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【2025年最新版】SIer就職偏差値ランキング【IT業界】


SIer(システムインテグレーター)業界は、IT分野での専門性を持ちながらも多くの企業が広範な業界にサービスを提供しているため、就職活動の候補先として非常に人気があります。

フルリモートや無資格で独立できる専門性を培えることもあって、
特に25卒・26卒あたりから人気が爆増しました…

しかし、同じSIer業界であっても、企業によって求められるスキルや働き方、求職者の競争率は大きく異なります。

この記事では、2025年最新版のSIer企業の就職偏差値ランキングを公開し、どの企業が就職難易度が高いのか、また採用する大学の傾向などを徹底的に解説します。

企業ごとの特徴や採用実績を分析し、あなたの就職活動をサポートできるよう、必要な情報をぎゅっと凝縮しました。

どのSIer企業を目指すべきか、採用大学や就職偏差値を基に、具体的に知りたい方へ。この記事で業界内での難易度や、あなたに合った企業を見つけるための情報を押さえておきましょう。


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格付けの評価基準

本ランキングでは、以下の項目を総合的に評価し、企業の就職偏差値を算出しました。

  1. 企業のブランド力・知名度
    業界での認知度や実績、顧客基盤の強さを考慮しました。特に、NTTデータや富士通など、業界のリーディングカンパニーは高い評価を与えるように設定しています。

  2. 給与・福利厚生
    新卒・中途の初任給、賞与、退職金制度、福利厚生の充実度も加味しました。特に給与の透明性(四季報にしっかり明示しているか等)や社員への還元率も考慮しています。

  3. 事業の安定性・成長性
    企業の財務状況、受注の安定性、今後の成長戦略や新規事業の展開を基にした安定性も大きな要素ですので、大きなポイントとして評価に組み入れています。

  4. ワークライフバランス
    残業時間や有給休暇の取得率、リモートワークやフレックス制度の有無、女性活躍推進の取り組みも加味してあります。特にSIer業界はリモートワークがスタンダードになりつつあるので、リモートワークの実施率(※部署によるため、主に口コミベースの評価)や、そもそも対面出社とリモートワークを選択できる「自由」があるか等を加味しました。

  5. キャリア形成支援
    社員のスキルアップ、研修制度、資格取得支援の充実度も評価基準として設けました。特に、エンジニアは成長し続けなければならない職種なので、成長機会の多さが、就活生にとっても重要な評価項目だと言えます。

  6. 社風・働きやすさ
    社員の満足度や離職率、内部の風通しの良さやダイバーシティの取り組みも評価に含めています(プラチナくるみん等の取得率など)

  7. 採用大学の偏差値レベル
    採用大学のレベルも企業選びの参考要素として取り入れています。特に東大、早慶、旧帝大、MARCH、関関同立などから多くの採用がある企業は高評価です。


※また、この記事で紹介したIT企業は、以下で公開されている数値も参考にしています。

・就職四季報 総合版 2025年版
・就職四季報 女子版 2025年版
・就職四季報 優良・中堅企業版 2025年版
・有価証券報告書
・決算短信
・リクナビ2025
・マイナビ2025
・転職会議
・OpenWork


それではSIer就活偏差値ランキングを見ていきましょう。


Sランク(最難関企業:東京一工レベル)

  • NTTデータ【68】

  • 野村総合研究所(NRI)【68】

  • 富士通【67】

  • アクセンチュア【67】


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Aランク(難関企業:早慶上智レベル)

  • 新日鉄住金ソリューションズ(NS-SOL)【66】

  • 伊藤忠テクノソリューションズ (CTC)【64】

  • 電通国際情報サービス (ISID)【64】

  • コベルコシステム【63】

  • 三菱UFJインフォメーションテクノロジー【63】

  • BIPROGY(旧 日本ユニシス)【63】

  • みずほリサーチ&テクノロジーズ(みずほ情報総研)【63】

  • JSOL【63】

  • 農中情報システム【62】

  • SCSK【62】

  • 日立システムズ【61】

  • 日立ソリューションズ【61】

  • 東京海上日動システムズ【61】

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Bランク(中堅企業:GMARCHレベル)

