持続不可能な日本、混乱する政治

いよいよ、政治に対する不信が極めて高くなっています。

派閥のパーティー券裏金作り、世襲の問題、旧統一教会との癒着、強引なマイナ保険証への移行や経団連の自民党への巨額献金など、疑惑や問題が山積しています。
またガソリンの二重課税やインボイス制度の導入など、国民生活はより厳しくなっています。

しかしながら、それらに対して内閣総理大臣であり自民党の党首でもある、岸田文雄は国民に対してしっかりとした説明をしておらず、またそれぞれの議員たちも発言を控えてばかり。

久しぶりに参議院予算委員会のテレビ中継を見ましたが、総理含め与党自民党議員たちの答弁の薄さはひどいですね。
まるで言っている意味がわからない。

役人が作成した答弁書しか話せない議員が多すぎです。自分の意見がまるでない。
それなら誰が議員やったって同じです。

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はっきり言って政治が腐敗しています。
特に今回の派閥による政治資金パーティー券の裏金作りについては、報道でもあるように、自民党の大物議員が関係しているようですし、東京地検特捜部も応援を呼んで徹底的に捜査していくようです。

おそらく、このまま行くと内閣総退陣するのは当然、総選挙で自民党も与党から脱落するものと思われます。
また、議員の逮捕者も出るのではないかと思っています。

ただし、残念ながら現在の野党も政権与党を担えるだけ党がありませんので、複数の党での連立が現実的なところだと思います。
そうなると、どこの党が与党になるのかわからない、政治の混乱に拍車がかかります。
（極端な話、共産党だって連立与党になる可能性もあると思います。）

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そうすると、今後の日本はどうなるでしょうか？個人的には、いま欧米で強まっている自国優先主義的な傾向が強くなる可能性が高くなると感じています。
また移民排斥やヘイトスピーチなども増えてくるでしょう。

将来は少子高齢化で人口減少になりますが、今の政府は外国人財を頼りにしています。しかし、日本がさらに内向きな環境になれば、海外から来てくれません。人材不足はさらに深刻になるでしょう。

政治の混乱は、最終的にはわれわれ国民の暮らしに反映されます。
政権交代となった場合でも、国民のため、また国際協調ができる政権となるよう、強く望みます。