長岡ドライブ!とりあえず雪積もる前にいってきなって!
4日間のお休みをもらった!
数年ぶりの夏季休暇!(2年前は自主超長期休暇があったけど)
ということで、6年ぶりにご先祖様のお墓参りをメインとして、新潟県長岡市までひとり旅をしてきました。
たった一泊二日の観光だったけど、とても楽しかった(おいしかったとも言う)ので、それを記していこうと思います。
埼玉の実家に立ち寄り、車を借りてから、関越高速道路をぶっ飛ばす。
けっこうあっという間に長岡ICに到着!
まずは腹ごしらえ!
向かうは、ラーメン屋さん「いち井」。
ずっと前からラーメン好きで、一風堂さんがラーメン屋さんで食べたくなるキャッチコピーでも最優秀賞をいただいたオレがはっきり言う。
ここのラーメン屋さんが1番おいしい!
13時を過ぎていたけど、10人待ち!
土日じゃなく、月曜日なのに10人待ち!
しばらくして、店員さんが案内してくれた。
その際、人数確認だけではなく、その後に「ご来店ありがとうございます!」と深々とお辞儀。
この姿勢がラーメンのおいしさに表れているのだろう。
まずはこの店内の写真を見てもらいたい。
本当にこれがラーメン屋さんなんだぜ!
古民家風カフェじゃないんだぜ!
カウンターが7席とテーブル席が3つあるだけ。
こんな広い店内なんだから、真ん中にもテーブル席を設けてさぁ!とか言いたいところだけど、そうじゃないんだろうな。
うんぬんかんぬん余計なお世話を逡巡していると、お待ちかねのラーメンがやってきた!
すぐさま食べたい気持ちを抑えて、記念撮影を1枚。
いただきます!
うまい!うますぎる!いち井のラーメン。新潟名店いち井の焼きあご塩ラーメン!(これは埼玉県民がわかればよし!)
2016年にいただいたものと比べてみると、柚子の代わりに鷹の爪と干し海老が入っていた。
これほどの人気店にも関わらず、それでも進化しようという心意気も素晴らしいと、向上心皆無のオレはそう思う。
完食したのと同時に、今回もいい旅の最高のスタートを切ることができた!
いつもありがとうございます!
近くのコンビニでタバコを吸う。
そう!新潟ならコンビニの入口付近で吸えるのだ!
ラーメンのおいしさとは、ラーメンそのものを食べるだけではなく、食後の一服がどれだけおいしいかで決まるのだ!
ありがたいことに、6年ぶりにしっかりラーメン、その後のタバコを味わえた。
いつもありがとうございます!
まだまだ長岡の市街地には行かないよ〜!
お次は、日本海へと突き進む。
ここでおすすめしたいのは、寺泊海水浴場!
1時間くらいで到着して、最初に向かうは「魚の市場通り」。
魚屋さんをはじめ、いろんなお店が一直線に並んでいる。
中には志田仏壇店となっているのに、お酒を販売しているお店もあって、これまたおもしろい。
そこで、サバの丸焼きをいただいた!
ラーメン(大盛り)食べたばっかだし、小さめサイズの鮎でよかったんだけど、なんでここで川魚を食べなきゃアカンねん!とセルフツッコミをしつつ、サバをいただくことにした。
もちろん注文後に温めてもらっている。
本当は牡蠣バター焼きを注文したかったけど、こういうダイナミックな写真を撮りたかったんですわ。
しょうゆなんていらんのよ!
皮目の塩味だけで充分!
お隣の席にいたカップルが、なんでこんなところで浮気をしているかどうかでケンカをしていたのはわからないけど、うまく聞き流しながら、おいしくいただきました。
そして海!
この日は9月も半ばに入りそうな12日だというのに、まさかの30度!
ボクサーブリーフでいっちょ泳いでやろかな思ったけど、砂浜にはそれなりに人がいたので自重してみた。
オレ、えらい!(みんな、褒めなさいよ!)
寺泊の最後は、ゆったりと温泉!
海洋深層水を引いている「きんぱちの湯」にて、いろんなお風呂に浸かる。
日本海を眺めながらの露天風呂が最高だったけど、羞恥心が一般人より欠如している人におすすめしたいのがある!
それは、サウナでたっぷり汗を流したあと、そのまま露天風呂の横にあるマットに寝そべること。
しかも大の字になって、潮風とお天道様を体に満遍なく浴びるのだ。
これが真の「整う」だ!
館内にはお食事ができるスペースもあり、なんとこんな張り紙もあった!
ほぼ半額やないかい!
宿泊施設もできるので、酒盛りしたい人たちにおすすめしたい。
事実、こんなご時世だというのに10数組が宿泊していた。
やっと長岡市街地へと向かう。
これまで無駄ない道のりで進んできたんだ。
寄り道をしようじゃないか!
