☖4三銀型向かい飛車 対穴熊速攻
今回は☖4三銀型向かい飛車を採用した一局。
途中まではよかったですが、最後に逆転されましたね。
序盤・対穴熊の速攻=向かい飛車の強み
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1図はこちらが陣形を組み終わったところで、居飛車が穴熊を目指してきた局面です。
ここで早速2四歩と仕掛けました。
こうなるとある程度一本道なので、しばらくは読み通りに進行しました。
中盤・棋風が裏目に
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2図はしばらく進んで振り飛車がペースを握る展開となっている局面です。
ここで実戦は1三香。棋風が出ましたが、よくなかったです。
最善は素直に歩を取っておく手で、狙いの8四桂を決行する準備をするほうがよかったです。
終盤・最後のチャンスをつかめず
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しばらく進んで3図。
ここが最後のチャンスでした。
局面自体は500点ほど振り飛車有利ですが、実戦は4七飛成とチャンスを逃してしまいました。
最善は銀を追う8四歩で、これなら難解ながら振り飛車が逃げ切り体制に入れます。
総括
序盤の仕掛けはよかったですが、中終盤の要所で手がしっかり読めなかった印象です。
リードしていた将棋を逃すのはもったいないですね・・・
評価値
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終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。