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第45回予言者の会 トニー賞

 久しぶりの予言者の会です。
 前回は「劇王2022」の優勝者を予言しました。なんということでしょう。「劇王」は関係者にコロナ感染者が出てしまっため中止なってしまいました。この未来は予言できませんでした。我々に予言者を名乗る資格はありません。関係者が受けたダメージが一日も早く癒えることを祈っています。
 
 さて、今回我々は「トニー賞 演劇作品部門」を予想します。
 トニー賞はアメリカの舞台作品に贈られる賞で、ミュージカル部門が有名ですが、演劇作品賞もあります。ノミネートは以下5作品。
 
クライズ
 リン・ノッテ―ジの明るいコメディ。料理人たちは自分たちの人生と新しメニューを作り出す。
 
ハングメン
 日本語版も上演されています。死刑執行人をしながら、バーを経営するハリーのもとに、不審な男が現れる。
 
リーマン・トリロジー
 アメリカに移民したリーマン一家の三世代の物語。
 
ザ・ミニッツ
 地方の小さな町ビッグチェリーニよそ者が来て嗅ぎまわる。この町には大きな秘密があるようだ。
 
スケルトン・クルー
 デトロイトの自動車工場で働く労働者。工場が差し押さえかも?
 
以下、予言的中率の高い順。
 
アル中キミちゃん(予言的中回数8回)
 トニー賞は「クライズ」に一票。
 この作品とは無関係だけど以前韓国のソウルで「ラムタ」というミュージカルを見ました。
 「ラムタ」は漢字で「乱打」。料理コメディなのですが、ライブキッチンで、ナベや包丁をダンダンならしながら料理の完成を目指すもの。
 調理器具がパーカッションになっていてすごく面白かった。
 料理モノということですごく興味をそそられます。
 
まくどがる(予言的中回数7回)
 トニー賞は「スケルトン・クルー」。身につまされそう。
 
赤い彗星のシュウ(予言的中回数6回)
 トニー賞は「リーマン・トリロジー」。私は三世代の物語を三兄弟の物語と読み間違えていた。まぁ、兄弟とか、肉親の問題は難しいですよ。
 
もう少し痩せたい直樹(予言的中回数4回)
 トニー賞は「ハングマン」で。ヘビーな話が期待できそう。
 
 もちろん我々はすべての舞台作品を応援しています。そして、これは決してかけ事ではありません。予言を的中させても得られるのは予言者の称号のみ。また、我々はトニー賞演劇作品賞にノミネートされたどの関係者からも贈与・饗応を受けておりません。
 トニー賞発表は今日。あれ? もう発表されている?
 次の予言者は君だ!
 
イラスト by とみとみ

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