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UiPath Friends 2021年 総まとめ & 2022年に向けて

みなさん、こんばんは。

渡辺俊平です。(@ShumpeiWatanabe)

このnoteは、UiPathアドベンターカレンダー202119日目の投稿です。昨日18日のさおさん (@saosao885) と原田さん(@HarataHidenori) のブログ、同じ19日のAmyさん (@iam_amzy_) のブログ、明日20日は浅利さん(@asari_rpa) & 宮城さん(@miya_gis) のブログもぜひご覧くださいね!


2021年のUiPath公式ユーザーコミュニティUiPath Friendsの活動のまとめをご紹介します。

1. 数字で見る2021年のコミュニティ活動

2021年の活動を数字で振り返ると下記の結果です。

数字で見るUiPath Friends 2021年の活動

登録メンバーは、約1,750名となり、2021年に発表したユーザー数は82名うち27名が初登壇となりましたため、約3割の方々がUiPath Friendsをきっかけにスピーカーデビューいただきました。年間で20回のイベントを開催し、内訳は全国3回、関西2回、女子部1回、製品特化のStudioXテーマで1回、もくもく会は毎月で12回でした。
アウトプット強化月間は7月と12月です。「UiPath ブログ発信チャレンジサマー2021」では、過去最高87本のブログ発信が寄せられ、31本書いた方がUiPath Japan MVPに選出される嬉しい出来事もございました。絶賛開催中のアドベントカレンダー2021では、現状50本のブログ記事が予定されています。

2. 2021年に取り組んだこと

昨年末 2020年12月18日(金)に開催されたUiPath Friends 全国 ~クリスマス アウトプット スペシャル2020~にて、2021年に取り組みたいことをご紹介いたしました。
〇はできたこと、△は未達成・課題ありと実感しています。2021年12月17日(金)開催のイベント「UiPath Friends クリスマス交流会 2021 ~みんなで飾ろう自動化ノウハウ、みんなで語ろうUiPath~では尺が足りなかったため、noteでは一つずつ振り返ります。

2021年の取り組みの自己採点

①ハッカソンチャレンジ勉強会

UiPath グローバルで不定期開催をしているハッカソンに向けて、日本からの挑戦者たちでの勉強会やチームづくりを出来ればと画策しておりましたが、空振りしました!ちなみにコミュニティのSlackでは、これに向けたハッカソン専用チャンネル #hyperhack があります。クリスマス交流会でのRPAチャレンジが今後の布石になるか?

②はじめてでもできるUiPath ○○

着実に拡がりつつRPAですが、これから初める方はかなり多くいらっしゃいます。初めてUiPath を触る方向けの企画が2つ開催、いずれも大好評なことのみならず、実は上級者の方々も参加され、ツイートで暖かく声掛けしている様子が素敵でした。

②-1 ここがすごいぞ StudioX !! ~ 初心者&ビジネスユーザー向けデモ ~

②-2 UiPath はじめたての人がハマるポイントとは? 初心者ライトニングトーク&ディスカッション

③コミュニティ コラボ

UiPathが自動化・連携できるシステム、ツールはたくさんございます。グローバルでは400社を越えるテクノロジーパートナーとアライアンスを結び、自動化できる範囲をどんどん拡大しています。各社のシステム、ツールにもユーザーコミュニティがあります。技術的に連携するのみならず、ユーザーコミュニティ同士がコラボして学び合ったら面白いではありませんか!
自動化する対象システムのコミュニティに飛び込んでみることで、知見が広がるのみならず、交流の幅も広がって良い経験になるはずです。3つのコミュニティとUiFesにてコラボいただきました。今後はお互いのコミュニティでユーザーが発表&交流し合えると更に面白いことになりそうです。

AI Creators
AI Creators はAI inside製品をはじめとした「AI」に対する知見や理解を深めながら仲間づくりができるAI inside のコミュニティです。コンセプトは、①「Share」最新AI情報をシェアしあえる②「Study」勉強会で学びあえる③「Support」メンバー同士で助け合える です。コンセプトに共感いただける方でしたらどなたでもご参加可能なオープンなコミュニティとなっています。

chillSAP

読み方は、「ちる・えす・えー・ぴー」です。SAP社の製品やサービスなどの関連情報をソーシャルメディア (Twitter, Facebook) やブログ等で発信しているメンバーが集まったコミュニティです。

DataRobot Community
DataRobot コミュニティは、メンバー数1000名を超える日本のDataRobotユーザーのためのデータサイエンス特化型コミュニティです。

④もくもく会の定期開催

毎月第4土曜日の朝9時から12時、もくもくサタデーモーニングは1年間を通して開催することができました。日程を決めて時間を確保すると不思議と寝坊しないものですね。ここの詳細はUiFesでの遠藤さんセッションをぜひご覧くださいませ。もくもくと勉強する会からも交流が生まれ、勉強がはかどり、参加者同士でのお悩み相談が開催されることは、予想外の良いことでした。

⑤メンバー同士の繋がり強化

コミュニティのオープンSlackはありますが、活用&盛り上がり度合いはまだまだでした。初コメントするハードルを下げつつ、メンバー同士で知り合うきっかけ、自動化ノウハウを共有し合える場づくりを目指していきたいです。ここに秘策はないと思いますので地道に活動していきます。いいアイデアは常にウェルカムです!