きんぱちの湯を出たのが17時過ぎ。
ゆっくり南へと海岸線を走っていた。
まぁ狙い通りで、美しい日の入りを見ることができた。
こればかりは、ちゃんと自分の目で見てもらいたい!
写真に収めればいっかのレベルじゃないのよ!
映えるそうだから、撮ってみた。なんかじゃないよ!
写真を撮ろうと立ち止まってみ!
自然とスマホを下ろして、立ち止まるぜ!
その美しさに!
いろいろ疲れたり悩んだりしたら、日本海の夕日を見ようじゃないか!
きっとそれだけで救われることはあるよ。
夕焼けも見たかったけど、オレには美しさを眺めることなんかより、これから長いメインイベントがあるのだから、ここいらで市街地へと進む。(お墓参りが目的じゃないんかい!)
それでもバックミラーに映る夕焼けは美しかった。
山々が阻んでいたけどさ。
長岡駅前のホテルにチェックイン。
さらっとテレビでニュースを見て、すぐさま外出!
向かうは居酒屋「山屋」。
お隣のビジネスホテルに泊まるほどのお店。(とはいえ、ここじゃ終わらせないけど)
ここのお店、とにかくいい!
おまぬけな招き猫が、来店を心待ちにしている。
でかいお盆を敷いてくれてから、案内してもらえる。
オレは普段ビールかホッピーしか頼まないけど、ここでは日本酒を頼んでしまう。
もちろん、ビールをしっかり飲んでからなんだけど。
お客さんが少なくなってきたのを見計らって、店主さんにおすすめの日本酒を聞けば、山間(やんま)なる名酒を薦めてこられた。
どうやら生産量が少ないため、都内では飲めないらしい。
そんな山間は、もちろんおいしくて、ちびちび味わいたいところ、まあまあなペースで飲んでいると、早くグラス空けて!と後ろから突然声をかけられる。
振り向けば店主がいる。
別の酒瓶を持って。
「これは、わたしからのご馳走です。」と言いながら、注いでいただいたのは、おそらくこのお酒。(おそらく)
ワイン工場がつくった日本酒もおいしかった!
フルーティー!(庄司のミキティよろしく)
さて二軒目であるが、すでに決まっていた。
車を停めたコインパーキングのお隣にある、こちらのお店!
店名もかわいらしい、キャラメルママ。
長岡駅周辺にあるお店とは違った雰囲気がビンビンに伝わってくる外観に怯えることない。
「まだやってますか〜?」と入店。
そこでまさかの出来事!
先ほど飲んでいた山屋で働いていた店主を除くおふたりがいた!
「さっきはありがとうございました。」とあいさつと同時にお隣に座らせてもらった。
ここでいただいたのは、バナナチーズケーキ!
これって他のお店でもあるのかな?
絶対メニューした方がいい!
まさかのおいしさでひと口食べた瞬間に「うまっ!」って叫んでしまった。
そのあとも、なんだかんだお客さんたちとお話しをさせてもらい、楽しいままでお店を出た。
本当に素敵なお店でした。
まだ帰れない。
もう帰れない。
だって、長岡の夜が楽しいんだもん!
でも、ここは都内ではないので、飲食店の閉店時間が短い。
おとなしく帰るかぁ。と半分あきらめかけたところ、こんなお店が!
けっこう酔っ払っていたけど、大阪出身のかわいい女の子がつくってくれたたこ焼きはおいしかった。
そんな勢いで、まだまだ飲める!
オレ以外のお客さんは、仕事つながりだったようで、L字のカウンター席で業務内容についてあれこれ議論を交わしていた。
こんな時間でもお酒を飲みながら仕事のことを話すのは、日本人特有のことではないだろうか?
ここで大粗相をかましてしまった。
いつの間にか寝てしまっていた。
初めてのお店で、寝てしまうという失態。(初めてでなくても迷惑じゃ!)
でも、大阪かわいい子は「寝ていた時間はカウントしていないよ!」と、ぼんやりしていたオレにやさしい笑顔をくれた。
かわいいしやさしいし、もう長岡に移住しちゃおうかと思うほどだった。(そこまでではない)
サービス券には、なぜか林(リー)さんになっていた。(リーさんなら季やろ!なんてツッコミはできないよねぇ。)
そんなこんなで、長い長岡の夜は終わり。
ゆっくり準備して、栃尾という場所へ。
元々は栃尾市という地名だったのだが、2006年1月1日に長岡市に編入した街だ。
かの上杉謙信のゆかりの地であり、なんといってもおすすめしたのが栃尾の油揚げである。
普段でもスーパーで買うことがあり、フライパンで軽く焦げ目がつくまで焼いて、ネギと納豆を乗せてしょう油をかけるだけでごちそうになるご当地グルメだ。
今回、旅行に行く前に調べてみたら、なんと揚げたてが食べられるお店があることを知った。(なんでこれまで知らなかった!)
それがこちら、毘沙門堂さん!
