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パラレル争奪戦3on3観戦記事
9/24。新大久保の地に120名もの海賊たちが集いました。来月末には公式3on3が開催されます。そこに向けてチーム戦が今熱いのです。
では、前置きはすっ飛ばして猛者たちの戦いぶりを見ていきましょう!
ラウンド4 ヤマモト(クイーン)対リセ(紫ルフィ)
「昔青ドフラミンゴ使われてましたよね?」
リセがヤマモトに問いかける。
「はい・・・捨ててしまいましたが」
去年のワンピカード黎明期には、多くの青ドフラミンゴ使いがいた。その中でも実力が抜けていた一人がヤマモトである。いつしか時代の波に飲まれ、船から降りること。
しかし、ヤマモトの中に流れる青い血は変わらなかった。前環境からクイーンの船に乗り移り、各地で上位卓を席巻していたのだ。
両者ここまで2勝1敗。
王道のルフィを握るリセがクイーンのわからん殺しをはねのけられるのだろうか。
先手2ターン目、リセがリーダー能力起動から4コスのローを着地させるところから戦いの火蓋が切って落とされる。本来は4コス6000のバニラを出したいところだったが、引き込めなかったなら次善手と言えよう。
ヤマモトは相手リーダーを攻撃後、3ドフラミンゴで山札を操作する。
クイーンでは相手を序盤から殴るか否かが悩ましいところだ。ライフを自分から減らしていくルフィに対してはどんどん殴って圧力をかけた方がいいと言えよう。
リセは7キッドでリーダーを強化して攻撃を仕掛ける。これが先制パンチとなる。そしてトリガーから砂嵐がめくれ、キッドが手札に戻される。
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ヤマモトは攻撃後、ドレークで再び山を操作する。このドレークこそ、新時代の主役からやってきたクイーンを強化するカードだ。
「先に出すのが怖くなってきた」
リセの頭に砂嵐がよぎる。それでも恐怖を押しのけてもう一度7キッドから攻撃。これにはヤマモトが3ミンゴでブロックする。
ヤマモトのカタクリがキッドを除去する。
リセはクイーンを2体出し、手札を8枚に。
ヤマモトはヤマトでクイーンを倒し、カタクリの攻撃で相手のライフを2へ。相手のキャラを処理していくヤマモトに天秤が傾いていく。
生き延びたキャラを攻撃に向かわせ、リセは相手の手札を一気に削る。そして、ビンズとウタを追加。手札は7枚。
ヤマモトはヤマトとカタクリでクイーンとローを討ち取る。さらにドフラミンゴとサンジ。ブロッカーを2面追加する。リーダーの7000攻撃で能力を発動させつつ、ウタも差し出させる。
リセはビンズ7000パンチ。これは3ミンゴがブロック。7キッドからリーダー8000パンチをドレークに。
「カウンター1000切ってから受けます」
クイーンを使い慣れた者にしか扱えない技が飛び出す。リーダー能力発動のために、意図的に手札を減らす必要があるのだ。
ヤマモトはカタクリを再び追加し、キッドをライフに吹き飛ばす。リーダー能力でライフを4に回復。ヤマトの攻撃で相手のライフを再び2にする。
リセはウタをさらに2体並べて盤面を固めるが、ヤマモトのカタクリやヤマトたちの猛攻撃の前に屈することになった。
ラウンド5 ペス(赤緑ロー)対シンゲツ(エネル)
予選最終戦。勝った方が決勝ラウンド進出。負けた方は今日一日の戦いが終わる。
ペス対シンゲツ。強豪対決をお届けしよう。
後手のペスがナミからチョッパーと幸先のいいスタートを切る。
シンゲツはホーリーを出してターンを返す。相手リーダーを攻撃してリソースを与えてはいけないという判断だ。
ペスはリーダーへ攻撃。ダメージが通り、トリガーから神の裁きがめくれる。
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「それは強いな・・・」
