アニメ『ワンピース』から学ぶ企業研究【後編】
※当記事は約5分で読めます【約2,000文字】
1. 当記事の位置づけ
【前編】では、企業研究をするための目的と、企業研究を考える際、ワンピースで考えてみる有効性について述べてきたので、【後編】の当記事では、具体的にワンピースを例に企業研究の考え方について触れていきたいと思います。
当記事は、2部構成になりますので、まだ【前編】を読んでいない方は、以下是非読んでみてください。
2. ルフィ海賊団を企業研究してみよう!
ルフィ海賊団を一つの企業だと考え、志望動機を考えていきます。
他にもバギー海賊団をはじめ、白髭海賊団や黒ひげ海賊団等、様々登場しますが、その海賊団という単位をそれぞれ企業だと定義します。
<ルフィ海賊団で考えたとき>
※すごく詳しい人からすると一部認識違いとかあるかもしれませんが、あくまでも「企業研究」を目的としているため、そういった点があればご愛嬌でコメント欄などにて教えてもらえると嬉しいです。
(1)前提:時期はイーストブルーで仲間集めをしている初期。(バギー海賊団やアーロン海賊団とドンパチやってた頃。)
〇この時期にルフィ(企業)が欲している仲間とは!?
⇒企業で言うと会社立ち上げ当初のこの時期、ルフィは明らかに仲間探しを目的としていたのでわかりやすいかもしれないです。
各役割(航海士やコック等)が全うできるクルーを探していました。
(2)前提:グランドラインに入った後の時期。
〇この時期にルフィ(企業)が欲している仲間とは!?
⇒ナミの高熱などそういった状況下で、グランドラインという過酷な環境を乗り越えていくために医者の必要性を感じていました。
(3)前提:グランドラインで、ドンキホーテ一味と戦う前後の頃。
〇この時期にルフィ(企業)が欲している仲間とは!?
⇒ルフィ海賊団の仲間を集めるというより、同盟を結ぶ規模での仲間が必要。トラファルガーローと同盟を結ぶことに。(企業で言うと自社の正社員採用ではなく、即戦力【中途】採用や企業との業務提携などを積極的に進めているなど。)
以上の3つの例のように、企業とは、成長フェーズによって、拡大しようとしている事業や規模など状況も異なり、それに伴いビジョンや成長戦略なども変わってきます。そんな状況が変わっていく中で、企業が欲する人材も変わっていくのです。
また、以下のような社風も自分との相性を知るうえで重要だったりもするので、是非調べてみましょう!
ルフィ海賊団に関しては、多くのクルーを抱えているわけではないため社風に変化はそんなに見られないですが、社員構成が変わると共に社風も時々で変わっていきます。
3. まとめ
ルフィ海賊団に例えてみると、物語としてルフィたちに起こる事件や冒険の数々の変遷(背景)を視聴者は知っているため、時期によってどんな状況(ビジョン)で、その時に何が必要(成長戦略)で、そのためにどんな仲間が増えるといいか(求める人物像)などイメージがしやすかったと思います。
それと同じように企業に関しても、イメージが鮮明になるレベルまで深く知る。それが企業研究です。
そうすることで、企業がどんな人材を現時点で求めているのかがわかってきます。そうして、相手を知って初めて、自分という人間をその企業にとってどう必要なのかをPR(自己PR)し、その企業のビジョンと自分の志向性が合致している(志望動機)ことを伝えられるわけです。
今回は企業研究についての考え方について書きました。
この企業研究を元に、どういう風に志望動機を考えていくのかについては、下記記事にて、またワンピースを例に詳しくまとめていますので是非読んでみてください。
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