  • 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)【60】

  • オービック【60】

  • オージス総研【60】

  • ニッセイ情報テクノロジー【59】

  • TIS【59】

  • 東洋ビジネスエンジニアリング【59】

  • NECソリューションイノベーター【59】

  • 富士通エフサス【59】

  • ソニーグローバルソリューションズ (SGS)【59】

  • 都築電気【58】

  • 日興システムソリューションズ【58】

  • シンプレクス【58】

  • テクマトリックス【57】

  • キヤノンITソリューションズ【57】

  • コベルコソフトサービス【57】

  • 三井情報 (MKI)【57】

  • 第一生命情報システムズ【57】

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Cランク(日東駒専レベル)

  • MS&ADシステムズ【56】

  • 東芝情報システム【56】

  • ワークスアプリケーションズ【56】

  • JR東日本情報システム(JEIS)【56】

  • パナソニックインフォメーションシステムズ【56】

  • 三菱UFJトラストシステム【55】

  • NTTデータ関西【55】

  • NTTテクノクロス【55】

  • NECネッツエスアイ【55】

  • 三菱総研DCS【55】

  • 兼松エレクトロニクス【54】

  • 三菱電機インフォメーションシステムズ【54】

  • ネットワンシステムズ【54】

  • セゾン情報システムズ【54】

  • 日立産業制御ソリューションズ【54】

  • フコク情報システム【54】

  • 三菱電機インフォメーションネットワーク【53】

  • ANAシステムズ【53】

  • JTB情報システム【53】

  • インターネットイニシアティブ (IIJ)【53】

  • 富士通マーケティング【53】

  • 富士通ビー・エス・シー【53】

  • 大塚商会【52】

  • 富士通ネットワークソリューションズ【52】

  • NTTPCコミュニケーションズ【52】

  • SOMPOシステムズ【52】

  • 三井住友トラスト・システム&サービス【52】

  • 明治安田システム・テクノロジー【52】


Dランク(大東亜帝国レベル)

  • NECネクサソリューションズ【51】

  • NECフィールディング【51】

  • エクサ【51】

  • NEC情報システム【51】

  • 東芝デジタルソリューションズ【51】

  • 富士通FIP【51】

  • 島津ビジネスシステムズ【51】

  • DTS【50】

  • インフォコム【50】

  • インフォテクノ朝日【50】

  • 双日システム【50】

  • インテック【50】

  • リコーテクノ【50】

  • NTTデータカスタマサービス【50】

  • さくら情報システム【49】

  • ヤマトシステム開発【49】

  • NRIシステムテクノ【49】

  • TISシステムサービス【49】

  • 住友化学システムサービス【49】

  • 旭情報サービス【49】

  • アルファシステムズ【49】

  • ジャステック【49】

  • 富士ソフト【45】

  • トランスコスモス【45】

  • アロートラストシステムズ【45】

  • ランドコンピュータ【45】

  • テクノプロエンジニアリング【43】

  • フォーラムエンジニアリング【43】

  • メイテック【43】

  • エヌ・ティ・ティシステム開発【39】

  • ソフトウェア興業【39】

  • 東京コンピューターサービス【39】

  • VSN【39】

  • アイエスエフネット【39】

  • シグマトロン【39】


ランキングいかがでしたでしょうか。
それでは次に、各SIer企業の評価・考察を就活生向けに、具体的な数値と根拠に基づいて解説します。

特にSIer企業選びには、ブランド力、給与・福利厚生、事業の安定性・成長性、ワークライフバランス、キャリア形成支援などさまざまな要素が関与します。これらの要素を踏まえ、就職偏差値が示す企業の魅力を具体的に忖度なしで解説していきます。

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