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Xフェミさんたちリベンジ大失敗の巻 ~赤いきつね編~
またしても「繊細お化け」ことXフェミ(ぺけふぇみ)のみなさんがわけのわからない難癖をつけている。
さすがにこれ炎上させるのはもう無茶苦茶やろ。カップ麺食べるキャラの頬を紅潮させることさえ性的で我慢出来ないというのは病気。企業はそういう「繊細お化け」に配慮して、彼らを付け上がらせてはいけない。謝罪や修正などせず、毅然としていることが企業の社会的責任でさえある。 https://t.co/8vyq7XYPDi
— 朱夏論(しゅかろん) (@ura_account55) February 16, 2025
赤いきつねのプロモーション動画が炎上しているのである。
……いや、炎上と言うよりはボヤに近く、炎上させようとした側が大火傷しているというのが現状の正しい表現ではある。
とりあえず動画を見てもらえればと思うのだが、炎上する要素ははっきり言って微塵もない。
なにが気に入らないのか。
当事者たちの意見を聞いてみよう。
頬赤らめて目瞑ってクネクネしながらうどん啜る女なんてこの世に存在しないし気色悪いCMだけど、現実を知らないアニメ好きの気持ち悪い男はこれ見て「うおおお可愛い!」ってなってバカ買いする奴もいるだろうからこのCMは正解だよね。どん兵衛のどんぎつねもそう。一般層には刺さらない。 https://t.co/XGFfcN22t9
— ゑ (@3TBts6NCNu45224) February 16, 2025
こういう些細な描写一つ一つで、大袈裟かもしれないけど心は摩耗する。女性が男性と同じく人間として扱われる社会が2025年になっても到来していないことに絶望しながら。いつまで無意味に不必要な場面で性的なアイコンを投影され続けなくてはいけないの?馬鹿にされながらも声を上げていくしか道はない https://t.co/QYATcHu0ld
— ゆのの (@trb_no_no) February 16, 2025
「こういう女の子(客体)いいよね」っていうのが全面に出てるの、服を着てるだけでポルノ的、アダルト女優的なんだよな https://t.co/3RPQ06cRf8
— 山田 (@yamadaelectric) February 16, 2025
私があえてレベルの低い意見を選択的に抜き出してきた……というわけではない。
これがXにいおりを結ぶ当代随一のナイーブ無双、「繊細居士」のみなさんの標準的なご意見なのである。
ちなみに異常なご意見としてはこのようなものもあった。
女が飯食ってるアニメってみんなAVみたいでキモイ 後ろから珍棒つっこまれて喘ぎながら飯食ってるみたい https://t.co/drPeYdtlsh
— さち🥥 (@crystalcinnamo) February 16, 2025
通常の感覚であれば「後ろから珍棒つっこまれて喘ぎながら飯食ってる」ようになど見えない(普通に感動系のドラマを見ながらカップ麺すすってるだけ)のだが、打たれ弱さにステータスを極振りしたみなさんには、これがAVのように見えるんだそうである。
んなわけねーだろ 大丈夫かオマエ
要するにいつものピエンピエンという被害者仕草の大合唱なのだが、それにしても今回のはあまりにもひどい。
過去の炎上案件と比べてみよう。
炎上は大きく分けてだいたい三つぐらいのタイプに分けられる。
①巨乳系
②局部強調系
③ステロタイプ系
(要するにジェンダーロールが偏ってるという類の炎上)
今回のはどれも当てはまらない。
批判者のみなさんが主張しているところによれば、
「頬が赤い」
「くねくねしている」
などと述べられているが、頬が赤いのは、部屋が寒く(白い湯気の描写)、そしてドラマで感動して涙を流しているからだ。
ドラマで泣きながら、冬に温かいカップ麺をすするのは至福の体験であろう。
食品の宣伝として抜群の出来だと私などは思う。
したがって、頬が赤いことにはストーリー上・演出上の理由があるのであって、批判には値しない。
くねくね(?)については意味がわからない。
炎上の専門家(?)なる人間も参戦しており、ここぞとばかりに犬笛を吹き鳴らしているのであるが、逆に本人が大炎上する始末である。
女性の表象で批判を受けている炎上広告。炎上理由は以下。
— 中村ホールデン梨華 (@EnjoCheck) February 15, 2025
✔️非現実的な女性表象
✔️男性版との頬の赤さの違い
✔️つまり男性視線の広告
そもそもアニメ文化が女性を性的に扱う目線が強いので、広告にアニメを使うときは企業側がリスク管理しなければならない時代。 https://t.co/OZucYHdPJU
男女の対比はイギリス広告ガイドラインで規制される表現。今回は2つの異なる広告なので対比ではないが、男性の映され方と比べることでアニメ独特の女性の特徴が見える。そこには男性視線、いわゆる性的文脈の視線は少なからずある。https://t.co/Mgar46qdPB
— 中村ホールデン梨華 (@EnjoCheck) February 15, 2025
これにはさすがに私も横転した。
イギリスの広告規制をなぜ日本の会社(東洋水産)が守らないといけないのだ?
