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運命の人に出会うたったひとつの方法

若者の恋愛離れが叫ばれて久しい。

様々な調査結果が出ているが、今付き合っている相手がいるとかいないとか、交際経験人数が0人だとかそうでないとか。

でも、そんなこと僕はどうでもいいと思っている。

日本の恋愛に関しては、もっとドラスティックな問題があるのだ。

・・・

「恋人がいる人たち」を考えてみる。

20代中盤の、恋人がいる人に対して、「その人と結婚したいかどうか?」を尋ねると、「絶対に結婚したい」という声はあまり聞かれない。

「タイミングが合えばね…」

とか、

「まだちょっと分からんな〜」

とか。

真剣さが足りない。

今の世の中には、真剣に付き合っている人が少ないのだ、と思う。

・・・

僕は、運命の人がいると信じている。

そして、そのような話をすると、一笑に付されることが多い。

僕の感覚値ではあるが、今の日本には、少なくとも20代の男女には、「運命の人がいる」と信じている人があまりにも少ないと思う。

そしてそれが、日本の恋愛環境の不健全さを生み出している気がしてならない。

みんなが、「運命の人はいる」と信じて生きれば、もっと真剣に恋人を探すと思うし、もっと真剣に恋愛すると思う。

その連鎖が、愛の連鎖を生み出し、世界を幸福で満たしていく。

そういう風に生きてほしい、と僕は願っている。

・・・

僕が、運命の人はいる、と信じているのには、しかしながら、揺るぎない根拠がある。

僕は、運命の人に出会ってしまったのだ。



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菊池俊平
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