しょう油と味噌、キムチの3つからトッピングを選べるので、今回は味噌でお願いした。
さっそくいただく。
これが揚げたてかぁ!
うまく表現できないけど、やさしいのよ。
とにかくこれは今まで食べてきた油揚げの中で、もちろんナンバーワン!
食べ物は、やっぱり作りたてがおいしい!
腹ごしらえを済まして、やっと今回の旅行の最大の目的であるお墓参りへ。(ご先祖様、すみません。)
こんな高台にある見晴らしのいい墓地。
この日は30度を超えていたため、汗をダラダラ流しながらもお墓に水をかけてお花を供える。
ここで凡ミスが発生。
お線香は買ったのだが、チャッカマンを忘れた。
しかたなく、ライターでつけようとするも、火力が弱いため着火するまでが長い。
あちいなぁ、きっとご先祖様たちが笑っているぞ。と思いながらも、5分近くかけてやっとお線香を供えることができた。
あぁ恥ずかしい。
6年もの間、お待たせいたしました。
次に向かうのは、杜々の森。
こちらは全国名水百選にも選ばれているところで、とにかくお水が冷たくてうまい!
2リットルのペットボトルを2本持ってきたので、さっそく汲ませていただく。
さっきのお墓参りで汗をかいたので、頭から水を浴びる。
なんという贅沢なシャワーなのだろうか。
ただあまりの冷たさに、10秒も浴びることはできなかった。
さらに、のんびり足湯ならぬ足水に浸かった。(無論すぐ出たし、すね毛は失礼)
そして、まだ早い時間だが、ここで帰路へと向かう。
なぜならここから実家の埼玉(ほぼ東京方面)まで高速道路を使わないで帰りたいから。
カーラジオをFM NIIGATAのチューニングに合わして、した道長距離ドライブのはじまり!
山道の自然を眺めながら、小千谷市へと向かい、小千谷駅で休憩。
錦鯉が有名ということで、こんなものが駅前にあった!
食われるんじゃないかとおそるおそる近づいてみると、それは地下道でした。(察しはつくやろ)
とにかく国道17号をひたすら南下。
そして、浦佐駅に到着。
駅前には田中角栄先生の銅像がデーンと立っている。
しっかり雨除け付き。
そりゃそうだ、上越新幹線も関越高速道路もつくった政治家だ。
新潟県民なら誰もがその実績を感謝しているに違いない!
実際、栃尾の祖父母の家は、田中角栄のポスターで壁が埋め尽くされていた。
あっ!そういえばお昼ごはんを食べていなかった。
なんかいいお店ないかなぁと走っていると、おにぎり屋さんを発見!
そこで3つほどいただいた。
さすが米所!
いたってシンプルながら、本当においしかった。
しばらく走っていくと、道の駅南魚沼へ。
あれやこれやおみやげを買って、タバコを一服。
ここで、こちらをオレおみやげに買った。
これを食べるのは、小学生以来じゃなかろうか?
すっかり存在を忘れていた。
食べながらパッケージを見てみると「薄荷糖」と書かれている。
「ん?!薄荷糖だと?!」
オレは「薄荷棒」と長年勘違いしていた。
後日、母に確認したところ「薄荷糖」と教えていたらしい。
ガビーン!
ここから峠越え。
三国峠へと進んでいく。
ワインディングロードをくねくねと曲がりながらひたすら登って降ってを続けていく。
もちろんエアコンはONにせず、外からやってくる空気を浴びていた。
自然というのは、時には脅威ではあるけど、本当にありがたいと思った。
新潟と群馬の県境過ぎると、猿ヶ京温泉という所があるのだが、ここでまさかの出来事!
車線の反対側からなんか視線を感じるなと思い見てみると、なんと野生の猿が4匹もいた!
おぉ兄弟よ。と思ったか思わなかったかは別として、初めて野生の猿に出会えたことにびっくりした。
だから猿ヶ京温泉という地名なのだろうか?
そうこうして走行していると、とうとう片側1車線だった国道17号も2車線となる。
だんだん首都圏に近づいてきたんだなと実感するも、到着まではまだまだ先。
それでも疲れも食欲もないので、途中どこかに寄ることなく、ただただ南下。
そして、やっと埼玉県へ。
熊谷あたりで休憩。
缶コーヒーを片手にタバコを一服。
うまい!うますぎる!BOSSレインボーとLUCKY STRIKE!である。(再度、埼玉県民がわかればよし!)
その後はなんてことなく22時過ぎに到着!
8時間以上の運転が終わった。
昨年は大阪〜東京間を同じ時間くらいで運転したけど、今回はした道ということもあり、到着後はなかなかの疲労感があった。
6年ぶりの新潟長岡観光(お墓参りじゃないんかい!)は、これにて終わり。
都内では味わえないものをたくさん体に吸収できた!
来年もまた長岡に行きたいなぁ。
たこ焼き屋さんのあの子に会いに。(結局、そんなオチかい!)
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!