気を取り直し、速攻ゾロを置いてターンエンド。殴ってしまったら攻撃の的にされてしまうからだ、
シンゲツはここからリーダーへの攻撃に移る。もうリソースを渡してもいいということだ。ゲダツでゾロをKOする。
ペスはナミからチョッパーを加え、トラファルガーローを手から定価を払って出す。ナミをゾロに入れ替えて攻撃の準備を整える。
シンゲツはこのターンもリーダーのみアタック。7リンリンを繰り出す。選択を迫られたペスはライフを受けることに。
押されていたペスはこのターン一気に攻勢に出る。ナミでゾロを加えると、リーダー、生き延びていたゾロ、手札から出したゾロ、ローと畳みかける。エネルのリーダー効果を発動させると、リーダー能力からスターターローを繰り出し、シンゲツのライフを0まで追い詰めるのであった。
シンゲツは盤面処理を図る。リーダー、マム、ホーリー、ゲダツと全員がゾロを狙うものの、ペスのブロッカーとカウンターの前に阻まれる。すると、カタクリで自身のホーリーをライフに放り込む。これでライフは再び1へ。
ペスは再び猛攻を仕掛ける。ゾロ、ゾロ、リーダーとまずは5000のジャブを。これはすべて阻まれるが、次のスターターローの7000パンチが通ってエネルの効果発動。
さらにと、ブロッカーの方のローも9000パンチでライフは0に。ナミからまたゾロを加え、リーダー能力発動。ブロッカーローから速攻ゾロが畳みかける。これはさすがに守られる。
すると、ナミ、チョッパーと展開してターンを返す。ターンが帰ってくればリーサルだ。
「トラッシュ見ていいですか?」
シンゲツがカウンター値を確認する。
ゲダツでチョッパーをKO。マムの8000パンチにはラディカルを当てるものの、カタクリたちの8000パンチ連発にペスは膝を屈することになった。
準々決勝 ハインリッヒ(ゾロ)対さっさ(赤紫ロー)
横浜CSベスト4。ゾロ使いの名手ハインリッヒは今環境もゾロを握る。
「赤紫ローはわからないんだよな。ここにいるってことは相当強いんですよね」
さっさのリーダーを見て、警戒を強める。
「今日は2-3でした。チームメイトのおかげです!ゾロには1-1でした!」
ハインリッヒのバギーが豪快に空振りするところから試合はスタート。
それでもこのバギーが次のターンには相手に襲い掛かる。イゾウが5マルコを手札に加え、戦線を強化する。
さっさは相手のリーダーめがけて攻撃。
ベポを場に出してリーダー能力発動。バギーを飛ばし、シャチ&ペンギンを追加して、ドン消費を抑える。
ハインリッヒは予約通りマルコを追加。
さっさはシャチ&ペンギン、リーダーの攻撃でライフを3へ。5キッドからリーダー能力でイゾウを吹き飛ばす。不運にも手札からキャラを出すことはなかった。
ベポの攻撃でライフを2に削り、ドンを補填する。
ハインリヒは少し考え、マルコの攻撃でベポを倒す。すると、ゴードンと新しい火拳でキッドもKO。
リーダーの攻撃でシャチ&ペンギンまでも撃破。
イゾウから9ニューゲートまで確保する。
「手札は6枚です!」
ドンを1つ浮かせ、力強く宣言してターンを返す。
キャラとドンを失っていたさっさは5キッドを追加して、リーダーでアタックするのみ。この攻撃にはラディカルビームが飛んでくる。
ハインリッヒは再びゴードン&火拳セットでキッドをKO。
![](https://assets.st-note.com/img/1695617622024-PYsOTVigso.png)
「強いなぁ・・・」
これにはさすがにさっさも声をあげる。
リーダーとマルコの攻撃でさっさのライフも2へ。
バギーが火拳を確保、ダダンがバギー。このバギーは空振り。
盤面も一気に展開して、再び1ドン浮かしでターンを返す。手札は3枚へ。
さっさはマルコに攻撃。これは当然手札を捨てて守られる。
そして、エース降臨からリーダー能力。これでマルコが吹き飛ばされ、ブロッカーの4ローまでやってくる。
「あー、そういうことか!」
