菅田将暉は、無事真犯人を見つけられましたか。
トロントについて1週間が経ちました。少しタイムラグがありますが、せっかくなので機内で書いたものを投稿しようかと思います。
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私は今飛行機に乗りながら「花束みたいな恋をした」を観ています。たった今、ようやく2人が付き合い始めました。無事に出発できました。
成田空港は静かでした。お土産屋さんはほとんど開いておらず、飲食店もチェックインカウンターも半分くらいの稼働率。姉と友達の2人に見守られてゲートをくぐりました。空港は閑散としていたわりに飛行機に乗ると満席で、一見して観光目的ではなさそうな日本人ばかりです。私の席は中央ブロックの通路側で、隣はぶっきらぼうだけど「Thanks」がすぐに言えるアジア人。話題映画目白押し誘惑的な画面に一度も触れずにずっと眠っています。これぞデジタルデトックスの猛者、憧れます。
じゃあここでひとつ、期待はするもんじゃないと分かっていながら、カナダ生活の理想の一部分書いてみようと思います。
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行きつけのカフェを見つけて、そこでバイト。春に明るい色のスプリングコート、夏になったらTシャツを現地で調達。それ着てヨガ行ったり、市民プールがついた施設に通ったり。地元の人々に囲まれて市民施設主催のエアロビのアクティビティに参加したりする。余力があって危なくなければステイ先から学校まで歩いたりしてみたい。早朝に公園に行ったらアジアのおじいさんが太極拳をやっていて、仲良くなって教えてもらったりする。年下のホストマザーと意気投合し、お休みの日に一緒にスーパーに行って、ついでに出身国の料理とか教えてもらう。スーパーや市場にものすごい種類の果物が並んでて、気になったやつを片っ端から試してみる。リンゴの皮むきがうまくなる。むしろそのまま食べてるかも。犬からも歓迎される。語学学校でいろんな人と知り合って、日本人そうでない人、とにかくたくさんの国籍の人にインタビューさせてもらう。ノリの合う友達と仲良くなって国内旅行。プリンスエドワード島行きたい。
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ああ、こんなこと書いたらギャップばかりで後悔するかも。でも今だけかもしれないし、ワクワクしておこうと思います。
ちなみに「花束みたいな恋をした」は、「We Made a Beautiful Bouquet」と訳されていました。おしゃれ。「ミステリというなかれ」の菅田将暉は、水川あさみを殺した真犯人を突き止められたのでしょうか。続きが気になります。でもやっぱ自分の今後も気になります。