⑥UiPath Friends Festival 2021

全てがパワーアップして2年目の開催となりましたUiPathコミュニティ最大の年次カンファレンスUiPath Friends Festival 2021 ~未来につなげ!今年も豊作!!自動化ノウハウ大収穫祭~ 初登壇者の方々からベテランスピーカー、UiPath社員や社長、そしてコミュニティコラボのゲストスピーカーまで全国から多数の方に自動化ノウハウを披露いただきました!
UiPathでは現場が輝くDXを目指していますが、まさにこの場では現場で活躍するユーザーのみなさまが、LTやディスカッションでの発信を通じてコミュニティでさらに輝いている様子が現地から、そして画面越しからも全開に伝わってきて、嬉しすぎました!
個人としても、企画から当日運営が終わるまで全てのエネルギーを使い果たしまして、わたしのUiPathライフの中で間違いなく最高の一日でした。
詳細は8時間30分を越えるアーカイブ配信やブログをご堪能くださいませ!

UiFes 2021結果概要

⑦UiPath Friends 全国&地域開催

オンライン化が進み地域ごとに集まる機会が少なくなった今年、改めて地域のつながりや地域発信する意義が再考されていると思います。全国のコミュニティメンバーがどこからでも参加&発信できる環境に比べ、あえて地域メンバーのみで企画・発信することで、地域ごとの特色が出せるようになります。UiPath Friends 関西では、まさに関西ユーザー縛りのLTとパネルディスカッションが繰り広げられ、関西発から全国に発信する流れをつくっていただきました。一方でご自身の地域では周りに一緒に活動できるメンバーが少ないケースもありますので、オンラインの利点を生かして他の地域から応援メンバーを呼んで運営するのも一案かもしれません。ここは2022年にうまいやり方にトライしていきたいです。

⑧UiPath公式とのコラボ

四半期に一度は、コミュニティメンバーの方々にUiPath公式イベント等に出演いただく形で多数ご協力をいただきました。公式のイベントで登壇機会が増えることはコミュニティメンバーのみなさまにとっても良い社内&社外アピールの機会となると信じていますので、今後も積極的にチャンスをつくっていきます!

UiPath公式とのコラボ

⑨アウトプット強化月間

毎年恒例、と言っても昨年から始めたアウトプット強化月間は7月と12月です。7月はUiPath Japan MVPの募集月間であり、また夏を楽しく熱くみんなで盛り上がりたく、昨年は勢い重視で急遽始めたものの今年はnoteでガイドを展開して始めました。合計87コンテンツが生まれ大いに盛り上がりましたね。UiPathブログのアウトプットの鉄人と言ったらこの人、のちにUiPath Japan MVP 2021に認定されるみやぎさん31コンテンツを発信されたことには誰もが驚いたことでしょう!
12月のアドベントカレンダー月間は、25日までの毎日が楽しみですね!

⑩はじめてでもできる運営強化プログラム

運営メンバーに興味あるけど、初めてで何をしたら良いかわからない… UiPath Friendsでは、コミュニティ運営の経験者はほぼおらず(渡辺も含めて)、試行錯誤を重ねて今日に至ります。過去の取り組みや失敗、ノウハウを共有して次回に流用しやすく、やる気のある誰もが運営に参画できるように取り組みました。

⑪ UiPath Friends Lovers 

上記の取り組みには、コミュニティリーダーの方々の活躍が欠かせません!
運営メンバーの中から、リーダーシップを発揮し、自ら積極的に情熱をもって活動し、コミュニティの成長と発展に貢献された方UiPath Friends Loversとして、継続受賞の方は殿堂入り部門として表彰させていただきました。ここを語ると長くなりすぎるので、詳細はコチラより。