一連の行動のかみ合いと美しさにハインリッヒも声をあげる。
バギーたちとリーダーの攻撃でさっさのライフは1へ。先ほど加えた3枚目の火拳がエースへ。5マルコとの合わせ技でKOされてしまう。
さっさはリーダーの攻撃で相手のライフを1へ。ここでハインリッヒがトリガーからラディカルビームの効果を発動する。ローの攻撃から速攻キャラを出されることをケアした。
5キッドからガンマナイフとリーダー能力でマルコを下に送ることに。
「手札1枚だもんな・・・」
ハインリッヒが6000攻撃を繰り返すと、さっさはブロッカーたちを差し出すしかなかった。
マキノがイゾウを強化し、全力パンチで止めを刺すことになった。
準決勝 ぺこら考察ch(赤緑ロー)対しゅーと(カイドウ)
「赤緑ロー握ってまだ一週間です!」
ぺこら考察ch(以下筆者都合により「ぺこら」と省略)はロー使いとして新進気鋭。
「時が一年戻ったみたい!」
こちらしゅーとは熟練のカイドウ使い。
ロー対カイドウ。古のワンピカードから続くマッチアップだ。
先手を取ったしゅーとは鬼ヶ島からキングと最強の動きを決める。
その間にぺこらはナミからチョッパー(1ターン目)。ブルック×2(2ターン目)とキャラの展開は進めていた。しかし、カイドウの暴力は重たい。
キングの返しにぺこらはブルックとリーダーの攻撃後、マキノを2体。ナミのパンチでライフを3まで削る。そしてリーダー効果発動。ブルックを連れ帰り、トラファルガーローからマキノを速攻ゾロに入れ替えて再度攻撃。
しゅーとはこの攻撃も弾く。
「今捨てたの何ですか?」
見慣れないカードをぺこらが確認する。
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「特に後手だと威力を発揮する」
しゅーとによると、2ターン目の攻撃を受けることでヤマトで鬼ヶ島を引き込んで出せる確率が大きく上がったとのことだ。
さて、本戦に戻ろう。ロケットスタートを決めたしゅーとはここで一度小休止。キングとリーダーの攻撃でマキノとナミをKOすると、独楽結びでゾロを下に放り込む。これで相手の盤面はすっからかんに。
![](https://assets.st-note.com/img/1695618372130-aucHyArzhv.png)
このカードもしゅーとによると、「5キッドが2体いたら、ドンのマイナスがない」とのこと。
展開が進まなかったしゅーとに対し、ぺこらはダダンからお玉でキングを対象にとる。総攻撃でキングを討ち取ると、リーダー能力でブルックを引っ込めてスターターロー。ブロッカーローが攻撃を畳みかけ、しゅーとのライフは1へ。
相手のドンが7。10カイドウをまだ出せない。
かわりにしゅーとは9カイドウを駆け抜けさせる。スターターローとブロッカーローをまとめて葬る。
攻め手を失ったぺこらは厳しい。ダダンとリーダーで攻撃するも、いずれも阻まれる。速攻ゾロ7000で伺うも、これはゴムゴムガドリングで10カイドウを投げ捨てて守られる。リーダー能力でスターターローを繰り出し、もう一度7000パンチでライフを0に削るが、このターンの攻撃はここまで。
ブロッカーを置けなかった相手に対して容赦ないのがカイドウのリーダー効果である。9000パンチからリーダー能力で最後のライフを削ると、9カイドウ11000パンチで幕を下ろした。
「ところで今日の戦績は?」
「予選で今のローに負けただけです!」
決勝進出。
決勝 ペペロン(エネル)対マト(ベロ・ベティ)
「今日7-0!!!」
マトはベロ・ベティを操り全勝。前日の個人戦では2-4と奮わなかったが、この日は打って変わった様子だ。
もっともチーム編成も、サカズキ、カイドウ、そしてベロ・ベティ。
紫ルフィもエネルもいない。
対するペペロンは王道のエネルを握る。
チーム編成も紫ルフィ、エネル、そして最後の一席はゾロ。準々決勝のハインリッヒだ。
先手2ターン目にマトは2コストサンジでスタート。
