【日経リスキリングから②】世界の半導体大手で実力発揮、原動力は日本流営業術(レノボ・ジャパン元社長 デビット・ベネット氏)
パソコン(PC)の世界市場で先頭を走るレノボ・グループ(聯想集団)。その日本法人レノボ・ジャパン(東京・千代田)と、資本提携先のNECパーソナルコンピュータの社長を2018年5月〜2022年6月まで務めたデビット・ベネット(David Bennett)氏にインタビューして記事を書いたのは2019年6月だった。
現在はカナダのAI(人工知能)向け半導体のユニコーン企業、テンストレント(Tenstorrent)でChief Customer Officer(CCO)の職にある。並の日本人より日本語が堪能で、早稲田大学から学習院女子大学大学院に進んで「古今和歌集」など日本の古典文学の研究を志したという経歴を持つ。
ジャマイカで生まれ、一家でカナダ移住→日本留学から、日本で就職して「日本的な営業術」で出世を重ねてきたベネット氏の半生に迫った。
日本語や日本文学の研究者としての造詣の深さを遺憾なく発揮した著作(日本語)もある。日本とのつながりを大事にし、誠実な受け答えが人柄の良さが魅力的な人物だ。
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