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私は腎臓が悪く透析をしていますが、健康で幸せです。

昔は会話等のなかで「健康」という言葉が出てくると、
自分は腎臓が悪いので「自分には当てはまらない…」と
何か後ろめたいような少し辛い思いをしたものでした。

その後「健康」って一体どういう意味だろうと思って調べてみると、
世界保健機関(WHO)では、健康について

「単に病気でないとか、虚弱でないだけでなく、
身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態である」

と定義されていることを知り、
「私は腎臓は悪いけれども、治療を受けて自分なりに
心身の体調を整えていれば健康なんじゃないか。」

と思うようになりました。

下記のYomi.Drの記事にもそのことが載っており、
エピソードが映画にもなった
アメリカの医師であるパッチ・アダムスは、

「病気があっても、その人が幸せであれば、健康だと言える。
病気があるかどうかに関係なく、誰もが幸せになることができるし、
それが本当の意味での健康だ」


と言っているということを知り、まさにその通りだと思いました。

がん診断後が人生で一番楽しかったと言う患者
…病気だと「健康」ではないのですか?(Yomi.Dr)

そして、今あらためて自分は、
「腎臓が悪く透析をしているけれど幸せだ」
と思うのです。

(2022年1月14日発行 じんラボメルマガ「所長通信」より)

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