これはマジで全く意味が分からない。
難癖としか言いようがない。
この広告コンサルを名乗る女性は、炎上広告作り直しプロジェクトなるものにかかわられているそうであるが、現在のところ、彼女のポストのほうが絶賛炎上中である。
イギリスの広告規制がいかに狂ってるかというと、難癖をつけた者勝ちという、推定有罪で制度が動いてること
— 古賀氏郷(仮) (@KogaUjisato) February 16, 2025
クレームを寄せられた広告主が、自分で無罪を立証しなければならない
だから「炎上対策コンサル」なる利権家が跋扈する
日本では推定無罪が原則なので、問題の広告が違法かどうかが基本になる pic.twitter.com/bYnW473VRq
そもそもだ。
美味しいものを食べるときに頬を赤らめたりするのはよくあるアニメ・漫画の表現技法だ。
別に性的な描写には限らないのである。
例の赤いきつねのSNS広告に対して「頬を赤らめててキモい❗️性的消費だ❗️」って騒いでる人たちは、この画像も性的に見えてるんですかね? pic.twitter.com/WMo5QuDUVF
— ナノナノ (@takoraisu2525) February 16, 2025
ではなぜわざわざこんな無害な表現を燃やしたのか。
伏線がある。
そう、東洋水産と言えば、さかのぼること5年前、2020年11月にフェミニストから「ジェンダーロール系」の苦情で炎上させられた「マルちゃん正麺」のPR漫画だ。
このとき、東洋水産は、これまでの炎上被害企業のようにあわてて広告を消すのではなく、毅然と対応し、当該作品の公開を続けた。
批判意見よりも、応援の意見がはるかに多いことを冷静に分析した結果だ。
そしてなにより、イラストレーターをはっきりと擁護し、クリエイターへの飛び火を防ぐという対応をとったことだ。
なお前作「夫婦正麺」と「親子正麺」ともに、あらすじや台詞などの原作は、弊社の責任の元に制作・公開しておりますので、原作者ではない作画担当の方に対するコメントは差し控えていただきますようお願いいたします。
— 【公式】マルちゃん正麺 (@maruchanseimen_) November 18, 2020
フェミニストからのクレームに安易に屈しない、この毅然とした対応は、ネットでも広く評価され、賞賛のコメントが相次いだ。
マルちゃん正麺、「テンプレ謝罪なし」「『内容の全責任は自社にあり、作画担当の非はない』と明言」「連載は継続」という過去の企業炎上案件から学びまくった完璧なアナウンスを出してて最高だった。 https://t.co/6HcfNn9q8z
— 深爪 (@fukazume_taro) November 18, 2020
真摯なご対応に感銘致しました。
— ♨️ ♫ ぱなし (@notalMCZ) November 18, 2020
理不尽なクレームも企業に正当性、そして毅然とした対応があれば自ずと鎮静化します。現に今回も批判的なリプをした方も自らを省みるところがあったのか(皮肉です)、大半が削除されています。これからも食べて応援させて頂きますので、素敵な漫画をご提供下さい。
そして、この種の難癖ともいえるジェンダークレームに対する対応の見本として、現在まで言及されるに至っているのである。
東洋水産は、当時、無敵状態だったフェミニストに対して、いわば初めて土をつけた因縁の相手だったのである。
そして、この頃ぐらいから、企業がフェミニストの理不尽な難癖クレームに屈しない事例が増えてきた。
というより、もうたいていの企業がいちゃもんフェミニストを無視するようになって久しい。
なにもかも小生意気な東洋水産とかいうカップ麺会社のせいだ。
そこにきて、頬赤らめ動画の登場である。
あのときの恨みはらさでおくべきか。
これはXフェミたちの5年越しの壮大なリベンジの物語なのである!
