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Fランの大手就活生存戦略


「Fランだから就活厳しい…」
「Fランに大手は無理なのかな…」
「ESに5時間かけたのにFランだから落ちた」


Xを見ていると26卒就活界隈では、
「Fラン」が就活における悪しき元凶であるかのような言説がタイムラインを渦巻いている。


では、果たして本当に
Fランに大手は難しいのか?






結論、全くそんなことはない。


ソースがいくつかある。

まず客観的なデータとして、
SIer王者「NTTデータ」の採用実績大学一覧を見てみよう。

【採用実績大学一覧】

早稲田大学、慶應義塾大学、東京大学、東京工業大学、上智大学、東京理科大学、大阪大学、筑波大学、青山学院大学、中央大学、立教大学、名古屋大学、明治大学、横浜国立大学、京都大学、九州大学、電気通信大学、東北大学、同志社大学、法政大学、一橋大学、千葉大学、東海大学、立命館大学、芝浦工業大学、首都大学東京、北海道大学、お茶の水女子大学、創価大学、東京外国語大学、九州工業大学、神戸大学、東京電機大学、東京農工大学、学習院大学、関西大学、金沢大学、津田塾大学、奈良先端科学技術大学院大学、福岡大学、マンチェスター大学、NY州立大学、実践女子大、小樽商科大学、神奈川県保健福祉大学、神奈川大学、東洋大学、日本大学、名古屋工業大学、名城大学、和歌山大学、横浜市立大学、岡山大学、関西学院大学、玉川大学、はこだて未来大学、埼玉工業大学、埼玉大学、前橋工科大学、宇部工業高等専門学校、群馬工業高等専門学校、高知工業高等専門学校、神戸工業高等専門学校、東京工業高等専門学校、苫小牧工業高等専門学校、富山工業高等専門学校、福井工業高等専門学校

参照:東洋経済新報社「就活四季報 2020年版」


見ての通り、ピンからキリまで様々である


これは、
他の大手企業も例に漏れない。


では、なぜ大手は
Fランからも採用するのか。

それは、
「業務遂行能力」と「大学入学時までの学力」は
信頼できるほとの強い相関がない
からである。

これは言い換えるなら、
「仕事ができる」と「数学や英語の勉強ができる」はイコールではないということである


仕事には仕事用の評価される科目が用意されている。

例えば、

・行動力
・コミュ力(厳密に言えば空気を読む力)

が最たる例だ。


大手は採用人数が多い分、
中小に比べ、採用スケールに余裕があり、
就活生一人一人の熱意を見ることができる


これを逆手に取る。


例えば、
「Fだから」ではなく「Fランなのにここまでの熱量がある」という逆張りの魅せ方だ。


ここからは、

・Fラン26卒
・大手内定狙い
・ガクチカなし

の3つに当てはまる人に向けて戦略と思考法を言語化していく。


1. 企業研究の捉え方とFランの行動戦略

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