3. 2022年に向けて

ユーザー主体のコミュニティでは、主体的にコミュニティ活動に関わることがレベルアップにつながります。
聞いて理解したつもりになっていても、声に出してみると説明できないことがありませんか?プレゼンをする時、準備で調べる過程でより深い理解が得られた経験はありませんか?ひとりで悩んでいて解決できないことも、周りの方に聞くとすぐに解決できたこともあるでしょう。
Studioは得意だけど、Orchestratorはあまり詳しくない。RPA推進に悩んでいるけれど、周りに相談できる人がいない。そんな方々が得意な分野を教え合う、学び合うことでお互いにレベルアップしていけることでしょう。ギブ&テイクよりも、ギブバックのマインドがコミュニティ活動にはフィットします。困ったときにひとつ教えてもらったら、同じように困っている誰かの質問にひとつ回答してみる。日々の気づきや学びを、同じことで悩んでいる人のために発信してみる。この繰り返しと積み重ねがご自身の変化と周りにポジティブな変化を生みだせるのではないでしょうか。
ぜひ、コミュニティ ロードマップを参考に、現状の振り返りと来年の目標を立ててみてはいかがでしょうか? コニュニティのリズムとご自身の目標にあわせて、活動計画を立ててみることをオススメします。ご自身のコンフォート・ゾーンから一歩踏み出す勇気が、新たなる成長につながり、素敵な仲間に巡り合えることでしょう。

コミュニティ ロードマップ
コミュニティの運営リズム

2022年は以下3つを強化してチャレンジします!

①ハイブリッド開催!地域発信 x 地域間交流

全国展開を再開します!自分の地域には自動化仲間がいない? そんな方は手を挙げて作ればいいのです!企画は基本的にオンラインで行いますし、全国の運営メンバーのノウハウをいかして新地域でのUiPath Friends XXX の立ち上げは敷居が下がってきました!
ハイブリッド形式で開催し、リアル会場を配信会場としつつスピーカー&運営メンバーが集い、会場スペースによっては一部の参加者を呼ぶことができるでしょう。ドタキャン防止かつ会場で会えるプレミアムチケット的に、少額の参加費を募っても良いと思います。地域の自動化ネタは、きっと全国のみなさまに響くでしょう。ワーケーションとかけあわせて他の地域の運営メンバーがサポートしても面白いでしょう。また地域間でコラボした形式で開催することもできるでしょう。ご自身の地域でUiPath Friendsを立ち上げたい方、激募しますのでぜひご応募くださいませ! 熱量重視で実現に向けて全力サポートします!

地域発信 x 地域間交流をハイブリッド開催で

②UiPath Friends CoEトーク

今年、RPA推進についてパネルディスカッションをお届けする機会がありました。イベントの尺的におよそ30分枠なのですが、議論が白熱しすぎていつも時間が足りなく… そして準備の打ち合わせでは、尺に収まりきらなかった素敵なお話しや自動化ノウハウがたっぷりあります。この準備の打ち合わせではRPA推進における悩み、挑戦と共感、気づきや学びがあふれ出る場面が本当にたくさんありました。まさに発信する側に情報が集まる瞬間でした。

RPA推進には100%の正解はなく、企業風土にあわせたチームづくり、社内への展開の方法や効果の見せ方、エンドユーザー向けの勉強会での伝え方、モチベーションアップ施策など、展開フェーズによってもチャレンジは異なります。しかし、様々な打ち手を知りノウハウを吸収して自社にフィットする推進施策を編み出すことで成功の確率を高めることはできます。RPA推進者は、社内では相対的に人数が少なく孤立しがちなケースもあります。

RPA推進者たちが、フランクに相談し学び合えるようなCoEトークの機会を小規模で始めたいと思います。ディスカッションしたいテーマを各自持ち寄っていただき、そのテーマについてに話し合い、参加者全員で共有する。ライブ配信やイベント中では、お話ししにくいトピックも小規模ならでは、配信無しでたっぷりと行いたいと思います。oViceかZoomを活用してオンラインで開催、そしていつかリアルでも開催したいです。

UiPath Friends CoEトーク

③世界に羽ばたこう!UiPathグローバルForwardを体感しよう!

UiPathグローバル最大のオートメションのカンファレンス #UiPathForward  に行きましょう!UiPathの戦略から最新の製品発表と開発者によるデモなどが熱く披露されています。また世界のUiPathユーザーとの交流も醍醐味です。一次情報を自ら取りに行って、グローバルの熱気を体感してみませんか? 日本からの参戦メンバーが揃えば、UiPath Japan Night 開催して、現地から学びを発信、ライブ配信などに挑戦しつつ現地ならではの交流の機会もつくりたいですね!

4. まとめ

UiPath Friendsで企業の枠を越えて、自動化ノウハウの共有 & 自動化仲間づくりを体験してみませんか? この経験と自動化仲間とのつながりが、社内の自動化コミュニティづくりや自動化推進に必ず効きます!
2022年の自動化ライフを楽しく充実したものにしていきましょう!
主役は
最後までお読みいただいたアナタです!

2022年の自動化ライフをコミュニティ活動を通して楽しみましょう!


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