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就活のネタはモチベーショングラフで探そう!(ワークシート付)

※当記事は約5分で読めます【約1,900文字】

1. 自己分析とは

就職活動においての自己分析とは、

(1)『強み』
(2)『価値観』

の2つを明確にすることがゴールとなります。

この2つを明確にすることで、エントリーシートは勿論のこと、面接においてどんな質問が飛んできても回答できるようになります。

つまり、テンプレートの暗記ではなく、自身を深く理解することで、的確に自分自身のことを伝えられるようになります

それこそが、ありきたりの言葉でなく、熱意のこもったオリジナリティーのある回答となり、人事に対してインパクトのある印象に繋がります

それが、内定という結果をもたらすのです。

また、『強み』と『価値観』を明確にしていくプロセスにおいて、

(1)   自分自身の価値観(軸)
(2)   具体的なエピソード

を可視化することが重要となってきます。

この可視化において最も有効な手法がモチベーショングラフとなります。

当記事では、モチベーショングラフの用い方と自己分析の考え方についてご紹介します。

ワークシートについては、下記からダウンロード出来るようにしましたので、自由にご利用ください。

2. モチベーショングラフの書き方

以下の例のように、自分自身の人生について、その時々に起こったイベント(出来事)と当時のモチベーションを可視化します。

3. モチベーショングラフを作成する際のポイント

モチベーショングラフを作る際、いくつかポイントがあります。

(1)モチベーションのプラスとマイナスの両方重要

モチベーションの上下の幅があるほど、人生の深みが可視化できるようになり、実際にマイナスからプラスにどう転じたのか等、その過程がそのまま今後の自己PRや志望動機に繋がってきます。

(2)まずは、人生におけるイベントをインパクトの強い順に一覧にしてみよう。

最初から、グラフで表現するのは難しい場合もあるので、まずは自分の人生を振り返り、イベント(出来事)をインパクト(印象)の強い順に一覧にしてみると、この後のグラフが作りやすくなります。

(3)イベントを思い浮かべる際のヒント

イベントを思い浮かべにくい場合、時間軸ごとに、下記に関する内容を考えてみてください。

<イベントを考える際の切り口>
・好き嫌い
・得意不得意
・人間関係
・受験など学生時代の節目
・部活や委員会など所属していた内容
・人から褒められるなどといった経験

(4)決して過去の出来事だけでなく、現在進行形のものでもよい

モチベーショングラフというと、既に終了している出来事(過去の出来事)を書きだす人が多いですが、現在進行形でも問題ないです。

むしろ、過去から現在に至る過程で人間性が変わっていることもあるため、鮮度の高い最近の出来事の方がいい場合もあります。

そのため、過去の出来事にこだわらず、現在の方がインパクトの強いイベントがある場合、それもしっかり書き出してください。

4. モチベーショングラフの見方

(1)   自身の価値観

下記、図のように、グラフの頂点になる転換点は、【自身の価値観=就活の軸】となることが多いです。そのため、頂点を〇で囲んでみるなど、転換点に注目してみましょう。

<図の場合>
想定外のイベントに巻き込まれるとモチベーションが下がる傾向にあるが、どんな時でも、改めて明確な目標を設定し、それに向かうときには必ずモチベーションが上がっていった。

(2)   エピソード

下記、図のように、転換点から次の転換点の間には、モチベーションの変化があり、その過程こそがモチベーションの増減に直結するエピソードだったりします。
そのため、増減過程にも注目してみましょう!

<図の場合>

 中学校でいじめにあう

自己顕示欲のためだけにいじめしか手段を選べないような人がいない学校(偏差値の高い)にいって、目標などを持った価値観の合う友人を作るために、受験勉強に励む。

高校受験に成功する

大学受験に失敗

大学受験は大きな目標としていたが、改めて就職というところに目標設定をし直し、大学生活を充実したものにする

5. まとめ

ここまでの作業で、モチベーショングラフによって、以下2点が抽出できたのではないでしょうか。

(1)   自分自身の価値観(軸)
(2)   具体的なエピソード

作成したモチベーショングラフから浮かび上がってきたイベントが、自身が影響を受けた大切な出来事(=就活のエピソード)であり、またその時の思考や判断軸こそが今の自分自身を構成する要素(就活の判断軸)であることが多いです。

これらを可視化することで、就職活動における「自己PR」や「志望動機」のポイントやエピソードとなる元を整理してみましょう。

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