約4ヶ月間の「英語のハノン 初級」を終えてできるようになったこと
「究極のパターン・プラクティスで「英文法」と「英音法」を習得。」と謳われている「英語のハノン 初級」。今年英語の学び直しを始めたばかりの私が、4ヶ月の「パターン・プラクティス」を通してできるようになったことをまとめました。
こんにちは!趣味で英語学習を楽しんでいる、shumieigoです。前回の記事を読んでいただいた方、ありがとうございました!
今回はその記事内でも紹介した「英語のハノン 初級」を終えたので、レビューとして私が個人的に「できるようになった!」と実感したことなどをまとめて紹介ます。(好きすぎるので「好きなところ編」は別でまとめたいと思っています→11/1追記 書きました!https://note.com/shumieigo/n/n9a6569f2a770)
英語のハノンシリーズが気になっている方や、これからの英語学習のために教材を探している方のお役に立てれば嬉しいです!
リスニング×文法理解向上目的で購入
英語学習を進めていく上で「いろんな教材が気になる期」があり(皆さんもありませんか?)その頃に出会った本。Xでいろんな人がハノンを話題にしており、気になって調べたのがきっかけでした。
「スピーキングって書いてあるけど…会話のための練習なのかな?」と思いつつも、レビューを読んでみると…「リスニング力が向上した」「英文法の理解がより深まった」といった内容のものが多数見られました。
私は「英語で話せるようになりたい・コミュニケーションを取りたい」というよりも「英語で作られた映画やドラマを、自分の脳でしっかり理解したい」というモチベーションで英語を学習しています。なのでこの本が提唱している「自分で考えて発話することで、より英文法の理解が深まる」という点にものすごく魅力を感じて購入しました。
1日1ドリル、朝晩2回
本に記載されている通りのやり方でスタート。約1日1ドリル、ほぼ毎日やりました。
朝:解説を読み実際に発声して練習
まずはそのドリルの文法解説を読みます。重点的に大事なポイントだけ抑えた文章なので読みやすかったです。その項目を意識したままドリルの例文を黙読。ある程度のイメージを頭に入れておきます。それから下記のように進めました。それぞれつっかえずに発音できてから進めます。
音声はスロー、本を開いてみながら
音声はスロー、本を閉じて
音声はナチュラル、本を開いてみながら
音声はナチュラル、本を閉じて
1、2は丁寧に。解説に書かれたことがどう作用してるのか意識しながら読みました。ナチュラルの音声がかなり早いので、長い文章などは結構苦戦。細かく区切ってちょっとずつ覚えて進めます(このとき文法をかなり意識したので身についた部分が多かったです)
短めの文章の時は2→4とスキップすることもありました。大体20〜30分くらいかけました。
夜:朝の復習、全部すらすら言えるように
朝の復習を、4だけ(音声ナチュラル、文章見ず)でやりました。本が必要ないので、ドライヤーや、料理や洗い物しながら、洗濯物畳みながら、布団の中で寝付く前…などなど生活の中でやっていく感じでした。
朝に苦戦したところがスッと言えるようになったり、この夜で言えなくても翌日朝にはできるようになってたことが多かったです。同じく大体20〜30分くらいです。時間がある時はどんどんやってたので、後半は40分近くずっと繰り返したりもしてました。
できるようになったこと
そんなこんなでほぼ毎日練習して、約4ヶ月かけて最後のドリルまで終えました。始める前に比べて、明らかにリスニングや文法理解が向上しているので、どれも完璧ではありませんが具体的に「前よりできるようになった!」と実感したことを下記にまとめます。
1.次にくる単語をなんとなく予感する
うまく説明できる自信がないのですが…おそらくたくさんの英語表現を毎日聴いて、自分でも理解してから何回も繰り返し発音したことで、「この単語の次には大体こういう単語がくる」と予測する力がなんとなく身についた気がします。
「〜on the…」だったら、物質的に上に乗っていると言うだけでなく、何かリスト化したもの・その前に述べたものより大きな枠のもの・多分名詞がくるな、とかを瞬時に事前に予測する感じです。(例がうまく浮かびませんが…)
あらかじめ予測しているので、文章の内容が入ってきやすいのだと思います。まるっと日本語に訳す前に、「どんなことを言いたい文章なのか?」という概要をあらかじめイメージできるようになりました。
2.hisやherなど「弱化」がおきやすい言葉を聞き取る(理解する)
この本をやるまで英語発音における「弱化」を全く知らず…。6月のTOEICにむけての対策をしていたときも、リスニング用音声のスクリプトを確認していて、「今himなんて言ってた?!」「この単語妙に語尾伸びてると思ったら、herだったんだ…」みたいなことが頻発していました。
特にhis、him、herを聞き落としがちだな〜とは思ってました。それがちょっと改善されました。完全に聞き取りはできないけど、「この妙な間はもしかして「her」入ってる?」と思い当たることができる感じです。
3.「自分の声」で英語を発話する
この一冊を通して、自分が英語を話す声がちょっと低くなりました。というより、今までが不自然に上擦っていました。大勢の前で話すときのような、明らかに作っている、緊張している声。
それが日本語を話す時と同じように落ち着いたという感じです。「読み上げてる」というより「言っている」に近い響きになりました。音声の抑揚もそのまま真似するようにしてたので身についたのかもしれません。
これから始める方はぜひ録音してみてください!私は特に第二部後半あたりから変わってきた気がします。
4.日本語に訳さず、意味をイメージする(一部)
これも説明が難しいし、1.の「予測」に近いと思うのですが、よくいう「英語脳=頭の中でも英語で考える力」の端っこをちょっと掴めたような…という感覚です。終わりが近づいた頃に実感しました。
「訳さないで、直接イメージが頭に浮かぶ」「自然とその単語が出てくる」みたいな感覚です。(たまにです!笑)今まであまり感じなかった感覚だったので結構はっきり覚えてます。
ただこれは、9月ごろから「基本文法から学ぶ 英語リーディング教本」という文法解説の本も読んでいたので、その影響もあるかもしれません。
初級を終えて、そのあとは…?
始める前と後でこんなに違うのかと正直びっくりしています。このまま中級に進んでもいいのですが、その前にもう少し基本的な文法項目を頭に入れておきたい…と思い、前述した「基本文法から学ぶ 英語リーディング教本」を読んでいます。(こちらも最高に楽しい。)
また実はすでに中級が手元にあるので、11月から始めようと思ってます!中級は音声に「スロー」がないので、より激しい?楽しい?道のりになりそうです☺️
ここまで読んでいただきありがとうございました!冒頭で述べた「好きなところ編」も執筆中なのでお楽しみに…。
毎日の英語学習を通してその都度気づいたことなど、X(https://x.com/shumieigo)でちまちま記録しているので、よかったらお気軽にフォローしてくださると嬉しいです。一緒に楽しく英語を学びましょう〜!
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