まあ、確実に失敗(敗北)するだろうけど。
5年前でもほぼほぼ難癖だったのであるが、それでもまだ、ジェンダーロールどうこうという理屈があった(いちおう)。だが今回はまったくない。
理論武装ゼロ。
フンドシ一丁で大挙して地雷原に突入である。
そして案の定、ことごとくが機関銃掃射のような正論の嵐を食らって、逆炎上して屍をさらしている。
なんだろう。
レミングの集団自殺かな?(あれディズニーの創作らしいけど)
というか、さすがに敗北が見えてるので、著名人フェミニストアカウントは誰も乗っかろうとしていない。いつもはフェミネタとなれば欣喜雀躍して殺到する人文系学者とか人権派弁護士のみなさんも息をひそめている。
せめて屍を埋葬するぐらいはしてやれよと思うのだが。
どころか、普段はややフェミ寄りの発言をしている人すら、今回に限っては自制を求めるありさまだ。
これがダメってさすがにおかしい。
— ハナブサ ノブユキ (@Hanapan8723) February 16, 2025
叩いている人の多くが「頬が赤いのキモい」といってるけど、1カット目で赤いきつねが先に用意されてて、次で映画かドラマ見て、もう顔赤くして泣いてるじゃん。
その流れでカップ麺食べたらこうなるよ。
読み取れていないのに思い込みでバッシング。怖いって…。 https://t.co/5h9y0URvtS
「赤いきつね」について
— ハナブサ ノブユキ (@Hanapan8723) February 16, 2025
こういうとき、本当にSNSって嫌だなって思う。…
ハナブサ氏の発言はいちいちごもっともで、うなずくことしきりだったのだが、引用ツイートを開けてみると、ハナブサ氏を誹謗中傷するフェミニストの金切り声であふれかえっていた。
もうね……
これ、地獄の釜底かなにかですか?
というか、今回も結局、アニメーターもコンテ作ったのも女性というオチまでついている。
赤いきつねwebCMの監督、コンテ、キャクターデザイン、演出、作画監督を担当させていただきました!
— 山下RIRI (@RIRI45309899) February 10, 2025
ホッと染み渡る映像になってたら嬉しいです!
スタッフの皆様お疲れ様でした....!
美味しそうすぎる!! #ひとりのよると赤緑 pic.twitter.com/HggThGMWFg
フェミさんたちさあ……
マジで現代インターネットのフェミニズム、女性活躍の邪魔しかしていないのである。
もう女性も含めて大部分の良識ある人間は、内心いい加減にしろと思っていることだろう。
このままレミングよろしく過激化の方向へ突っ走り、世間の良識という崖から集団ダイブするところまで進まないと止まらないのだろうか。
いや、死してもなお、インターネット空間に怨念をまき散らし続ける存在になるしかないのだろう。
それこそ、幽霊のように。悪霊のように。
これが「繊細お化け」たるみなさんの結末である。
ナムアミダブツ!