最近、感じていること
こんにちは。
千葉キャリア支援室の鈴木健之です。
学生の皆さんへのアドバイスで、経営理念は「不変なもの」であり、
ビジョン(構想、未来の姿)、会社の使命、社会における役割や存在意義、バリュー(価値観)を示すもの、経営理念を理解することが、とても大切だとお伝えしています。
説明としては正しいかもしれませんが、仮に「言語化された理念」は変わらなくても、会社の存在意義や価値観は、時代ごと、人ごとに解釈は異なり、進化していくのが当然のことだとすると、経営理念は「不変なもの」とか、その構造をお伝えしているだけでは片手落ちだと感じています。
世の中を見ると創業者が偉大で理念が神格化している企業や、理念を遵守するとういうことに問いをたてない(思考しない)企業などもあり、ある意味「不変」を貫いている企業も少なくありませんが、トップ交代を好機と捉え、将来像の再構築や現時代にマッチしたものに見直している企業も多数あります。
様々な企業状況があることを認識しつつ、学生の皆さんには、上述のとおり「言語化された理念」は変わらなくとも、時代に合わせて「進化」させることが大切であることを、お伝えしていきたいと考えています。
また入社後は自らが「進化」を図る当事者である、との認識を持つことの大切さも重ねてお伝えしたいと思います。