Vol.6 絵本さんぽ「little flower」
こんにちは。
淑徳大学 杉原ゼミの町田です!
7月21日(木)~8月7日(日)に
「little flower」(リトルフラワー)さんで開催された
「イモマンガのよりみちショップ」に行ってきました。
今回は、ボローニャ絵本さんぽ2022に参加されている
「little flower」のオーナーである花村さんにお話を伺いました。
little flowerとは
little flowerは、東武東上線ときわ台駅南口から徒歩5分のところにあります。
外国から輸入したお人形や食器など、オシャレな雑貨がたくさんある
セレクトショップ&ギャラリーです。
あなたの「お気に入りのモノ」が見つかるお店です。
2021年に新しくできたお店で、絵本さんぽには今年初参加されています。
ボローニャ国際絵本原画展との縁でよりみちショップを出店することになったそうです。
季刊「イモマンガ」とは
季刊「イモマンガ」は、板橋区立美術館の「夏のアトリエ」というワークショップで出会った
いえなつきさん、うえのようさん、ヨツモトユキさん、
の3人による季刊漫画フリーペーパーです。
2006年10月に創刊し今年で15周年を迎え、
2022年の夏に最新号の第64号が配布されています。
現在イモマンガの単行本は4巻まで発売されています。
クスっと笑えて面白く、読むたびに癒されるマンガです。
店内では、イモマンガのコーナーがあり、マンガや缶バッチなどのグッズが販売されていました。
それぞれのイラストレーターによるZINEやポストカードもあります。
そして、いえなつきさんが描いている「レクイエムちゃん」の作品
に出てくるキャラクター、レクイエムちゃんがいました。
可愛くてフワフワしている存在に見ているだけで癒されます。
花村さんにお話を伺いました
今回私は、little flowerオーナーの花村成美さんを取材しました。
花村さんが描いた素敵なポストカードをいただきました。
ーよく絵は描かれるのですか?
花村さん:「絵は趣味で描いています。
サンリオの『いちご新聞』のイラストを担当されている
田村セツコさんが好きで、月に2回教室に通っているんです。
小学生の時から絵を描くのが好きでした。」
ー今年、絵本さんぽに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
花村さん:「元々図書館の司書をやっていたのでボローニャ展にはよく行っていたんです。
雑貨屋さんとギャラリーを30年前からずっとやりたかったんです。
夢叶ってお店を持つことができましたので、応援したいなと思って、美術館へ私の方からご連絡させて頂きました。
そしたら、板橋区立美術館の松岡館長から『イモマンガ』さんを紹介してもらって、イモマンガのよりみちショップを開催することになりました。」
ーなぜずっと雑貨屋さんをやりたかったのですか?
花村さん:「ずっと昔から雑貨が好きで、子育ても終わったのでやりたいことをやろうと思いました。
このまま死んだら後悔するなと思ったので(笑)
夢を諦めたくなかったんです。
1歩踏み出すには勇気が必要で、中々踏み出すことはできないけど、上手くいってもいかなくても自分の責任なので、覚悟を決めました。
そしたら、人生楽しくなるんじゃないかなって。」
ーlittle flowerは、なぜ海外輸入の雑貨が多いんですか?
花村さん:「若い頃から雑誌『雑貨カタログ』を毎号買って読んでいたほど、雑貨が好きで海外へ行く楽しみのひとつが素敵な雑貨を探す事でした。」
ー花村さんが思う雑貨の魅力は何でしょうか?
花村さん:「雑貨は心を豊かにしてくれるんです。悲しいことがあっても絵や雑貨を見たら、気持ちが前向きになったり癒されたりします。
音楽や絵本と同じで、世界の文化を知れるので、
世界共通で楽しめるのがいいですよね。
雑貨を買ったらその日1日がハッピーになったりウキウキしたり、
そこが魅力だと思います」
おわりに
花村さんは司書をされていたこともあり、取材中も知り合いの方が入店されていました。
ギャラリーやグッズを販売をしている他に、
仲間たちが集まってくる場所でもあると感じました。
また、雑貨屋さんをはじめたのは、若いころからの夢だったとお聞きし、
人生一度きりの中で、どんなことがあっても自分を信じることが大切だと気が付きました。
花村さんの「夢を諦めたくなかった」という言葉がとても心に響きました。
海外からの輸入品や可愛くておしゃれな雑貨がたくさんあり、
ワクワクとドキドキに囲まれたお店です。
お気に入りの雑貨に出会えるので、
皆さんも行ってみてはいかがでしょうか。
花村さん素敵なお話をありがとうございました!
以上
淑徳大学 杉原ゼミの町田が担当しました。