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福笑いと偶有性 感情#20

棚の中から未開封の福笑いが出てきました。少し早いですが、もうすぐ正月ですね。はやい…。

いつ買ったのかも分からない福笑い。使い道が遊ぶことしか思いつかないこれを、誰とどう遊ぼうかなと考えていました。ひとりで遊ぶ?でも、ひとりの福笑いはきっと退屈です。やはり家族とが良いでしょうか。

福笑いは顔のパーツを配置するというシンプルな遊びなのにも関わらず、ルール以上の面白さがあります。

福笑いでは「顔ができるだろうと予想できる反面、それが全く異なるものになるかもしれない」という不確実性が肝になっていそうですね。

このような、規則に則った想定と、そこから逸脱した予想外のどっちに転ぶか分からない性質を「偶有性」と呼ぶようです。


人生で生じる問題や困難は、出来れば経験したくはありません。僕の性格上、予定外のことが起こると精神的な問題で軌道修正するのに時間がかかってしまいます。

そのため、出来れば全てが予定調和のように順序よく進めば良いなと感じることが多いです。

しかし、偶有性を見るための眼鏡をつけていれば、予想外は人生の味付けになるのかもしれません。

雨中の散歩で出会った猫。
スーパーで見つけた割引品。
変化と崩壊。
ドキドキとワクワク。

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朱夏
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