っていくような性格でもなかったので、最初はかなり緊張してましたし、不安でした。
目立ちたがり屋ではあったので人前に立つのは嫌いじゃなかったんですが、先輩にも指示を出さなきゃいけないこともあり、結構ビビってました。(笑)

でも、一番前に立って、チームを鼓舞するからには、本気で勝ちたいと思ってないといけないなと思い、まずはチームのことを本気で好きになろうと決意しました。

そして、チームを好きになるためには、チームメイトのことをもっと知らないといけないと思って、積極的にコミュニケーションを取ったり、ごはんに誘ったりしてました。

全員ではないですが、色んなチームメイトのことを知ることができたおかげで、チームに対しての愛着も湧いてきて、試合中は自然と仲間を鼓舞することができてましたし、自分の居場所はここだって思えるようになって、自信が生まれた気がします。


覚悟

3年の夏ごろ、大事なトーナメント戦の前夜に、部員全員が集合した決起集会の中で、応援団長としてみんなの前で話したことがありました。

そして、その中で今でも鮮明に覚えてる言葉があります。

「このチームの応援のことはおれが一番考えてる。だから、おれについてきてほしい。」

正直かなり緊張してて、何を言ったかあまり覚えてないんですが、この言葉だけは鮮明に覚えてます。
何日もスピーチの練習をしていたんですが、この言葉は全く原稿になくて、咄嗟に出てきた言葉でした。
でもその言葉を言えるくらいの覚悟があったんだろうなぁと振り返って思っています。

余談ですが、そのスピーチの時に、先輩の一人がすごいうなづきながら聞いてくれていたのを、今でも覚えてます。
スピーチの最後の方は、その先輩に向けて話してました。笑
4年越しにお礼を言います。ありがとうございました。

話を戻しますが、
チームのことを真剣に考え、どうにかチームをいい方向に進めようという覚悟を持てたのは、応援団長という自分が輝ける場所があったからだと思ってます。

サッカー部にいる以上、プレーでチームに貢献できるのが理想だとは思いますが、プレー以外で自分を表現する場所があるというのも大事なことだと思います。
ぼく自身、応援団長という立場でチームに貢献していると実感できたことはかなり救いでした。

努力して、上手くなって、プレーで自分を表現することから逃げていた自分がいるなと感じることもありましたが、自分はこれでよかったと今では納得してます。

「自分が輝ける場所で輝く」

どんな環境でも、自分が置かれた場所で、全力を尽くす事はもちろん大事なことですが、
自分が輝ける場所・努力しやすい場所を見つけられたら、それに越した事はないと思っています。

だからこそぼくは、自分の輝ける場所を探し続けようと思います!

そのためにも、とにかく色んなものに触れて、その都度考え続けます!

長くてまとまりのない文章を、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!

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