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ざっくりベトナムー進出してる人・企業

(注)ざっくりと進出している人ではないですよ

≪1.ベトナムには日本人何人いるの?≫


☆日本人2万2125人(2018年末 外務省)
(都市別:ホーチミンが1万1,581人・ハノイが7,752人)
多いか少ないかは人それぞれですが、コミュニティは超狭いですね

ちなみに・・・
☆韓国人17万2684人(2018年末調査 韓国外交省)

※写真は日越IT交流会Hanoi「TOKYO BROTHERS」の皆さんです。様々な交流会が連日、どこかで行われています。

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≪2.ベトナム進出企業は?≫


・推計1,848
(北部ベトナム ハノイ、ハイフォン他:723社・ホーチミン:998社 ダナン127社)

企業名:キヤノン、パナソニック、ホンダ、トヨタ、富士通、日本電産、ブリヂストン、富士ゼロックス、マブチモーター、イオン、ファミリーマート、など

備考:
・ベトナム日本商工会(ハノイ、ハイフォン、北部ベトナム)723社(2018年12月)
・ホーチミン日本商工会 998社(2018年12月)
・ダナン日本商工会 127社(2018年12月)
JETRO調べ
https://www.jetro.go.jp/world/asia/vn/basic_01.html

※この数字は商工会議所所属で算出しているのであまりあてになりません。
トラディショナルな会社は商工会議所に所属しますが、ITやベンチャー中小企業の商工会議所への加盟は非常に少ないと感じます。
現に、私の周りの企業さんも商工会議所に所属してない方も多々見受けられます。

≪3.日本企業投資状況≫


2016年 574件(25億1,000ドル) 2017年 601件(87億1,900ドル) 2018年 643件 (83億4,300ドル)

≪4.国別累積FDIは?≫


FDI(Foreign Direct Investment / 海外直接投資)の「2019年3月までの累積」国別

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ざっくりなので途中飛ばして7位中国・・・意外に少ないと感じられたのではないでしょうか?

≪5.業種別の進出状況≫


.製造業 47% 2.卸売業 20% 3.サービス、ソフトウエア開発 5% 4.その他
すみません・・・・・・・・・・・・この辺のデータが2016年くらいなので私の感覚ではソフトウエア開発などの業種が割合を伸ばしているように思えます。

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(このこの名誉のために・・・実物はめっちゃ綺麗なんですよ。)

≪6.ぶっちゃけ儲かってんの?≫


ここはおいおい詳細を話していきますが70%以上の企業が「赤字」といってもいいでしょう。(もっとかな?)
様々な調査では50%くらいが赤字、50%が黒字と言っていますが、どうでもいいアンケートにみなさん自分に嘘をつかれますので・・・。
実際、私が何社かの会計コンサル、金融機関に聞き取りをしたところ80%以上は赤字であると述べていました。

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≪7.赤字の理由≫

赤字でもいいんだよっ!て企業も中にはあります。
・赤字でもよい(ベトナムにコストを集中させているから)
・起業、開業まもないから
・想定よりコストがかかった
・想定より売上単価が高く設定できない
・取引先の業況

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≪8.まとめ≫


ベトナムの経済成長率7%前後と日本の10倍の成長率がありながら「中進国の罠」に近づいているという意見もあります。
元々、チャイナ+ワンで進出が増加したベトナム。毎年、6%前後の最低賃金の引き上げ、高度人材の引き抜き合戦により賃金の上昇。などで本当にベトナムに進出するメリットはあるの?という業種や経営形態もありますので進出前によく検討される事をお勧めします。
とはいいつつも、個人的見解は「まだまだ人件費、物価は安い」と感じております。中国は先進国へ昇格していますが、タイなどはまさに中進国の罠にどっぷりとつかっています。

先行者利得という点ではもうすでにアドバンテージは低いかもしれませんが、ベトナムがもつポテンシャルは地政学的にも政治や治安、国民性からも他の諸外国に比べ十分すぎるポテンシャルがあるものと感じています。


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じょう Shuji Jozaki (城崎 修治)
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