司法書士の採用について
結論としては、採用を考えている個々の司法書士事務所が、司法書士が入りたくなるような事務所情報を発信すべきです。
その理由は、マーケットの狭さにあります。全国で500人、東京で150人しか合格者がいません。採用のターゲットになるのは、半分以下です。75人以下。この数字から何が推測できるか。
人材紹介の会社にお願いすれば採用できると司法書士事務所は考えます。しかし、上記のマーケットの少なさから、それほど抱える人材の数は多くありません。
そして、さらに、マーケットは減少傾向にあります。そうなると、人材紹介会社がそのサービスに魅力を感じなくなり、この業界から撤退します。やったとしても、コストをかけることができなくなり、いずれにしても衰退していきます。
結果、司法書士会に求人を乗せても、人材紹介会社に求人を依頼しても採用できません。そして、その先には、司法書士は誰も司法書士を採用できないので、一人でやれる範囲で業務縮小して、業務を行う未来になります。
では、どうしたらいいか。情報発信をしっかりすべきです。楽しそうな事務所、やりがいのある事務所、働いていてここだなと思える事務所。
そんなコミュニティができている事務所がこれから求められます。
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