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『住友と共創 ~ビジョンを描く~』から

住友グループ広報委員会のWebサイトにある『住友と共創 ~ビジョンを描く~』というページに、同グループ企業に話を聞いてまとめた最新の取り組み動向を記事化しています。「ジャーナリストが深掘りして書く」というコンセプトで、サステナビリティやSDGs、ESGで未来を描く話が中心です。
(※記事が公開され次第、随時アップします)

扉(トップ)写真は住友グループの祖業となった別子銅山(愛媛県新居浜市)の貯鉱庫跡
写真ACより)

◆住友精化 世界初、紙おむつ向け吸水性樹脂の水平ケミカルリサイクル技術を開発

住友精化は、紙おむつに使われる吸水性樹脂(Super Absorbent Polymer=SAP)を主力事業としている化学会社だ。紙おむつ事業は、ベビー(幼児)向け市場が国内の出生率減少で伸び悩んでいるが、高齢化が進んで大人向け市場では拡大が続いている。これに伴って紙おむつの廃棄量も増える一方だが、これまでSAPはリサイクルが困難だった。しかし住友精化は使用後のSAPを再生利用しても従来の吸水性能を維持できる世界初のリサイクル技術を、実験室レベルで開発した。紙おむつの廃棄量を将来的に削減できる可能性が高まった。

公開:2024年9月20日
住友精化が取り組むSAPのケミカルリサイクルの技術イメージ(※記事中から引用・転載)

◆三井住友海上火災保険 防災を支援、「万が一」に備えて保険を超えた安心を

これまで保険会社の主力事業といえば、偶然の事故や災害によって発生した損害を金銭的に補償する保険商品だった。しかし三井住友海上は「保険本来の機能に加えて、事故発生(補償)前の予防、事故発生(補償)後の早期復旧やリカバリーを考えるべきではないか」と発想を転換した。補償前後のソリューションを提供すべく独自に調査と企画を重ね、2023年4月から法人や個人、自治体向けにソリューションを提供してきた。

公開:2024年6月21日
防災ダッシュボードでは、大雨による洪水の事前予測、発災後の被害棟数推定データの閲覧などが可能(※記事中から引用・転載)


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