歯のお話 3 最新!歯型の取り方(動画あり)
皆様、こんばんは。今日は最新の歯型の取り方について話をしようと思います。
虫歯の治療で、歯を きゅうぃーーーーーーん と削った後に、スライムのようなものを口の中に押し込まれて、歯型を取られた経験をお持ちではないでしょうか?
この時、施術してくれる方によっては、 うぉおっっ。。。 とひどい吐き気を感じられることがあります。
これは嘔吐反射と呼ばれ、舌の奥のほうが押されると反射的に起きてしまいます。
歯型を取るときには、それくらい大きなものが口に入れられているわけです。
そんな嫌な思いをしない(おえっとなりにくい)でも歯型を取ってくれるスペシャルな機械を導入している歯科医院が増えています!
「口腔内スキャナー」
先端に取り付けられた、小さなカメラで連続的に撮影し、その画像を処理することでお口の中を3Dモデル化します。
実際に使っている様子がこちら。
だいたい1分程度で撮り終えます。さくっと!(実際はそうもいかないかも?
データはその場で歯科医師が確認できるので、待ち時間が減るというのも良い点だと思います。
このデータを歯科技工所へ送られます。
そして、パソコン上で歯をデザインして、CAMと呼ばれる機械で歯を削りだしたり、3Dプリンターで型を作ったりして、みなさんの削ってしまった歯の代わりを作り上げます。
歯を作る過程は、また別の機会にお話ししますね!