ここが私のanother sky~週末住人として感じる3つの価値~
こんにちは。週末住人sの塩田です。生まれも育ちも東京で過ごしてきました。
そんな私が鳥取県へ行き、週末住人と初めて関わりを持ったのは今から6年前のこと。
大学の社会連携事業の一環で鳥取市に学生を派遣するというプログラムがありました。「旅行みたいで面白そう」がきっかけで参加したこのプログラム。市役所職員の方に市内の案内を受けながら、出会ったのが週末住人の創設メンバー。彼らと初めて関わってからもう6年になります。プログラムが終った後も、私は鳥取県の魅力に惹かれ、度々この地を訪れていました。
この記事では、私が週末住人と関わってきた(外から眺めてきた?)6年間のことを思い出してみながら、ワクワクすることをまとめてみたいと思います。
1.週末住人の拠点
鳥取駅から2両編成の電車で約30分。のどかな風景を眺めながら、座席にもたれかかり、都会での喧騒さから逃れてゆったりしていると小川が見えてきた。用瀬町である。
ホームに降り、周りの静かさ、古い町並みを眺めながら週末住人の家へ向かう。橙色の瓦に木造家屋、一昔前にタイムスリップした気分。
満員電車、高層ビル群の普段の生活とはまるっきり環境が変わり、いつもと違う、ちょっと変な感じ。何が違うのかな。会う人たち、何だか都会の人たちと雰囲気が違う。忙しい日々から離れた環境、まるでおばあちゃん家のある田舎に遊びに行ったような気分。
新型コロナウイルスが流行し、なかなか用瀬町に遊びに行くのが難しくなってしまった今日この頃。それでも私は今でも用瀬との関係は切れていない。
2.週末住人の共通点
金曜夜9時、今夜も「遠くdeさけ部」の時間だ。
私は生協から届いたオレンジジュースをグラスに注ぎ、Zoomの画面を開く。カメラをオンにしてみると初めましての人が今日もたくさん。100人以上のメンバーのうち、自分と全く同じ経歴の人は一人もいない。育ってきた環境、学んできたこと、今夢中になっていること、一人一人全然違う。鳥取出身、東京出身、マーケティングや経営を勉強してきた、学生団体の支部長、デザイン、大学生、ITベンチャー勤務、福祉職、などなど…
そんな私たちが一つになれる場所、それが週末住人。用瀬町に遊びに行ったこと、そこで活動している学生たちに触れあってきた人から、どんどん輪が広がっている。新しいエネルギーがいつも生まれている。
それぞれがお猪口やグラスを飲み、普段の日常からかけ離れて、それぞれの思いややりたい事を語り合う。学生の頃はもっと自由な考え、ワクワクすることを思いついていたけれど、社会人になり、責任というものを感じるようになってから、なかなかこうしたいと言えない日常。少しつまらなくなった普段の生活から離れ、あの頃のワクワクを思い出させてくれるのが金曜夜9時。週末住人の代表が積極的だから?大学生と一緒に過ごしているから?理由は良く分からないけど、私はこの時間が好きだ。
この時間で語り合ったことは、その時間を楽しむだけに止まらない。
3.週末住人という舞台
そんなメンバーは今後やってみたい事、自分がワクワクすることを言葉だけでなく、実現化できないか追求している。週末住人という舞台で新しい考え、価値観にいつも触れることができている。
最近では週末住人の代表メンバーが株式会社を立ち上げた。それでも、各々がやりたい事、今ハマっていることや取り組んでいることをみんなで共有することを大切にしてくれている。自分の思うがままに表現できる舞台。
そんな、1、2、3がシンクロして、今日も新しい何かが生まれています。
「物々交換カフェ」はその一つ。
物々交換カフェってなんだ?? 週末住人sのワクワク日常レポート vol.1|Z世代のワクワク探究メディア <人口最少県・鳥取から>|note
週末住人の拠点である用瀬町のイエロービルで、店主の大学生とお客さんが主体となって、物々交換というスタイルでサービスの提供。これまでのカフェとは違った形で、表現されています。
そんな週末住人の活動に参加しているとこれまでの当たり前が、当たり前じゃないんだと気付かされることが良くあります。
学生や社会人問わず、日頃の生活、コミュニティとは違った場所で何か行動を起こしてみたいという方にはぴったりな環境ではないでしょうか。