働くことに疲れたから

仕事って会社に行って働いて、時間と自由を対価にしてお金を稼ぐことだと思ってた。

営業も工事監督もする仕事に就いて3年過ぎた。

一日が一瞬で、でも嫌な仕事は時間が遅く感じてと毎日がすっかり仕事に侵食されてた。やりたいこともあったはずなのに、後回しにして早く仕事を終わらすぞ~っていっぱいいっぱいになった。

昼食も社用車で会社のメールを確認しながら、コンビニ飯をかき込んで、定時過ぎても明日の準備でPCカタカタ、こんなにやっても、いや、やってるからか仕事がじゃんじゃん来る。どんなに頑張っても処理スピードよりも仕事量が断然重くて、遅れた案件の催促の電話がしょっちゅうかかってきた。

周りの上司を見渡すと2つに分かれた。仕事を必死に終わらそうと頑張って疲れ果てている人と、仕事やってる雰囲気を出しつつ時間をつぶしている人。

これは、10年頑張ってもどちらかの運命しかないわ。

だから1年前の2019年8月31日に仕事を辞めた。

働くことに疲れたから、仕事を辞めた。

いっぱい休んで、転職もした。

1年経って気づいたのは、自分の時間や体をすり減らして働くことが仕事じゃないってこと。

コロナとかでテレワークって言葉が台頭してきて、人々の働き方自体が変わったこともあるけど、それ以上に色んな働き方がもともと存在していた。

将来安定しているから、親や周囲が喜ぶからじゃなくて、

自分の体や心のために仕事を選ぼう。

働くことに疲れたから、仕事を辞めて気づいたこと。

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