さらに進化して便利になったBenQ ScreenBar Pro モニターライトレビュー
こんにちは。朱門です。
今回はBenQさんのご厚意で "ScreenBar Pro モニターライト"をご提供頂きましたので、2週間ほど試用しての感想や気になる点や過去モデルとの比較をご紹介したいと思います
ScreenBar Pro
以前、こちらの記事で ノーマル版である "ScrennBar モニターライト"をご紹介しましたが、今回は"ScreenBar Pro" になり、基本的な機能は継承しつつも、いくつか進化したポイントがあります。
広い照明範囲
いままでのScreenBarシリーズよりも照明範囲がかなり広くなったとのこと。以前のScreenBarの場合は照明範囲は 60cm x 30cmでしたが、ScreenBar Proでは 85cm x 50cmになりました。
私の場合、普段はモニターを3台使用してるのですが、ScreenBar Proは3台あっても全体の範囲をカバーできるようになりました。
もし、ウルトラワイドモニターを使用する場合でも十分な照明範囲だと思います。
新クランプ
ライトをモニター上部に固定するクランプのデザインが変わり、以前よりもしっかりと取り付けができるようになったそうです。
実際に使ってみると、かなり安定感が増したように感じます。
また、モニター上部にベゼルカメラが搭載されている場合でも遮らないように設計されているのだそう。
私の場合はカメラ上部にWebカメラを載せて使ったりしますが、別売りのWebカメラアクセサリーを使えば、ScreenBar Proの上にWebカメラを安定して設置することも可能です。
自動点灯・消灯
ScreenBar ProはToFセンサー(超音波を使ったセンサー)が搭載されているので、モニター前方の動くものを感知してモニター前に座れば自動的に点灯してくれます。
実際、このセンサーがよくできていて、敏感過ぎでも鈍感でもないので、ちょうど座ったときにだけ反応してくれます。また、5分間離れていると自動で消灯してくれるので、消し忘れもなく安心です。
今まではスイッチでON/OFFしていたので、少々手間だったりつい点灯・消灯忘れもありましたが、自動でON/OFFできるので点灯忘れは全くなくなりました。
リアルタイム自動調光
ScreenBar Proには自動調光機能が備わっており、照度センサーが周囲の明るさに応じて自動調光し、色温度を4000K に設定に調整してくれます。自動で目に優しい最適なワーク環境に設定してくれるのでとても便利です。
色温度設定
ノーマルなScreenBarと同様に色温度調整ボタンで色温度が2700K - 6500Kの8段階(6500K(寒色)、5700K(クールホワイト)、5000K、4500K(中間白色)、4000K、3500K(暖白色)、3000K、2700K(ソフトホワイト))で調整可能になっています。
スクリーングレア
スクリーングレア(スクリーンへの反射)が無いのも以前のモデルから継承しているポイントの一つ。ライトの光が垂直から前方にしか広がってないので、スクリーンに対して直接ライトがあたらないことで、モニターに余計な光が反射せずモニターが見やすいです。
開梱
内容物としてはかなりシンプルになっています。本体とUSBチャージャーだけです。
私の場合はモニターから直接USBに給電可能なので、USBチャージャーは使いませんでした。
使用感
気に入っている点
特徴そのままになってしまいますが、実際に2週間ほど使用してみて、下記の点が気に入っています。
広い照明範囲
自動点灯・消灯
演色性 Rf > 96
色温度の調整機能
自動調光
特に照明範囲が大幅に広くなっている点が良いと感じています。
私は普段3台のモニターをL字型に配置しているのですが、真ん中のモニターにこのScreenBar Proを設置したところ、作業エリア全体をカバーすることができました。
今までは24 inchモニターの前だけに照明が当たる感じで限定されていたので、これにはかなり変化を感じます。
また、前述したように自動点灯・消灯と自動調光が便利です。
これらの自動機能によって、設置後はほぼ本体を触ることなく快適に使用できています。
気になる点
正直、いまのところ特に気になる点・改善してほしい点は無いのですが、強いて挙げるとすれば、点灯時に一度明るさがMAXまで明るくなってから自動調光で調整されるような挙動が少々気になりました。
こんな人におすすめ
基本的にはPCモニターを使う人であればどんな作業にも活用できると思います。特に複数のモニターを使っている場合や、ワイドモニターを使っている場合、今までのモニターライトよりも照明範囲が大幅に広くなったこのScreenBar Proはかなりおすすめです。
また、モニターの形状が特殊でモニターに直接ライトを付けるのが難しい場合でも、このScreenBar Proであればしっかりと取り付けられると思います。
写真や映像編集で長時間PC作業を行う場合は、目の疲労が心配ですが、自動調光機能で目の負担を減らせるのは助かりますね。
まとめ
今回はBenQさんの新しい "ScreenBar Proモニターライト"を2週間ほど試用しての感想と紹介させて頂きました。
既に前モデルのScreenBarモニターライトを日常的に使用していましたが、ScreenBar Proでは更に照射範囲が広くなり、また様々なモニターにも対応したのでモニターを買い替えた場合にも引き続き使うことができるのは嬉しいポイントだと思いました。
それでは、また。