無い内定が怖い人のための就活ハック~心構え編

みなさん、就職活動に挑める気概をどこまで保てていますか?
今回も70社受けて内定が派遣と設計の2つだけの黄金の経歴の持ち主こと、みょうはがお送りします。

今回のnoteでは、就活を進める上でとても大事なメンタルについて解説します。
といっても、心構え編については、秀逸な記事を既に無料で公開しておられるライターがいらっしゃいますので、その記事の一部の引用を紹介してから進めつつ、より具体的に掘り下げていきたいと思います。

http://syakkin-dama.hatenablog.com/entry/20170308/1488908408

こちらが引用元の記事で、ツイッターでは有名人で、書籍も出版なされている借金玉氏が公開しているものです。

大事な言葉は「一番最初に言っておきたいことがあります。就職活動は死に覚えゲームです。」です。
これさえ覚えてもらえれば大丈夫だ、という話ですらあります。

最初に申しますと、凡人の面接とは嘘偽り無く、いかに回数をこなし上達していくか、に集約されます。
そしてもう一つ付け加えますと、世には「大数の法則」なるものがあります。(たいすうのほうそく、と読みます)

つまり、今日覚えておいてほしいのは二つだけです。

1、就活は実際の面接で場数を踏みましょう

2、「大数の法則」を覚えておきましょう

それでは、いつもどおり1から解説しましょう。

1、就活は実際の面接で場数を踏みましょう

面接がうまくいくようになるには、いくつかのステップを踏むことになります。
コミュ力に自信があり、場の空気を読むことに長けているのであればスキップしやすいのですが、普通はそうではないです。

ではどのようなステップを踏めばいいのか、そのフローチャートを書きます。

1、まずは模擬面接を一度でもいいからやってみる

2、実際に面接を受けてみる

3、自分でも分かるレベルの「どこが悪いのか」を改善する

4、ある程度直せるようになってきたら、今度は模擬面接で動画を撮影してみる

5、動画を見直し、どこが客観的に見て良くないかを見直す

6、これ以降は2~5の繰り返し

面接が上達する要素を挙げると、このようなサイクルに落ち着くかと思います。
まず始めに、なぜこのような段階を踏む必要があるか、を理解する必要があります。

残念なことに、面接上達のコツは面接の回数を多くすることにあります。
当然ですよね、畳の上の水練と申しますとおり、イメージトレーニングだけではうまくいきようもありません。
なぜかと申しますと、水泳と同じように面接は全てが想定どおりにはいきません。

信じられないぐらい淡白な面接もあれば、かなりの深堀りをされることもあります。
水泳だって、潮の流れや複雑な波の動きの体験が足りないと、本当に溺れてしまうかもしれません。

想定通りに万事が上手くいくわけがないですし、むしろ想定しすぎでも足りないぐらいです。
死に覚えゲーと表現されたのも尤もな事で、どれだけ想定外をくらって想定外を減らしていくか、が場数を踏むということなのです。

「でも落とされ続けるのはしんどい…」
その気持ちは私も嫌と言うほど味わったのでよくわかりますが、そんなあなたのために落選に対して合理的な言い訳を提供しておきます。

これで自分の心を落ち着かせ、次に向かう為の気力をなくしきらないようにしてください。

2、「大数の法則」を覚えておきましょう

内定を取ること自体は実はハードルは高くありません。
難しいのは、例えば日銀や三菱商事のような、特定の有名企業からの内定を獲得することです。

つまり、100社ぐらいブラッシュアップを積み重ねながら面接していけば、1社ぐらいからは内定は貰える、という事です。

さて、どうしてこうなるかというのを、大数の法則を説明することで明らかにしましょう。
大数の法則を大まかに表現すると「どんなに確率が低くてもいつかはそれが発生する」ぐらいの理解で十分です。

例えば、ポーカーのロイヤルストレートフラッシュの確率は100万分の1程度だそうです。
今日ロイヤルストレートフラッシュが発生する、というのは無理がありますが、1日100万回世界中でポーカーで遊ばれるとしてみましょう。

すると1年で3億回以上遊ばれることになり、こうなると10回ぐらいはロイヤルストレートフラッシュが完成しそうに思えませんか?
これが大数の法則です。

つまり、あなたの内定獲得率が0.1%でも、5000社ぐらい面接を受ければ1社ぐらいからは内定が貰える、という事です。

もちろん、あなたの内定獲得率を上げるほど、試行回数は少なくてもよいので、ブラッシュアップ自体は大事です。
しかし、どうしても苦しいときにはこの法則を思い出してみてください。

とにかく数をこなしましょう。
そして、数が増えるのは正当な理由があるんだ、と厚かましく思い込んでおきましょう。

次回は面接上達のフローチャートの解説を予定していますので、乞うご期待。