対するペペロンはオームがホーリーを連れてきてそのまま展開と順調なスタート。リーダーを殴らせずにターンを返す。トリガーからキャラがポンポン出てくるのを防ぐためだ。
マトはイワンコフを出し、リーダー能力発動。リンドバーグがやってくる。サンジを起動して攻撃に向かわせる。これで手札も補充する。もっともこの攻撃でトリガーからシュラがめくれ、ブロッカーのヤマを連れてこられてしまう。
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ペペロンはリーダーの攻撃でサンジを倒し、加えたばかりのヤマを出して守りを固める。オームたちには立ったまま時を過ごさせる。
マトはリーダー能力発動から、コアラでホーリーを下げる。リンドバーグの攻撃でホーリーを倒す。が、ここでトリガーから神の裁きがめくれる。サンジがライフを減らしていたおかげでイワンコフたちは射程圏外だったものの、今出したばかりのコアラが討ち取られる。
リーダーもパワー7000で攻撃するが、再びトリガー発動。今度はシャーロット・ブリュレが登場してしまう。
「強い!」
マトは立ちはだかる壁を前にして、イワンコフの効果でリンドバーグを出し、ブロッカーコビーも追加する。
ペペロンはこのターンも冷静に盤面処理に努める。リーダーの攻撃でリンドバーグを撃破。カタクリでもう一体も処理する。まだ相手ライフには攻撃しない。
リソースが枯れた的はクラッカーを追加してターンを返す。
ペペロンは9ヤマトでイワンコフをKO。ライフが1から2へ増える。
マトは次はカラスを。リーダーの攻撃でライフを再び1へ。そしてクラッカーも追加。
ペペロンはもう一度ヤマトを。カラス撃破。ライフは再び2へ。
マトは9000パンチを仕掛けるが、ここはブリュレに阻まれる。ブロッカーサンジを加える。
ペペロンはこのターンから仕掛ける。リーダー、カタクリ、ヤマトの攻撃でライフを1へ。シュラから神の裁きを加え、6ドンと6枚の手札を構えてターンを返す。
「きつい」
声をあげるマトは1コスベロベティを2回繰り出す。
「クマならブロッカーたちをKOしてワンチャンあったから」とのことだったが、残念ながらクマは10枚の中に不在だった。
総攻撃を仕掛けるが、ブロッカー達に阻まれることに。
生きてターンが帰ってきたペペロンは大型キャラ達の総攻撃でマトにとどめを刺した。
優勝!
エキシビジョン~チーム戦秘密兵器を探せ!
紫ルフィ、エネル、サカズキ。個人戦での御三家を持ち込むのが王道。一方で、新たなリーダーを見出すのもチーム戦の醍醐味です。
そこで今回のエキシビジョンでは、筆者が見てて行けそうだと思ったリーダーたちを紹介していきます。一緒にソリューションを見つけに行きましょう!
例えばこんな感じで取り上げていきます!
大きな大会のあとなどに加筆修正していきたいと思います。
紫カイドウ
しゅーと選手が持ち込み、準優勝。戦績も6勝2敗。負けは予選ラウンドで赤緑ロー、決勝戦でハインリッヒ選手のゾロのみ。
花魁ヤマトのおかげで序盤の安定感を手に入れました。
特に10カイドウの全体除去は非常に強力です。紫ルフィ、エネル、サカズキたちは全体除去の前にほとんどなす術がありません。
筆者見解
対ルフィ○(後手△~×)
対エネル○(後手△)
対サカズキ○(後手△)
注:鬼ヶ島と10カイドウさえ引ければ最強。鬼ヶ島よりも欲しいカードが1枚あって、それは「先手」。実は先手番長デッキ。
チーム戦のルール上、紫ルフィとは共演NGなのには注意です!
お次はエース!
エース
ジョナ3選手がしゅーまい杯個人戦で10戦全勝。チーム戦でも個人4-1と気を吐いていました。
エースが強いのか、それともジョナ3選手本人専用機なのか。公式3on3までまだ時間はあります。じっくり検証すべきリーダーの一人です。
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