”結婚”という名のギャンブル
「結婚すれば幸せになれる」
「友達が結婚して焦る」
「そろそろ一人に飽きた」
30を過ぎると、周りの声は大きくなる一方だ。
少し前までは高い音だったが、野太い低音もかなり混ざってきた。
熱狂的に結婚を求める姿は、全知全能の神を崇めているようだ。
だが、彼らは大きな勘違いをしている。
「結婚=幸せ」という。
結婚は、幸せになれるかもしれないギャンブルだ。
場合によっては、今より不幸になることもある。
結婚で得られるもの
結婚で得られる幸せとは何だろうか。
子どもは大きな要素だと思うが、必ずしも必要はない。
夫婦だけの形も含む”円満な家庭”
それが、結婚で得られる幸せになるだろう。
結婚の勝率
まず、失敗(=離婚)の確率がどれだけあるか。
以下のサイトによると35%、結婚した3組に1組は離婚している。
たとえ離婚しなかったとしても、家庭が円満とは限らない。
子どものため、生活のため、
別の理由で離婚しない夫婦もたくさんいる。
興味深いデータを見つけた。
関係に満足している夫婦は、10年目には半分以下。
30歳で結婚して、80歳まで生きたら結婚生活は50年。
最後まで「満足」の人は、期待を込めても”25%程度”だろう。
結婚が続く65%のうちの25%、つまり勝率は15~16%
競馬やパチンコより、圧倒的に低い。
勝負に勝つために
勝率は低いと書いたが、結婚を否定するつもりはない。
パートナーと一緒に家庭を築き上げる、
すごく素敵なことだと思う。
問題は”覚悟”があるかどうかだ。
勝率の低い勝負に挑む、という”覚悟”
勝つために努力を惜しまない、という”覚悟”
ギャンブルでも、勝率を上げるために熱心に研究や練習をする。
それでも、最後はどうしても”運”に左右される。
結婚も同じだ。
どんなに努力しても、相手との価値観が合わなければ仕方がない。
自身とパートナー双方が頑張らないと、どこかで綻びが出る。
独身時とは比べ物にならない、苦難の道だ。
でも、
そんな困難の果てに得るからこそ、
”円満な家庭”は尊いのではないだろうか。
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